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未熟な柘榴をかじる  作者: 矢野華
1/10

0ーエンド&スタート

 お久しぶりです。初めましての方は初めまして。矢野華と申します。

 今回は長編に挑戦してみました。長くはなりますが、最後までお付き合いくださるとうれしいです。よろしくお願いします。


 ここ最近巷で不思議な都市伝説が流行っていた。都市伝説と言うよりも噂に近いだろう。その現象が訪れるのはとても限定的。学校だ。そのために今中高生の噂はそれで持ち切り状態。不登校気味の数沢穂波も、その噂は耳にしたことがあった。

 何でも「暗かった生徒が急変して別人のように明るくなった」と。その原因を知っている生徒は暗かった生徒の相談相手をしていた教師から事情を聞いた人間だけ。うわ言のように「死にたい」と呟いていた生徒の自殺願望がまるで初めからなかったことのように消えてしまっている、と。それは誰かの仕業だと言いだしたのが始まり。

さらに犯人は集団であるとねつ造され、都市伝説の一部のようなもので正確には見たという人間はいない。そのため疑う人間も少なからずいたが「生きたい」という気持ちが新たに芽生えた生徒の言葉には信憑性があった。にわかに噂を知る者と、本当にその噂を信じている者の二つに生徒たちは別れていく。その噂は学生から教師へ、教師から学生の親に噂が広がって行き、ニュースにまで報道はされないもの学校側にとっては原因を突き詰めるべき問題にまで発展していた。自殺する生徒は少しずつだか確実に減っていき、カウンセラーに来る生徒もいなくなっていった。

それが噂の全貌だ。

とは言っても所詮噂。信じるも信じないも人次第であり、噂を詮索するのも人次第。

授業が終わって帰宅した穂波はそんな噂、興味もなかった。頭の片隅にまで追いやられたものを今更取り出すのも億劫なため、その手の件はほぼ無視。クラスで噂のことを幸いでいる女子の大声も聞こえないフリを貫いている。

穂波は一階のリビングにいる両親に帰って来たことを告げると、そのまま上の自室へと一目散に向かった。ここ数日、鞄が軽い。美術部に顔を出さないから当たり前だが、どうにも違和感が消えずにいた。

部長からコンテストの応募の話をされたのが三日前。返答を先延ばしにしながら美術部に一度も顔を出さなくなっていた。話を聞いた先輩には「考えさせてください」と適当に言い訳をつけ、期待される同じ学年と後輩の部員には苦笑いしながら「がんばる」と返した。

親にも相談するべきだろうか、と考えたのは昨日から。きっと何かしら穂波に意見をくれるだろうと思う反面、部員たちと同じように賛成するだろうと断定しているのも少しだけあった。

自室に入って早々、机の上に鞄を投げてベッドに思いっきり寝転んだ。

仰向けになると見慣れた白い天井がこちらを見下ろしているみたいに勘違いしてしまう。天井に目玉なんてあるわけない、と分かっていながらも誰かに見下されている気持ちが渦巻いて仕方ないのだ。

流れるように寝返りをうつと、描き途中の水彩画がイーゼルに立てかけられたまま飾ってある。自室にある絵はそれだけではない。部屋中を見渡してみると、どれも着色されていなく下絵が汚く散乱している。さらにはぐしゃぐしゃに丸められている水彩紙が落ちていた。

穂波は重い体を起こし、イーゼルに近付く。木目もところどころ削られており、決して新品とは言えない。偶然親戚から頂いたお古を使っているのだが、残念なことに穂波は一回しか使えていない。最初で最後。穂波は自分の中で満足した水彩画しかそこに飾らないようにしている。その他は壁に飾った。

イーゼルの裏に回り込み、自分が最後に描いた最高の水彩画を視界に入れた。最高の完成品。けれど、未完成。

立てかけられている水彩画は下絵も色も混ざっており、まるで完成品とは言えない。

穂波はコンテストの話をされてから絵が描けなくなっていた。何を描けばいいか分からなくなったのではない。描くための理由が分からなくなっていた。

鉛筆を持ち、白い紙を目の前にすると様々なことが頭の中を巡りに巡って描くどころではないのだ。

穂波は立てかけられている絵をただただ見据えた。見れば見るほどみすぼらしい作品に腹が立った。何のために当時の自分は筆を持ったのか。何て言おうが今ではもう全て「評価されるため」と恣意的な考えが脳みそを汚染していく。

純粋な書きたい気持ちが消されていくのを恐れ、穂波は今日もまた赤く染まった平刷毛で絵に大きくバツ印を付けた。平刷毛を水が含んである中くらいのバケツに浸け、またベッドに戻る。

