第十三話 授業
※話数の投稿順が前後してしまったため、順番を修正しました。
オレリス 中央総合ビル
「ね、聞いている、一年生の魔法基礎の先生は大魔法使いだよ」
「まじで、いつもの爺さん先生は?」
「もう年を取って、今年に引退した、それを別にして、今回の先生は若いイケメンだよ」
「若い大魔法使い…まさか入学時に暴れている人?ちょっと怖いな…」
「これがわからないよね、今回は自分のメイドのため貴族へ手を出したんのだ」
「でも…」
「うわー、先生に守ってくれて様子を考えればワクワクだ、雷をビリビリさせれば全然構わない、むしろさせたい!」
「お前、なんがえむぽい、キモイ~、やめてくれ」
「一緒に見に行こうよ…」
魔法基礎教室の中に、300人くらい学生が集まっている、遅刻する人がない、喋る人がない、なぜならば、怖い雷竜を現場で感じる学生は今回の先生の性格がわからないがその実力が深くわかった。
ドン、ドアを開けた音とともに、先生制服を着いてる陸虚は教室に入た、教室には張り詰めた静けさが漂い、針が落ちる音すら響きそうだった,教壇に立っている陸虚は話せず、魔力を解放された、ビリビリしている学生の前に、紫色の『陸虚』が浮かべている。
「僕の名前は陸虚、今日からあなた達に魔法基礎を教えます、始業日の日にみんな、みんなの家族に迷惑をかけて本当に申し訳ございませんでした」
「先生、大丈夫、その日の事情は私達が分かっていた、先生のせいじゃない」
小さな声で陸虚のことをかばうように説明する生徒がいた。
お辞儀を丁寧にした陸虚は緑色のメガネを指で押し上げた。
「僕はここに誓います,決して、二度と自分の生徒を傷つけるような行為はいたしません!」
学生達に約束をし、陸虚は今日の授業を始まった
「魔法を感じる前提は強い精神力、どんな属性の魔法使いでも、強い精神力は深い魔力の象徴、この大陸に精神力を鍛える方法は、ほとんどが貴族によって独占されてたが、今日から僕は精神力を鍛える秘法をみんなに教える。」
そう言った瞬間、教室のあちこちでざわざわとした空気が広がった。
「秘法の名前は『望月凝神術』,潮の動きや月の形に合わせて、月の光を取り込むことで精神力を鍛える秘法なんだ、これから雷で文字を描いてみせる,読めなくてもいいから、その形とわずかな波の動きをちゃんと覚えてください。」
その言葉が終わるや否や、雷光が空に奔り――まるで天に刻まれるかのように、雷の線が絡み合い、ゆっくりと文字が姿を現す。
「不思議だな、文字が読めないが奇妙な感覚が浮かんで来た。」
学生達はそう思っている。
「夜、月が昇る時――これらの文字を観想せよ。形に意識を集中し、その『感覚』に従って呼吸を整えるのだ。ただし、修行は一日につき一時間を限度とすること。それ以上は、精神の根幹を損なう恐れがある。」
翌日、生徒たちは、いつもよりずっと早く教室に集まっていた。
「ねね、陸先生の秘法はすごい、昨日の修行に経って、あさ起きた時に頭が驚くほど頭が冴えていた!」
「私も私も、以前は解けなかった問題が、あっさりと解けてしまった!」
「ふふ、俺は起きた時に謎な流を感じて来た、魔力か、ごめんねみんな、俺は史上最若魔法使いになるだ」
「違う、違う、魔力感知儀式をしないと、魔力は答えないだよ、お前一体何を感じた、まさか、これは…あの「青春の高揚」を感じ取ったからか」
「ははは、青春の魔法使いさん~」
みんなが熱心に議論していると、突然、扉が開かれた。陸虚を見た一瞬、教室で静まり返り、まるで息を呑んだように、生徒たちは一人一人、ビクッと震えた。
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