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14.騎士ルーク~始まり~

ー ルーク視点 ー


騒ぎがあったのは、夜もかなり更けた頃。


その日、俺は書類の処理に関してまったく役にたたない隊長の尻拭いの為夜勤でもないのに城内の執務室にいた。


それは突然だった。


震えがきそうなほど膨大で圧倒的な力。


──どこだ?


近すぎる。

すでに城内にいるのか。

どこの奴だ?

1番可能性があるのは、隣国のラウジル。


いや、まさか。


あそこの王は夜襲をかけるようなタイプではないはず。剣をとりながら、力の発せられた場所を探す為意識を集中させる。


──見つけた。


意識の集中を解いたと同時に。


「副隊長!」


夜勤の騎士が息をきらし入室してきた。


「敵だろ?場所はわかっ…」

「違います!使者様だそうです!」


…はぁ?


俺はここ最近の中で一番まぬけな顔をしていただろう。




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