「っうぅ。いってぇ」

 最近襲われる謎の腹痛。腹の奥底からズキズキと傷み、なす術もなく我慢するしかない。

 腹痛の原因は粗方穂波自身、予想がついていた。ストレスだ。コンテストを断れないストレスに、絵が思うように描けなくなったことへの怒りに、何もできなくなった自分の不甲斐なさにやるせなさを感じる。

 おかげで毎日ご飯はロクに食べられずに、体のけだるさけが全く抜けずにいた。寝ても寝ても休んだ感じはせず、ズキズキと傷む腹を押さえるしかない。

 両親に相談しようとしたのも、その解消法を増やすためだった。きっと少しはマシになるはずだ。そう願いながら穂波は生唾を呑むと、下の階を下りて行った。

「母さん、父さん」

 穂波の声に彼の母親が食器を洗いながら「なあに」と聞いてきた。父親は何も言わずにテレビを見ているだけ。穂波から見えるのもそんな無関心の父親のソファから覗いている頭だけ。

 仕方なく穂波は父親を横目に台所に向かって母親に話の続きをした。

「部活で、コンテストに出ろって言われて」

 そう言ったが最後、母親は興奮気味に「よかったじゃない!」と穂波の両手を取り、胸の前で握った。

 まるで自分のように喜ぶ母親を穂波は過保護だとは思わなかった。これほど親身になってくれる親なんてそうそういない。自分は他よりも家族には恵まれている、と自意識が彼の中で告げていた。

 しかし、それが穂波にとっては裏目に出ていた。つまり、自分の母親が先輩の二の舞になっただけ。また腹痛の原因が増えたということだ。

「前からもったいないと思ってたのよね。せっかくあんなに真剣に取り組んでいるのに、何も評価されないなんてあんまりだと思わない? ねぇ、お父さんもそう思うでしょ」

 母親が問いかけるも父親は曖昧に「そうだな」と返事をしただけ。声から「どうでもいい」という考えがにじみ出ている。穂波は「だったら答えなきゃいいのに」とは口にせずに、母親に愛想笑いをした。

「私たちも応援してるからやってきなさいよ」

 穂波としてはどっちでもいい、という答えくらいを期待していたのだがまさかここまで賛成されるとは思わず、お腹がいつもとは違うキリキリとした痛みに襲われ、「ちょっとトイレ行ってくる」と母親に一言言うと慌てて洗面所に駆け込んだ。

 トイレに行ったとしてもどうせ痛みは収まらないだろう。痛みが引くまで我慢するしかないのだ。さらに、このことを悟らせないようにしなければならない。

「最悪」

 入って来た扉を背に、そのままずるずると蹲った。

 すぐに断ればよかったものの、いつまでもこうして誰かに断るきっかけを与えられるのを待っているからこうなったのは穂波も分かっていた。いくら後悔したところで、何も変わらない。

「もったいない、か」

 穂波は母親に言われた言葉を呟いた。

「はは、俺の絵を見たこともないのによく言えるよ」

 その言葉が全てだった。

 期待していると言われても、あくまで穂波の努力している背中を見て出た言葉に過ぎない。実力に伴わない応援は穂波に届かず、空へと消えていった。


 翌日、自分の教室に入る穂波に声をかけてくる人物がいた。

「どう、答え決まった?」

 穂波が声のする方を向くと、コンテストの話をしてきた先輩が立っていた。

「んー、もうちょっと待ってもらってもいいですか?」

「いいけど、週末までには決めてくれよ。こっちも提出しないといけないプリントあるんだから」

 今日が水曜日だから機嫌は学校が開いている土曜日まで。

「すみません」

「数沢、最近寝られてない?」

「え?」

「クマ、ひどいぞ」

 穂波にとって先輩からの気遣いも厚かましく感じ、内心はさっさと立ち去ってほしい気持ちでいっぱいだった。

「大丈夫です、気にしないでください」

「そう、ならいいけど」

 先輩が立ち去ると自然と穂波の頬を嫌な汗が伝った。母親にしても先輩にしても、身近な人たちの優しさを無慈悲に扱うのは決していい気持ちはしない。

 日に日に人と顔を合わすことが億劫になっていき、下手すればクラスメイトからも部員に聞いたという理由でコンテストのことを話される。興味ないって一蹴すればいいものの、どうしてかこんなに楽しくもない事情に首を突っ込んでくる。おかげで一日に起こる腹痛の回数が増えていた。

