表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
51/68

人物紹介 織田家

登場人物紹介ダイジェスト、裏設定風小ネタ付。無駄に長いです。

◆織田信清

信長を英雄視していた、ミーハー転生者な主人公。

信長の従兄弟で義兄弟で理解者な大親友。信長の二歳年上。


信長の父・信秀の弟・信康の嫡男。


信長の孤独を癒す為、一族皆兄弟の精神で乱世を往く。

戦場にも立つが、暗躍や工作など知識と職権を濫用した行動が多い。

尾張犬山の領主から、最終的に尾張・下野・大和・土佐・筑後と言う五ヵ国の太守に大出世。

隠居して領地は息子たちに譲り、織田幕府相談役として活躍。信長とは死ぬまで一緒だったぜ!


正室は織田信秀の娘・よう。側室に織田寛貞の娘・さと、吉良義昭の養女・みな


後世の評価は、謀将とか乱世の能臣とか、そんな感じ。




◆織田信長

主人公の従兄弟で義兄弟で大親友

幼少期に刻まれた理解者っぷりのため、最期まで親友離れ出来なかった。


元々身内に対して甘かったが、信清により助長されて悪化。

有能な家臣はちゃんと伸ばすも、方面軍に起用するまでは至らなかった。

それでも、適材適所を徹底したので家臣たちからの評判は高い。


尾張那古屋城主から、順調に成長して遂には天下統一。

征夷大将軍に就任し幕府を開くが、すぐに嫡男信忠に譲る。

以後は大御所として後見し、信清と一緒に相談役として過ごす。


後世では、安土時代の創始者であり、人格者の天下人として人気が高い。




◆織田信成

信長と信清、共通の従兄弟で義兄弟。

幼馴染と言っても過言でない程度に付き合いが長い。

結果、性格環境共によく馴染んでいる。


信長の父・信秀の弟・信光の嫡男。


苛烈な父・信光に似ず、優しげな空気を醸す美丈夫だが、怒ると怖い。

実は一族の誰よりも怖いと言う、信清・信長共通の認識があったりする。

弟・信章を武田の影がチラつく遠江騒乱で失い、武田を深く恨む。

武田が滅び、甲斐と上野の太守となって落ち着き、隠居後は幕府相談役に就任。

嫡男は信友。



◆織田信広

信長の庶兄で、信清の義兄。信長より六歳年上。

裏表の無い大らかな気質で、初期は信長との絡みが薄かった。

しかし信清経由で親しくなり、信長・信清にとって無くてはならない存在へと昇華。

上洛後は洛中警護を担い、若狭に領地を貰うも任地は家臣に任せ、最後まで京洛で過ごす。

男子に恵まれず、信長の三男・信孝を養子に貰い受け、隠居した。



◆織田宗政

遠縁の一族で若手のホープ。

信長の父・信秀の義理の叔父の孫と言う遠縁ぶりだが、上手いこと渡った。


信清の補佐を命じられて以降、ずっと側近のような枠割を担う。

無茶振りも多く苦労したが、着実に熟して行った。

関東甲信越での手腕が認められ、陸中の太守に任じられた。

しかし早々に隠居して、相談役となっていた信清の側近に戻った。出世欲よりも大事なものがあったのだろう。

嫡男は宗平。



◆織田信勝

信長の弟1号。

当初は信長の対抗馬と見做されていたが、兄弟会議と信長のマイルドさに触れて改心。

兄を立てる良い弟へと変化した。

上洛後は山陽道侵攻に従事し、関門海峡を守備する要職に就く。

嫡男・信澄を始め、男子は七人と信長の実弟ぶりを披露。

その中の一人は、重臣・柴田勝家の養子となった。



◆織田信興

信長の弟2号。

初期から信長と過ごし、その人となりに触れて懐いていた。

伊勢侵攻と四国征討でしか出番はないが、西に東に活躍してたんですよ?

