表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
隔離  作者: Swallow
2/7

不変θいつもと変わらぬ朝

ーーカシャッ!

カーテンの開く音。

そして途端に部屋に光が差し込んでくる。


「ーーかさくん、ーーーきて。」


軽く揺すられる感じ。


「ん……んん…。」


「ーーら。 起きて~。 時間だよ。 ほら。」


それだけ言って部屋から出ていく気配。

しばらく夢うつつのまま横になっている。

今、見ていた夢をなんとなく思い出しながら…。


ーー知らない男の笑い声とそれを嗜める声。

ーー敵意も、こっちに来る気配も感じられない。

ーーけれど、知らない人が自分の家に居るという異質さからくる多少の恐怖で震えながらでも、"いざという時にどうするべきなのか"と布団の中で考えて考えて考えて考えて……。

ーー「僕強くなるって約束したんだから。」


寝る直前にあんなことを考えたせいだ。

……これは強盗が押し入ってきた晩の時の記憶だろうか。

その前後の記憶は今も曖昧で、よく覚えてないと言っても過言ではない。

そりゃそうだ。

仕方が無い。

幼心にはキツすぎる経験だったろうから。


さて、まぁ今見た夢のせいで気分は……落ち気味だが元々"朝"ってホント弱くて気分は落ちてしまうわけで、つまりいつものことで、やっと少しばかり起きてきたので着替えて学校に行く準備を……ゆっくり、かなりゆっくりやり始める。


着替えが済んで居間に降りてくると、起こしに行った後も全く降りてくる気配のない俺を2.3度見にきてその都度声をかけていた幼馴染が「あ、やっと起きてきた~」と云った顔で出迎えてくれる。


「おはよう~」


「…はょ……」


実のところ毎朝しっかり挨拶しようとするのだけれど、毎度うまくいかない……。

それも判ってくれているのか、全く気にした風もなく学校に行くことになる。

……初めに起こされてから30分と少し。

いつも通り。

朝ご飯は食べない。

時間がないのも理由だけど何より食欲が湧かないのだ。

父の作り置いてくれた弁当をスクールバックに仕舞い家を二人で出る。

題が…第一話の題名が格好良過ぎたちょっと反省(汗

でもこの題のと同じ題材で全く別のお話しも考えてみたいな。


そして今更ながらそういえば登場人物の性格等々詳しく考えてないことに気づいた……←

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