「明日は休もう」

 週に一回は必ず休んでいる。六日も連続で学校にいれば嫌でも部員と顔を合わせるため、どんどん心が荒んでいくのも分かる。

 両親はその件に関しては何も触れてこない。毎回、腹痛という理由で仮病扱いにしていたが母親はその度に「分かった」というだけ。しかし、ここ最近の自分の様子を見てみると休みの理由が腹痛というのはあながち間違いではない、と穂波は自嘲した。

 教室に入ると部員の男子が声をかけてくる。

「今の先輩だろ。もしかしてまだ出るって言ってないのかよ」

 露骨に残念そうな顔をする彼を見て穂波はいつもの愛想笑いを返した。

「まぁ、ちょっとまだ踏ん切りついてなくて」

「踏ん切りも何も、とりあえずやってみることが大事だろ。ほら、今やらないともったいなって」

 もったいないという言葉に穂波が微かに反応した。またこの言葉だ。ここまで無責任な言葉があるだろうか。いくらその人のためだと思っても、何を思ってそう言っているのか。

「絶対先輩に返事はするからさ。ほらホームルーム始まるぞ」

 それに男子は軽く返事をして自分の席に向かった。穂波も自分の席につき、教師が来るのを待った。

 その日も放課後になってから逃げるように学校を出た。

 穂波には自分にもったいない、というほど実力があるとは思えずにいる。それに、彼が頷けない理由は他にもあった。

 彼は何よりも一番競争という言葉が大嫌いだった。一番、二番、という順位を付けて何になるのだろうか。順位にも入れなかった人間は自分が好きなように表現したものをいとも簡単に否定される。競争が起きるばかりにそうやって勝者と敗者が存在してしまう。

 穂波はそれが嫌いで仕方なかった。自分の好きなものを好きなように描いて何が悪い。賞賛される前提で描いたものなんて描きたくなかった。

 彼にとって数日続けて言われる「もったいない」の言葉は次第に作品では自分に向けられている呪文のように思えた。自分が絵を描けなくなる呪いの言葉。

 そう考えれば考えるほど学校に行く足取りは重くなり、いつの間にか本当に不登校になっていた。

 重い体を動かすこともできず、布団から顔を出してスマートフォンの画面を見た。

 今日は金曜日。先輩への返事の期日は明日まで。

「明日なんて来なければいいのに」

 穂波はそう吐き捨て、そのままスマートフォンに内蔵されているブラウザを開き、スライドさせているとニュースが目につき、あるトピックに手が止まった。

 内容としては先日の午前中に隣町で女子高校生が電車にはねられたとのこと。ホームから飛び込む彼女を目撃した人間がおり、自殺とみられた。

 同年代でさらに隣町ということに驚きつつも、穂波の目を奪ったのは自殺という単語だった。今までそんなことを考えたこともなかったが、それも方法の一つだ。

「本当に明日が来なくなる?」

 今の穂波に正常な判断は出来なかった。ここから逃げたいという欲で頭がいっぱいになり、彼はどうするか手段を考えるしかない。気付けば気持ちよりも体の方が先に動いており、準備をするとすぐに家族に適当に言い訳をして家を出て行った。

 駅に向かう途中何度も自分が死ぬ時のシミュレーションを頭の中でする。そこで飛び込んだ後肉片がそこら中に飛び散り、誰かも分からなくなってしまうのだろうか、と気が付き穂波は少しだけ怖気づいた。

 他に方法はないだろうか、とスマートフォンの画面にもう一度指を滑らせた。

「できるだけ痛くないやつ」

「痛くない自殺なんてないよ」

 聞かれていたことに目を見開き、そちらに向くと穂波と同い年くらいに見える青年が飄々とした笑いで「やぁ」と手を小さく振っていた。

「だ、誰」

 丸いシルエットの白色の髪型、やけに通った鼻筋に、一重のくっきりとした目に、男子にしては強張ってないスリムな感じで、女の子のようなふにっとした唇。力仕事と一切無縁な雰囲気を醸し出し、あどけない仕草に一瞬性別を疑う。

「あ、名前はちょっと教えられないけど悩めるキミにアドバイスをしてあげようかなと」

「死ぬ手伝いをするってこと? あんた、頭おかしくない?」

 驚愕を隠しきれない穂波はスマートフォンを背中に隠した。

「人の善意は受け取って損はないよ。まぁ、唯一痛くない死に方としたらODかな。リスカなんかじゃ痛めるだけでほぼ死ぬ確立は低いしね」

 穂波は少しずつ後ずさりをし、いつでも逃げられるようにする。

「どうして、そんなこと教えてくれるんだよ」

「死にたいって言ってる人がいたらボクは迷わずその手伝いをしてあげるよ」

「だからその理由を!」

「それは教えられないなぁ」

「なんなんだよ、あんた」

 穂波の声には恐怖と驚きが混ざり、目の前の青年が何を言っているか少し理解できなかった。普通、自殺しようとしている人間なんかがいたら止めるものだろう。しかし、青年は楽しむみたいにニコニコとした笑顔のままだ。

