表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/4

3本目・食糧

後でなおしにきます。

「僕と会うまで君は何をしていたの?」


「そうね…この部屋でお菓子と飲み物を食べて、ごろごろしてたよ!」

「食べ物が有るの?!」

「あれから出てくるの!」

ハルカが指し示した物は、大きな鉄の箱

自動販売機だ。

「自動販売機?」

「これじとうはんばいきって言うんだ!知らなかったぁ!」

「書いてる」

「読めないよ!」


どうすれば何が出てくるかをハルカから一通り教わった。

「したの段が食べ物が…うえの段が飲み物を出すんだよね?」

「そうだよー」

「じゃあ三段有る内の一番上は?」

ギギギと音がなりそうな動きで、急にそっぽを向き始めた。

「…っ!あ、貴方には、まだは、やいよ!」

(どうしたんだろう

さっき二段目押すときは椅子を使わずジャンプしてたし届かなかったのかな)

「椅子を使わないの?」

「な…なんのことかしらっ!?」

「届かなかったんだよね?」

「それぐらい考えたよ、若干足りないの!身長が!」

(そんなに顔を赤くして怒らなくても…)


なんやかんやあって、椅子の上で肩車

自分が押そうか?と、聞いてみるとどうしても気になっていたため自分で確かめたいと迫られて、肩車をすることとなった。

今思えば椅子の上に這いつくばって台にでもなれば良かったと後悔する。

(恥ずかしいっ!早く終わってくれ…!)

部屋に乾いた音が響く、

ボタンを押し終えたらしい。

やっとこの状況から抜け出せる、そう思った矢先バランスを崩し転倒。


「いたた…」

「いたっ!あ…す、直ぐに退くね!」

倒れる瞬間彼女は少し立っていたらしくお腹の上に落ちてきていた。

「中身は何だった?」

聞いてみる。

「カプセル?布が入ってるみたい、なんだろ。」

開けてみると下着のセットだった。男物の…


「これで着替えも揃った。」

「ここを拠点に二人で探索しよ!」

「うん!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