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18.騎士ルーク ~ 護衛~

ー ルーク視点 ー


昼食後、改めて挨拶とこれからの予定を伝える為、使者が滞在している部屋に向かう。中から賑やかな声がしている。

まあ元気で何よりだ。


「ルーク様がいらっしゃいましたよ」


「ぎゃっ!」とまた声がする。

俺は害虫か…。

まぁ同僚の奴等には目が笑っていない。戦い方がえげつない。など言われているが。


下らない事を睡眠不足の頭で思っているうちに、侍女に案内され中に入ればお茶を飲んでいたらしい使者を見る。


顔立ちは派手ではないが、不思議な色の瞳と肩下まである艶やかな黒い髪、少し黄色かかった滑らかそうな肌で独特な雰囲気を醸しだしている。

何より表情がころころ変わる。


服は肌の露出が少ないレモンイエローのドレス。膝はもちろん見えないので少しほっとする。


少女とはいえ目のやり場に困る。


俺はまた挨拶をし用件を伝えたが、控えめながらも視線を感じる。


「使者殿?」

「あっ、すみません」


先程もそうだが、名前に反応している?

俺の名を聞いたとき肩が微かに上がる。


何故だ?


まあいい。今日は長い。これから面倒な夜会での護衛だ。


のちにルークは思う。

本当に長い1日だったと。


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