最終的に伊勢と伊賀の太守となるが、兄たちより先に死去。

嫡男は信定。



◆織田秀孝

信長の弟3号。

幼少期から信勝と共に過ごし、信長に対して忌避感に近いモノを抱いていた。

しかし、兄弟会議と信勝の様子を見て改心した。

但し、その会議で信清に対して恐怖心を持ち、以後ずっと避け続ける。

その恐怖心がどこから来るのかは、自分でも良く分かってない。

上洛後は山陰道の大将を務め、そのまま山陰の覇者となる。

嫡男は秀常。



◆織田信時

信長の弟4号。

信広と同腹であり、信清にも懐く。

最初の上洛に従い見識を広めるも、何となく目立たず出番が少なかった。

遠江守護代の後、最終的に信濃の太守に収まる。

嫡男は康長。



◆織田信包

信長の弟5号。

幼少期は信勝らと過ごすが、信長にも偏見はなかった。

上洛後は河内など畿内の安定に寄与する。

最終的に備前・美作の太守となり、善政を敷くこととなる。

嫡男は信重。



◆織田信治

信長の弟6号。

早くから信長に懐いたが、何となく出番が広がらなかった。

丹波攻略に精を出しつつ、越前攻略に畿内保安、山陰方面への後詰と確約した。

最終的に丹波・丹後の太守になった。

嫡男は信俊。



◆織田秀成

信長の弟7号。

歳の離れた弟の中では真中。

紀伊攻略にポッと出し、そのまま彼方へ消えて行った。

摂津の太守に任じられて、優秀なのは間違いなかったのだが……。

子に恵まれず、信長の七男・秀高を養子に貰った。



◆織田信照

信長の弟8号。

モノグサ野郎と言うキャラ付けは史実の某エピソードより。

出番は一瞬だったが、当初はもっと活躍する予定だった。

常陸の太守に収まったが、実務は傘下の佐竹一族に丸投げ。

嫡男は信実。



◆織田長利

信長の弟9号。

後半の山陽道・九州征討戦に参加してるが、実質出番なし。

甥・信忠の家老として、美濃の実務を取り仕切る縁の下系の人。

嫡男は長久。



◆織田長益

信長の弟10号。

上杉征討から出羽征伐に参加したが、出番なし。

後に蝦夷地に渡り、開拓主管を担う物語がお蔵入り。

嫡男は長孝。



◆織田広良

信清の弟1号。

守護代・岩倉織田家の重臣の養子となるが、後に独立。

信勝と並んで弟コンビとなったが、その明暗は別れた。出番的に。

当初は山陽道の副将だったが、後に北陸道へ転向した。

最終的に越前の太守に収まったので、問題はない。

嫡男は広長。



◆織田信正

信清の弟2号。

少し歳が離れており、主人公の側で諸々の運用を学ぶ。

後にその経験を生かして伊賀を領すが、後に信興に譲る。

太守としては河内を治めるが、これは情報の積載に掛る大事な仕事があったため。

嫡男は一正。



◆織田信昌

信成の弟一号。

叔父・信実の養子に入って別家を興す。

猛将タイプで、父・信光に良く似てると言われたが、当人は兄ほどじゃないと思ってた。

羽後の太守に収まり、安東水軍の運用について信清らと交流が深まった。

嫡男は長義。



◆織田信章

信成の弟二号。

信成に可愛がられていたが、遠江の戦で戦死。

未婚。



◆織田信張

信清の妹婿だが、信清より六歳年上。

早くから信長に従い、武功高き地味な名将。

信興の補佐として伊勢侵攻を手伝い、後に紀伊征討にも参加。

最終的に紀伊の太守に収まる。

嫡男・信直は既に自立し、孫も沢山居る隠れリア充。



◆織田信直

父は信張。

義理の従兄弟・秀成と共に紀伊侵攻を担う。

戦功から和泉の太守に収まり、父の死後は紀伊も相続した。

嫡男は信氏。



◆織田寛貞

尾張楽田城主。

当初は国内でも、結構な勢力の持ち主だった。

信清に対し、娘の智(当時十歳)を宛がおうとするも幼少を理由に断られる。

それにめげず、娘に対し折に触れて吹き込んだ結果、押し掛け女房(側室)が誕生。

既に鬼籍だが、してやったりな表情をしていることだろう。

嫡男は忠寛。



◆織田忠寛

寛貞の嫡男。

妹が産んだ甥が遠山に養子に行く時、家老として付いて行った。

結果、下野国の筆頭家老に登り詰めた。

嫡男は景寛。



◆織田信安

織田家嫡流の家柄を誇る、守護代・伊勢守家の最期の当主。

信安の妻・華は、信秀・信康兄弟の妹であり、信康の後見を受けていた。

