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作者: 白蘭
掲載日:2020/12/11

殴り書きの散文です、あしからず。

春。


それは、絶望の季節。

私は何も得られない。ましてやその季節には、何も感じたくない、考えたくない。

死にそうなほどの絶望に襲われる。




まとわりつく声と、見えない何かと、待ち受けるのはただの人。



人生ってなんだ?

そんなものに意味は無い。そんなものというのは、この問いかけ自体である。

私は気づいていた。もう何年も前から、私が悪いということに、見て見ぬふりを続けていた。





世は否が応でも私にそれを示す。

私を正義の刃で刺す。

刺し殺して、刺し殺して、後に残るは亡骸。

ただいっさいは過ぎてゆきます。





昔から何かの違和感はあった。両親を愛せなかった。否、愛せなかったのでは無い。愛していた。一方で確かにそこに違和感はあった。


ただ、私の違和感は膨らみを帯び、日に日に肥大し、気づくともう、これでもかと、大きな大きな疣になっていった。

死にたい訳でもない。ただ生きたい訳でもない。

そんな贅沢なことは許されぬ。私の中の誰かは言う。



わかっている。わかっているのだよ、君。





何もこの世の全てを憎んでいるわけじゃない。ただ自分が、己の全てが憎いのだ。

恵まれた環境で、何一つ不自由なく、蝶よ花よと育てられ、やりたいこともやらせて貰えた。

幸せであるべきだ。幸せではないと言ってはいけない。


幸せだと思えない自分は屑野郎だ。





嗚呼、いっさいは過ぎてゆきます。

そう、過ぎていく。時は過ぎる。いつしか誰もが死ぬ。誰もが生に始まり、死に終わる。






私の春は、幸せは、自由は、一体何だと言うのだろう。


お読みいただきありがとうございました。

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