7話
誤字などは優しく教えてください
次の日二人の人間が自分の前に出てきた、
二人とも体を地面に押し付ける不思議な座り方をしている、
「神様、昨日話をした長を連れて来ました。」 巫女が答える
「お呼びでしょうか神様、私が長をしているグルツと申すものですぞ」
グルツと名乗った者は山の龍の目からみて巫女と見分けがつかなかった、
「そうか、お主が長か、最初に言っとくがこの体を地面に押し付ける座り方を辞めることはできるかのう?この体勢では話聞きづらいのじゃ」
「神様がそうおっしゃるのなら失礼して顔を上げさせてもらいますぞ」
「うむ、その方が話が聞きやすいのう」
「では、神様、昨日巫女聞いた通り魔人族のことをお話すればよろしいのですかな、」
「そうじゃ魔人族のことを聞きたいのじゃ、魔人族は他の魔物を纏め自由に命令を出すことが出来るか?
そして他の土地に魔物の群れを引き連れてせめて来ることがあるのか?」
「神様、最初に言っときたいのは、魔人族は他の魔物をある程度操ることが出来まぞ」
「なんと、そうなのか?けど昨日は巫女はそんなこと聞いたことが無いと言ってとったぞ」
「はい、巫女は知らないでしょうぞ、魔人族でも極限られた者しか使えませんのでな、私も若い時ここから遠くの土地を旅してるとき見せてもらいそれからみてませんから、巫女が生まれる前の話ですぞ」
「この魔人は魔物を操り何をしておった?他の土地に攻めたりしておったか?」
「いやそのようなことは一切しておりませんぞ、その者は猪型の魔物を自由に操り、一緒にその者が信ずる神に捧げる踊りを踊っておりましたぞ」
「一緒に踊っていた?、、、、その者は猪型の魔物何頭と踊っておった?」
「一頭ですぞ、魔物を操るのは難しいらしく、一度に一頭操るのが限界と言っておりましたぞ
踊りが終わったあとは餌をあげて機嫌を取っておりましたぞ、
なんでも本当に嫌がることはさせることが出来ないと申しておりましたぞ」
「では魔人族が大量の魔物を操り他の土地に攻めて来るのは無理なのかのう」
「その話ですが、神様もっとよく聞かせてもらうことは・・・・・」
「遠慮なく聞いて構わんよわしも長から話を訊いておるのじゃし、では、話すかのう」
山の龍は今から千年以上前の昔話を始めた、最初はただの魔物の集まりで痩せた集団がまるで自殺するかのごとく山の龍に
突進して擦りつぶされて、それでも突進を辞めなかったこと、本当に文字道理全滅するまで一切引かなかったこと、
空飛ぶ魔物は山の龍をでたらめに攻撃して大平原の翼竜やワイバーンに簡単に落とされ全滅したこと、
そんなことが百年から二百年周期で繰り返されたこと、
だけど、前回の魔物の群れが攻めて来たときは、全然違い魔物がきちんと種族ごとに分かれて整列していたこと、
空の魔物もきれいに整列して、蜂の魔物が自分の目に取りついて視線を塞いだこと、
山の龍が暴れて地面を揺らし突進していた魔物の群れが転び折り重なるように倒れると、
魔人族だと思われる者が白い光を上に放つと一斉に逃げ始めたこと
山の龍はしってることは全部長に話した、
「神様、正直信じられない話ですぞ、昔見た魔物を操る魔人族の者は、一体の魔物を操るのが精一杯でしたぞそれに魔物を操ると言っても本当に嫌がることをさせることは出来ないはずですぞ、
神様に擦りつぶされろなどという命令はその魔物が死にたいと思ってなければ言い利かせることが出来ないはずですぞ」
「そうじゃのう、長よその話なんじゃが魔物が集団で自殺など聞いたことが無いかのう」
「集団自殺する魔物など聞いたことがありませんぞ、神様は聞いたことはありますかな?」
「わしか、何万年も生きているが無いのう」
「私もです、自殺する魔物は見たことありますが、集団自殺は無いですぞ」
「うむ?自殺する魔物を見たことあるのか?」
「はい、ありますぞ、その魔物はガリガリに痩せており食べる餌が無く自殺してその体を子供に食わせておりましたぞ、」
「う~む確かにそれならわしも見たことがあるのう、その後は結局子供も親が無く飢えて餓死しておったな」
「神様、魔物の群れは皆ガリガリに痩せていたとおっしゃいましたねもしかしたらそれが関係しておるかもしれませんぞ」
「確かにのう関係してるかもしれんのう」
「さて、神様、前回の魔物の群れが攻めて来たときは魔物は痩せておりましたか?」
「言われてみれば痩せていなかったのう、オークなど丸まる太っておったな、前回の魔物の群れは今まで無かったことばかりじゃのう」
「千年間、痩せた魔物が集団で自殺するように攻めてきて、前回は痩せてなく、負けると分かったらあっという間に逃げだしたのですな?」
「そうじゃよ、意味が解らないことばかりじゃのう」
「神様、一つ言えることがありますぞ、全滅して百年から二百年で又攻めて来たなら、全滅しないで逃げていたなら・・・・今度は十年も時を開けずに攻めて来ることが想像できますぞ」
「なぜじゃ?」
「魔物の数が減って無いからですぞ、」
「そんなものかのう?まあ、次もまた前回の様に攻めて来たらまたわしが暴れて転ばせればよいかのう」
「魔物の群れは前回のことを学んで違う攻め方をして来る可能性がありますぞ、失礼ながら神様はあまり早く動くことが出来ません、
ならば神様を大きく迂回して大平原の魔物に襲いかかるまもしれませんぞ、良かったら前回は魔物の群れはどのように
攻めて来たか詳しく教えて頂けませんか?」
「詳しくとは?知ってることは皆話したがのう」
「魔物の群れがどのような陣形をしていたか知りたいのですぞ」
「陣形か分かった、今空から全部見ていた翼竜を呼んで地面に陣形を描いてもらうでな、しばし待つのじゃ」
そう言うと山の龍は大声でとある翼竜を呼んだ
「この龍は赤く、尻尾が長いので皆に赤長と言われてる翼竜じゃ、赤長よ前回の魔物の群れはどのような陣形をしていたか
地面に描いてくれないか?」
赤長は人間から距離を取っている、たぶん人間が怖いのだろう、だけど山の龍に頼まれたので赤長は爪で地面に図を描き始めた
敵
狼 ▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽ 猪
狼 ▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽ 猪
狼 ▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽ 猪
狼 猪
山の龍→凸
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大平原の魔物
「最初の陣形はこんな感じでした」
「戦いが始めると・・・・・・」
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▽▽▽▽ 山の龍 ▽▽▽▽ ▽▽▽▽ ↧ ▽▽▽▽
▽▽▽▽ 凸 ▽▽▽▽
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狼狼狼狼 猪猪猪猪
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大平原の魔物
「こんな感じになりました、この後は山の龍様があばれて地面が揺れ、走っていた魔物の群れが折り重なって転び、たくさんの魔物が
潰れました、その後白い光が空に向かって放たれ魔物たちが逃げて行きました」
「解った、赤長ご苦労じゃったのう」
「他に用事はありますか?」
「無いのう知りたいのはこれだけじゃ」
「なら私は帰ります」
そういうと赤長はさっさと帰ってしまった。
今回は中途半端な終わり方