この縁が功を奏し、滅ぼされることなく安穏とした老後を過ごした。


嫡男は信賢だったが、反信長派の旗頭としてスケープゴートにされ廃嫡。

二男・信家を嫡子に立て、家督を譲った。



◆織田信賢

信安の嫡男、後廃嫡。出家して岩倉殿と称される。

犬山に預けられ鬱屈していたが、図らずも甲斐に放流され、大冒険が始まった。

尾張→甲斐・信濃→越後・上野→常陸→陸奥と、流れに流れ、終結。

織田家に滅ぼされた子弟を預り、養育している。

後世に冒険譚として自伝書が伝わり、太守よりも有名な織田一族になった。



◆織田信家

信安の二男で嫡男。信賢の実弟。

広良の助言から信清・信長に通じ、岩倉織田家の家督を得る。

守護代職は信清に譲ったが、有力一門として山陽道と北陸道を転戦。

越中一国の太守に成れたが、実は常に兄の行方を気にかけていた。

嫡男は信英。



◆織田忠政

信長の母衣衆出身で、文武両道の人。

実は元々織田一族ではなく、斯波氏の傍流だったが、父が織田家の婿となって織田を名乗る。

当初は東海道を動いていたが、北陸道に配置換えされてからは躍進。

越後と佐渡の太守にまでなった。

嫡男は忠盈。



◆織田忠頼

忠政の弟。

兄を助けて東奔西走。佐渡の代官として本間家の闇を暴く。

実は五人兄弟で、忠政、信重、忠頼、忠次、清次の順。

嫡男は忠嘉。



◆織田秀敏

信清・信長の大叔父。

信長の後見を務めていたが、桶狭間の時に信清に全てを託し、戦場に散る。

カッコいい役処だったが、何故か印象が薄いのは大体信清のせい。

嫡男は秀重。



◆織田信秀

信長の父で、信清の岳父。

豪快な武人でありながら、細やかな配慮も出来る偉人だった。

当初は信長の唯一の理解者だったが、信清の出現に信長以上に喜んだ。

しかし流行病で死去。早死にだった。



◆織田信康

信清の父。

犬山城主で、妹婿である信安の後見もしていた。

幼少の信清と信長を会わせると言う、地味な偉業を為した人。

美濃攻めで戦死。



◆織田信実

信秀の弟で信清・信長の叔父。

男子が無く、弟・信光の二男・信昌を養子にした。

何時の間にか病死。



◆織田信光

信成の父。

織田家随一の猛将と謳われたが、信長の稚気を愛する人でもあった。

暗殺されることもなく、穏やかな晩年を過ごす。



◆織田信次

信秀の末弟。

年齢的に信広と近く、仲が良かった。

出番は遠江の援軍くらいだが、実は各地で手伝い戦に駆り出されていた。

苦労人で出番も消えたが、天下統一時点でもまだ生きてたよ。

嫡男は長次。



◆佐治信方

尾張知多半島を領する佐治水軍の若きエース。

信長の妹を妻にし、従兄弟で義兄弟の一角。

九鬼衆と協力し、信清の無茶振りに応えて強力な水軍を形成する。

淡路と讃岐二ヵ国の太守となり、織田水軍の要として活躍。

嫡男は信為。



◆斯波義銀

尾張守護家の末裔。

足利一門では高い格式を誇るが、将軍に成れる程じゃない。

名目上の遠江守護職に補任されたが、そのまま遠江の太守に収まる。

於市ちゃんの婿でもあり、一族に列した。

謎の勝ち組と呼ばれており、円満な家庭を築き穏やかに過ごす。

嫡男は義康。二男は吉良義親。



◆吉良義昭

足利一門で高い格式を誇り、将軍相続の目があるような風聞があった。

実際は無い。

三河守護職に補任されたが、三河の太守にはなれなかった。

遠江騒乱の時、一族から造反者が出た影響なのは間違いない。

男子がなく、斯波義銀から養子を迎えて家を継がせる。

それなりに穏やかな余生は過ごせている模様。

養子は義親。



◆松平家次

父祖伝来の念願、宗家簒奪を成し遂げた英雄。

早くから織田に通じ、桶狭間の混乱を経て三河守護代に就任。

最終的に三河の太守に登り詰める。

信光の従兄弟であるが、嫡男・忠正に信清の妹を娶らせ、順調に一門化。

後世では時勢を読む力がある、凄い武将として認識されている。

嫡孫は家定。



◆斎藤道三

信長の岳父で、美濃を信長に譲った爺様。

嫡男との相克の果てに、自刃するところを信清一行に攫われた。

以後は相談役となり、裏方で信長をマイルドに仕上げることに一役買っていた。

岐阜城内で身内に囲まれ、穏やかに死去。



◆織田永政

