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東方自由伝  作者: ABIS
7/11

幻想郷と博麗霊夢4

 臣と霊夢が驚いているのと時を同じくして、博麗神社に足を運ぶものがいた。


??? さて、今日は霊夢さんのところに取材にでも行きますか♪何か面白い物でも撮れれば良いですが。


 身なりは普通の女の子、カメラと筆記用具を持っている。記者か何かのようだ。しかし、背中に大きな羽があり超スピードで、博麗神社に飛んで行く。




臣 おいおい!こんなに強く叩くことないだろ!


霊夢 失礼なこと言ってんじゃないわよ!あんたの体が異常に軽かったんじゃない!


臣 これってもしかして、能力なのか?


霊夢 多分ね!それを確かめるためにも、さっさと降りてきなさい!


臣 降りろったって・・・助けてくれ~!


霊夢 なによ情けない、仕方ないわね・・・それ!


 霊夢は空を飛んだ。そのまま臣の手を掴み地面に着地した。臣が能力を見たのは初めてだったので少し驚いた。


霊夢 ほら、大丈夫?


臣 ありがとう!助かったよ・・・


霊夢 まったく・・・あ!いつまで手を握ってんのよ!


臣 嫌、ごめん・・・怖くてな・・・


霊夢 (震えてる・・・そういえば、私も初めて空を飛んだ時、震えが止まらなかったっけ・・・もう暫くは優しくしてもいっか・・・)


霊夢 ほら、歩ける?臣。中に入りましょ?


臣 ・・・そういえば、何で俺の名前・・・


霊夢 あの時の妖怪に聞いたのよ。面白い奴だとか、私の物だとか言ってたけどね。


臣 ありがとう。霊夢さん


霊夢 堅苦しいわ、霊夢で良いわよ♪


臣 ・・・・・・


霊夢 ちょっと!何でいきなり泣きそうなのよ!?


臣 嫌・・・ただ・・・


 幻想郷に来ていきなり殺されそうになった臣。妖怪や幻想入りの恐怖、臣は今まで安心出来ないでいた。しかし霊夢の存在と笑顔が彼の緊張を消し、自然と涙を溢れさせた。臣の涙を見て、霊夢も何となくそれを理解した。


臣 ・・・よろしくな、霊夢!


霊夢 ええ、よろしくね!臣! 


 かなり多くの事を話していたようで、もう日も暮れてきていたので、二人は神社の中に入っていった。その姿をさっきの記者風の少女が見つめていた。


??? あややや♪これはこれは霊夢さんなかなか隅に置けませんねぇ~。明日の朝刊は傑作ですよ♪さあさあ!急いで書かなければ!


 




 

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