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永香の暗闇

ねえ、お姉ちゃん。


後ろを見ると、妹がいました。

白いフリフリのワンピースをきて。


「"私"のお母さんはどこにいるの?」

「何を言ってるの。私たちのお母さんでしょ。」


チガウ


「違うよ。」


知ってる。


「なんで隠すの?」

「隠してなんかないよ」


ワタシノウソツキ。


「私のお母さんは、」


アナタノオカアサンハ、

「もうその話はしないで!」




ダッテ、

「だって、」


アナタハ。

「あなたは。」


ウマレテキチャダメダッタンダカラ

「もう関係ないんだから。」


「お姉ちゃん・・・」



「私のこと嫌いなんでしょ?」


そんなことない。


「いきなり、養子になってきてさ。」


そんなこと思ってない。


「私、お姉ちゃんのことなんか」



「おい!なにやってんだ! こっちに来い!

 早く!」

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