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皆さまが面白いファンタジー小説を書くので自分も書きたくなりました、
よかったら読んでください。
誤字は優しく教えてくださいな
「亀龍のわしは正直何年生きたか覚えてないのじゃ、」
こんなこと言うと痴呆かといわれそうだが、
この亀龍の体を見てほしい、山のようにでかい、周りの亀龍からは山の龍と呼ばれてる、
亀龍は生きてる限り成長する、どんなに長く生きてもせいぜい五千年も生きれば老いて死ぬのが普通なのだが、、、
五千年も生きれば大木と比較されるほどの巨体に成長して寿命を迎えるのが普通、山の龍も五千歳になるときまでは年を数えていたようなきがする、、、
「確かなことは覚えてないのぅ、、」
4,500歳ぐらいのとき妻を亡くし、5竜(龍は1竜2竜と数える)いる子供たちも大きくなり
後はお迎えが来るのを待だけの生活を送っていたが、
いつまで待っても山の龍にはお迎えが来なかった、いつの間にか子供たちも老龍になり、順に龍神様から迎えが来て行ってしまった、
「わしにはなぜかお迎えが来ないのじゃ?わしは龍神様に嫌われてるのかのぅ」
山の龍の子供はおろか、孫、曾孫、玄孫、来孫、昆孫、仍孫、雲孫まで天命を全うしてしまった。
世代が離れ過ぎて、もう誰が山の龍の血を引いてるのわからなくなってしまった、
「愚痴を言ってもしょうがないかぁのう、」
「さて散歩でも行くかのぅ」
山の龍はゆっくりとゆっくりとすり足で、下の腹をこするように移動するかなり不思議な歩き方だ、
山の龍の体がでかすぎて普通に歩くと地面が大きく揺れ、山が崩れ地面が割れる、
なので移動するにも細心の注意を払って山の龍は移動しなければならない、
かなり面倒くさい、
だかといって散歩もしないと他になんの楽しみも無いので一回に四日かけてゆっくり散歩を楽しむ,
散歩を楽しみたいから、山の龍は生まれ育った亀龍の森からこの大平原に棲み処を変えた、
散歩のために棲み処を変えるのはバカかと思うかもしれないが、亀龍の森は山の龍の体には狭すぎる、
山の龍が歩いた後の亀龍の森は木や山が平らに均されてしまう、これにはほかの亀龍から非難轟轟
散歩をやめるか亀龍の森から出て行くか選んでほしいと迫られた、
最初は散歩を辞めるとこにしたが、毎日じっとしてるのは思いの他つらい、
退屈は龍も殺す、いくら数万年生きた山の龍でも死因が退屈なのは、ご勘弁願いたい
なので生まれ育った亀龍の森を出て、ゆっくり歩きながら広大な平地が続く大平原に棲み処を移すことにしたのは山の龍の心中ではしょうがないと諦めがついた。
大平原に来たときは平原の魔物やその魔物を食べる翼龍たちが山の龍の姿に驚き、この時ばかりは一丸となって山の龍を追い出そう頑張った、
翼竜たちは、山の龍には空から岩を落としブレスを吐いて攻撃した、
「きかんのう」
他の魔物たちも石を投げて応戦した、
「石投げても無意味よのう」
亀龍は元々防御特化の龍、足も遅く龍族のくせにブレスも吐けない、
その代わり普通なら弱点となる背中はとても硬い甲羅で覆われており、弱点にならない、
手足も硬い鱗が生えていて普通の攻撃では傷一つ付かない、
ましてや山の龍の鱗は一つ一つが巨木のように大きく分厚いため上から大岩を落とされても痛くも痒くもない、山の龍は翼竜と他の魔物たちの攻撃を一切かわさず黙って気が済むまで攻撃させた。
やがて大平原の魔物や翼竜は諦めて山の龍に攻撃するのを辞めた、
「わしは平原の土と草しか食わないからここに住まわせてくれんかのう」
その日以来山の龍は大平原の山の龍になった、
正直大平原の魔物たちや翼竜は納得してなかったが自分たちの攻撃が一切効かないのではどうしようもない、
所詮この世は弱肉強食強い奴が偉いのだ。
それから何年かが過ぎ、大平原に山と同じくらい大きな亀龍がいるのが当たり前となった頃、大異変が起こった。
最後までよんでいただきありがとうです。