春
殴り書きの散文です、あしからず。
春。
それは、絶望の季節。
私は何も得られない。ましてやその季節には、何も感じたくない、考えたくない。
死にそうなほどの絶望に襲われる。
まとわりつく声と、見えない何かと、待ち受けるのはただの人。
人生ってなんだ?
そんなものに意味は無い。そんなものというのは、この問いかけ自体である。
私は気づいていた。もう何年も前から、私が悪いということに、見て見ぬふりを続けていた。
世は否が応でも私にそれを示す。
私を正義の刃で刺す。
刺し殺して、刺し殺して、後に残るは亡骸。
ただいっさいは過ぎてゆきます。
昔から何かの違和感はあった。両親を愛せなかった。否、愛せなかったのでは無い。愛していた。一方で確かにそこに違和感はあった。
ただ、私の違和感は膨らみを帯び、日に日に肥大し、気づくともう、これでもかと、大きな大きな疣になっていった。
死にたい訳でもない。ただ生きたい訳でもない。
そんな贅沢なことは許されぬ。私の中の誰かは言う。
わかっている。わかっているのだよ、君。
何もこの世の全てを憎んでいるわけじゃない。ただ自分が、己の全てが憎いのだ。
恵まれた環境で、何一つ不自由なく、蝶よ花よと育てられ、やりたいこともやらせて貰えた。
幸せであるべきだ。幸せではないと言ってはいけない。
幸せだと思えない自分は屑野郎だ。
嗚呼、いっさいは過ぎてゆきます。
そう、過ぎていく。時は過ぎる。いつしか誰もが死ぬ。誰もが生に始まり、死に終わる。
私の春は、幸せは、自由は、一体何だと言うのだろう。
お読みいただきありがとうございました。