織田一族。

桶狭間で戦死。史実では桶狭間以前に死去している。

嫡男は藤掛永勝。



◆藤掛永勝

父は永政。

永政が戦死した時、僅か三歳だったので外祖父に養育される。

養育手当は信清が手配し、十分にあったのでノビノビと育つ。

元服後は育ててくれた外祖父の姓を称し、四国征討などに従軍。

嫡男は永重。



◆飯尾定宗

織田一族で飯尾氏を称す。

織田永政の兄とか弟とか。

桶狭間の戦いにおいて、秀敏と共に今川軍を迎え撃ち、討死。

嫡男は尚清。



◆織田信益

信清の嫡男。母は央。

幼き頃より、信忠と共に学び、励んできた。

二人とも信清・信長の仲を見て育っているので、自然と親友になれた。

四国征討に功を上げ、自力のみで伊予一国の太守となる。

信清の隠居を受け、尾張と筑後を相続して三ヵ国の太守となり信忠を支え続けた。

これまた父と同様、信忠の隠居を受けて自身も隠居、相談役となった。

嫡男は信紀。



◆遠山信景

信清の次男。母は智。

東美濃遠山氏の養子となり、養母は於艶さん。

下野の代官を経て、下野太守を相続する。

嫡男は清景。



◆織田康清

信清の三男。母は央。

犬山城主と、「命を大事に」契約アットホーム犬山の仕事を引き継ぐ。

犬部隊は健在だが、出番がなかったのが悔やまれる。

信清隠居の後、大和の太守を相続。

嫡男は益清。



◆織田信忠

信長の嫡男。妻は信清の長女・りん

幼き頃より、信益と共に学び、励んできたことから、親友と呼べる間柄になった。

将軍を譲られる前に、美濃一国を治めて力を付けていた。

信益の助力を得て、信長の後見を一年半前倒しで切り上げて見せた。

父が生きてるうちに孫の晴れ姿を見せたくて、早めに隠居すると言う孝行息子。

嫡男は信秀。



◆北畠具豊

信長の次男。

伊勢北畠の家督を継ぎ、甲信攻略に従事した。

愚鈍でも何でもなく順当に仕事をこなして行き、加賀一国の太守となる。

正室は”強く、気高く、可愛いらしい”と評判の雪ちゃん。

嫡男は信豊。



◆織田信孝

信長の三男。

男子の無かった信広の養子となり、信忠らと四国征討に従軍。

武功を上げ、阿波一国の太守となった。

養父の引退を受けて、若狭も相続し二ヵ国の太守となる。

色々遠すぎて、北畠具豊との確執は存在しない。

これもまた、信清の暗躍の一端だったりする。

嫡男は信茂。



◆織田信澄

信勝の嫡男。

信忠、信益と幼少より共に学ぶ。

播磨一国の太守となり、信勝の隠居後は豊前を相続した。

嫡男は長澄。



◆織田信定

信興の嫡男。

伊勢にて長島一向一揆を無難に鎮圧。

信興の隠居後、伊勢と伊賀を無難に相続。

嫡男は信道。



◆織田清正

信清の家臣と思いきや、実は信長の家臣で出向だった。

元は織田一族ではなく、祖父が功を立て織田姓を下賜された。

当人も猛将だったのだが、その祖父が修験者だった関係で、伊賀衆との接点を持つ。

結果、忍者(仮)の窓口役になってしまった。

下山組との組手において、新しい必殺技を取得したという伝承が残る。

嫡男は清長。



◆織田広信

守護代・大和守の最後の当主。

反信長派の盟主に祭り上げられ、全ての責を負わされ殺害された。



◆織田吉清

守護代・大和守に仕えた奉行人で、一族だが地位は高くない。

真面目な人物で、支配者が変わっても恙なく務め上げた。

嫡男は吉光。



◆織田三位

守護代・大和守の重臣。一族で地位は高かったが、出番は一文だけ。

史実でも討ち取られるだけの存在。

因みに三位さんみとは、官位の従三位中将を表していると思われるが、詳細は不明。



◆織田寛近

名前だけ登場の一族

当初、信時が養子になり川村城主となった。



◆織田達広

名前だけ登場の一族。

信治がその跡継ぎとして野府城主となっていた。


名前だけも含みますが、意外と沢山出てました。

2016/9/30 一部追記

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] 誤字報告 ◆織田康清 <信長>の三男。母は央。 <信清>の三男……ですよね? 
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