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3.神様からのお願い

「病んでないから大丈夫よ~。それよりお願いがあって」


キラキラオーラ全快の美少女さんがペラペラ話し始めた。


「あっ私はいわゆる神様ね。で、これから私の世界のヴィラスっていう国に行ってもらってほころびを修理してもらいたいの」


「期間は1ヶ月から2ヶ月くらいかしら。難しい事はないし、私の世界イケメン多いわよぉ。あっ少~し危ない時もあるかも。でも加護もつけるから大丈夫!」


軽い口調で一気にいいきりましたね。


「質問あるかしら?」


首を可愛くかしげる美少女さん。

うっ可愛い~って、違うっ!


「…拒否権は」

「ない」


バッサリ。


「本当に帰れますか?」


これ大事よね。例え夢だとしても。


「多分大丈夫~」

「多分って!!」

「もしかしたら帰りたくなくなるかも」


ニヤリ。

美少女いや神様。

悪い笑みしてますよ。


「実は今、忙しくてまた話す機会はあるから、とりあえず送っちゃう。またね~」

「ちょっ!」


足元が急になくなる感じがくる。


「まって!」


手を無意識にのばす。

見えたのは手をフリフリする神様。

意識が。目が開かない。

最後に言葉が聞こえた気がした。


「私の世界助けて」


必死そうな声。

真面目な口調で話せるじゃない。

ずるいよ最後に。

そして私は意識を手放した。


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