「あ、ボクもう行かなきゃ」

 彼は「じゃ」と軽く挨拶をし、踵を返そうとすると突然止まった。

「な、なに」

「ODっていうのはあれね。過剰摂取。市販の薬でも致死量いけば全然死ねるから。それと睡眠薬だと死ねない確立のが高いから止めた方がいいよ」

 それだけ言うと白い髪を揺らしてどこかへと走っていってしまった。聞いた穂波は自然と足は薬局へと向かっていた。

 見知らぬ人の情報が確かかは分からなかったため来る途中に調べたが、ODで自殺した人は多数いるみたいだった。穂波は頭痛薬と咳止めを買った。

 家に着いた穂波は両親には何も言わずにリビングにあるタンスから風邪薬を取り出し、二階に上がっていった。

 部屋の鍵を閉め、机の上に下から持ってきた風邪薬と袋から頭痛薬と咳止めを出した。

「どれくらい飲めばいいんだ、これ」

 薬の瓶を回し、説明を見たところで「通常じゃだめだ」とすぐに机に戻した。

 机の隅に置いておいたコップにそれぞれ三分二くらいの分量を入れ、そのまま飲めるようにする。

 飲む寸前でぴたりと手が止まり、視界の端に未完成の作品が映った。

 穂波は無言で壁に貼ってあった作品や、自分が描き途中のものを全て丸まった紙と同じように散らばらせる。

 そのど真ん中に立った。

 これで準備は終わった。

 穂波はうるさい心臓を押さえながら、薬が入っているコップを持った。

 一つ深呼吸をし、一気にそれを仰いだ。勢いよく喉を異物が大量に通ることに気持ち悪さを感じるも手は下ろさない。

 数十秒もしないほどに一度も吐き戻すことはなく、飲み込めた。

「あれ?」

 考えた以上に簡単に飲み込めたことに驚きながら、作用を静かに待った。そのまま立っているのもつらいため、腰を下ろそうとした時だった。

「あれ?」

 貧血になったように体に力が入らず、座るどころかその場に倒れ伏せてしまった。

 動悸が激しく、呼吸も浅い。体内から力という力が根こそぎ奪われ、初めから体と床が一体化していたかのようにそこから動けなくなってしまったのだ。

 寝る前に体が必至に抵抗していることを穂波は理解するも、考えようとするも脳も溶けていくみたいだった。考える暇もなく、思考はどんどん霧が覆っていき、次に視界を、そして意識を順々に消していった。

 睡眠が作用してからはあっという間だった。普通に寝る時と大して変わらず、また目を開ければ朝が来ると勘違いをしてしまうほどだった。

 しかし、彼に朝が来ることはない。また心臓が動くことだってない。

 穂波はそこで息を引き取った。周りの人間たちに振り回されるだけ振り回され、その命の落とし方は本当に彼のためだったのだろうか。けれど、穂波がもう一度腹痛で辛い思いをすることはもうなくなったのだ。


「あれ、なんだここ」

 死んだと思っていた穂波の目の前には丸いドーム状の建物が建っていた。横に長く、等間隔に窓が付いており、カーテンが全て閉められている。中に入るための扉が建物の真ん中に設置されており、そこ以外から中に入るのは不可能のようだ。

穂波にとって学校を丸くしたような建物に感じた。他に何かあるかと周りを見渡したところで暗くて全然見つけられない。

 自分の体を見下ろすとどこも外傷はない。本当に自分が死んだのか疑った。胸に手を当ててみると心臓が動いていないのを実感する。心なしか体も軽く思い、視界の上に白いものが映った。

 白いものの正体は髪だった。生前最後にあったあの少年のように穂波の髪も色素が全て抜け、白い透き通った髪色に変化していた。

 けれど意思はある。それに、体だって動く。謎は深まるばかり。

「分からないことだらけだけど」

暗闇に包まれたこんなとこにいるわけにはいかず、穂波は建物の中へと足を踏み入れた。


 読んでいただきありがとうございました!

 まだ最初の最初なので次回も楽しみにしててください。

 今回も前回と同じように毎週月曜日に連載していく予定です。来週からはもっと文量増やしていこうとか思います。

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