主人公は哀れな奴隷です。
技名がダサくてすいません⤵️⤵️もっとかっこいい技を、考えたいです。、
皆は物語の主人公といえば何を想像しますか?勇者?賢者?魔法使い?そうですよね、皆さんはそんなかっこいい存在を想像しますよね。
では逆にかっこよくない、弱い、惨めな存在として見られている奴隷が主人公になったらどうなるのでしょう。
これは身分が奴隷として生まれた可愛そうな人間の下克上を描いた儚い物語です。
ここは奴隷制度を中心として戦争をしている国、ディスタニア。
戦争にいく兵士の9割りは奴隷。奴隷は生まれたばかりの子供からか弱い老人まで戦争の兵士として敵国へ繰り出される。奴隷には特殊な呪いが施されている。それは強制的に戦いをさせる呪いで、戦いから逃げることは愚か、死を恐れる感情も制御されるので、平気で自殺特攻が出来る。ただし制限されているのは死への感情だけなので、恋愛や友情などは普通に芽生える。なので奴隷同士が恋をして、子供を作ることもある。この国は奴隷同士の性交への制度はかなり甘い。
どちらかといえば奴隷同士の子作りを薦めている。
理由は奴隷兵士が増え、兵力が上がるからだろう。
そして、奴隷と結婚したものは奴隷として扱われる。
もちろん、奴隷同士で生まれた人間は奴隷としての扱いを受ける。
そして俺は奴隷の母と勇者の父が結婚して生まれた存在。
もちろん身分は奴隷。ただし勇者の父の血のおかげで俺は奴隷の中でも身分が高い奴隷として扱われている。奴隷には2つの種類がある。1つは性奴隷、貴族などに買い取られ道具のように犯される。9割りは女性だが、1割りは男性の性奴隷も存在する。性奴隷は屈辱的な行為をされるが戦争へはいかなくてもいいので、安全ではある。性奴隷を殺すのは罪となっているため。貴族も安全ではない。だから、女性は奴隷の中でも結構優遇されている。俺には妹がいるが性奴隷ではなく、兵奴隷として扱われている。兵奴隷とは、戦場へ強制派遣されるあげくに、先ほど説明した呪いをかけられる。奴隷の中でも6割りはこの兵奴隷である。ただし兵奴隷は寝るところや食事は平民並みのものをあたえられている。理由は兵としての士気を上げるためであろう。さらに兵奴隷には一人一枚、呪いをかけられるときにカードをもらう。そのカードは奴隷に魔法を授ける力を持つ。ただし奴隷にしか使えないので、勇者などはその力は扱えない。
魔法は大きく分けて炎、水、氷、雷、闇、光、森。その力のうち奴隷はランダムに一つの属性を持つカードをもらえる。そのカードを身につけるとその奴隷の呪いの魔力によるが魔法が使える。だが、これは普通の兵奴隷の場合。俺と妹は勇者の父の血を受け継いでるので、勇者だけが持つ特別な力、能力もあたえられている。能力とは、無限の可能性を秘めている。奴隷と勇者が子作りをし、子供が生まれた場合の魔法カードには能力と魔法の属性2つが書かれる。父の能力は魔法吸収、相手の魔法を吸収することが出来る、一見この能力はチートのように見えるがそうでもない。父は勇者なので魔法が使えない、なのでいくら吸収しても体はもたない。だから奴隷と結婚し、魔法吸収能力と魔法を持つ子供を作ることにした。だが父の計画は失敗した。俺と妹に魔法吸収の能力はつかなかったのだ。だが、俺らはそれぞれ違う能力を得た、俺は魔法カードを無限につかえる能力。妹は魔力回復。
そして俺は今、戦場で死闘をくりしろげている。俺の名はエア、エア・スイル。王を殺して自らが王となりこんな腐った奴隷制度を打ち破ることを夢見る奴隷だ。
敵奴隷「貴様...なぜ、全ての属性の魔法を使える?」
エア「それはな俺は死んだ奴隷のカードを全て回収してるからさ」
敵奴隷「だ、だが奴隷が使えるカードはカードを与えられた本人のカードのみのはずだ」
エア「俺は能力と魔法、両方を使える特別な奴隷だからな、てめえらみたいな普通の奴隷とは各が違うんだよ」
敵奴隷「ば、化け物だ」
エア「じゃあな、全力で殺させてもらうぜ。【精霊兵器】!!雷と炎を融合!!2つの属性の力をくらえ!!!」
敵奴隷「ぐはっ...」
エア「さて、こいつのカードはっと...炎のレベル1か、ゴミだな」
そう俺は能力と魔法カードをうまく使い属性を好きに融合できる。ただし融合する属性の数につき必要とする魔力ももちろん多くなる。しかもこの能力は最近出来るようになったので、うまく魔力を、使えないなので
エア「あーまじで辛いわぁ、魔力が足らねぇよ、助けてくれよマナ」
マナ「はぁ、なーんで、雑魚相手にエレメンタルアーマメント使うかな、魔力回復も楽じゃないんだよ、ちゃんと効率よくつかってよね」
エア「すいません。なのでこの馬鹿な兄貴に魔力を回復させてください」
マナ「しょうがないな、【マジックリカバリー】!!」
エア「あー見に染みる~、あと、魔力回復とかだっさいなぁ」
マナ「あんたのエレメンタルアーマメントよりはまだましよ」
ブォーーーン!!ブォーーーン!!
エア「お、帰還サイレンか、じゃあ帰るかマナ」
マナ「そうだなお兄ちゃん!」
エアの下克上は今始まる!
次回もみてください‼️