私が思うこと
あの日私、俺、僕、うちは ‘’ ‘’を見た。
ミーン ミーン ミーン
窓の外からたくさんのせみの鳴き声か聞こえる。
外を見ながらがらボーとしてたら
「小林!話しをきいてるか?」と先生から言われてしまった。
私、小林なつきはとっさに
「はい!もらろん!」
と答えたがもちろん嘘だ。けどしかたかい、5時間日の数学が1番疲れるし。
隣の席からくすくすと、笑い声が聞こえる。
私がそいつの足を蹴ると
「いったっ」
と声をあげ、
「塚原!」
今度はそいつがおこられた。
そんなこんなしてたら、チャイムが鳴り授業が終わった。
「お前のせいで怒られたじゃん」
こいつは塚原健一、私の隣の席の幼なじみだ。
私は、健一に全力の笑みで
「ざまぁ!」
って言ってやった。
「あんたたちまたやっとうなー笑」
「二人とも仲良くしようよ〜」
「純恋ちゃん!」
この二人は、私の親友の笹川純恋ちゃんと橋本七瀬(橋本ななせ)くん、いつも四人で行動してるんだ!
「だってこいつが!」
「だってこいつが!」
私と健一がハモって、ななちゃんが吹き出す。
あ、ちなみに、ななちゃんってのは、七瀬くんのあだ名ね。
「おーい、お前らー。次は家庭科室で調理実習だから急げよー。」
「なんでなん?」
先生の声に純恋ちゃんが素早くツッコミを入れる。
「確かに6限に調理実習って頭おかしいよな。」
「まぁとにかく急いで準備していこう。」
「「「うん!」」」
「今からハンバーグを作ります。4人のグループを作って、人数分のハンバーグを作ってください。それでは始め。」
先生の声に、みんなが一斉にグループを作りに動く。私達も集まり調理を始める。
「せっかくだからさ、2、2に分かれてそれぞれハンバーグ作らない?」
私の提案に3人が顔をしかめる。
「どうしてそうなった?」
健一のツッコミが入る。
「けどまあいいんじゃない?」
「まあ楽しそうではあるかもね。」
ななちゃんとすみれちゃんがそう言ったら、健一がふっと笑って、
「たっく仕方ないな。じゃあグッパで決めようぜ!勝負だ!」って健一が1番楽しんでない?!
その戦いの結果はこうだ。
私とすみれちゃんチーム健一とななちゃんチーム。
すみれちゃんは全体的に女子力が高めで、もちろん料理も得意なので、私たちの方が美味しくなるに違いないが、あの2人のほうはどうだろう。
健一は論外だし、ななちゃんだって料理のエピソードなんて聞いたことがない。
きっとあの2人なら立派なダークマターを錬成してくれることだろ。
そうやって失礼な解釈でその場を後にして、私とすみれちゃんは調理に取り掛かったのだが、、。
先ほどまで、あの馬鹿どもを笑っていたとは、信じられないほど、私たちはハンバーグ作りに苦戦していた。
なんと実は私たち、と言うより私、の方が正しいのだろう。
健一レベルで、料理が下手だったのだ。
だからって言って諦めたりはしない。
私と純恋ちゃんはなんやかんやでそれなりのものを作り上げた。
我ながら、まあまあの出来だ。
見た目には目をつむっておこう。
一足先に料理を作り終えて、私は片付けながら横を見るとすぐ目をそらした。
もう一度横を見ると、机の上には絶対にハンバーグでは使わない者たちが置いてあった。
なになに、ゴマどれ、焼肉のタレ、醤油、
カルピソーダ?!、、、。
こいつらはもうダメだ。
そんなことを思っていたら、健一が
「おいお前今こいつらはもうダメだみたいなこと考えてただろ」と言ってきて
「だってなんでハンバーグに絶対使わないものが置いてあるの?!カルピスソーダなんて絶対使わないし、どっから持ってきたのよ!」
なんて言ったら、健一が
「家から持ってきたんだ( ˶ー̀֊ー́˶)」
とか言いやがったので、今度こそこいつらはもうダメだ。横を見ると純恋ちゃんがドン引きで健一たちのハンバーグを見ている。
「あぁ、、、、笑」
「純恋まで酷いぞ!!!!」
「味見したけど結構行けたぞ!!!!」
「大丈夫味は僕が保証するよ。」
「そうだぞ!百聞は一見にしかず。1回食べてみろよ!」
「「えぇ、、、、」」
私と純恋ちゃんは顔を見合せて覚悟を決める。
もぐもぐもぐもぐ
「「?!?!」」
「なんでこれで美味しいの?!」
「ホンマやね。」
「健一の癖にムカつく!」
健一が横でドヤ顔をしだす。
、、、うざいな。
ちなみに、私たちの方のハンバーグは食べれるものではなかった。
純恋ちゃんは顔をしかめ、
健一は苦笑い、
ななちゃんはトイレにこもってしまった笑
もうなるべく料理をするのはやめておこう
そう思った。




