常連さんからのご依頼 後編
前回の続きです!
''冷静になれ…冷静になるんだ俺''
朝起きたら、澪ちゃんが''あそこ''丸出しで俺の顔の上に跨っている。
「澪…ちゃん……??」
「ん〜おしっこしたい。朝だから膀胱パンパンで…」
そう言って澪ちゃんは下半身に力を入れ、おしっこを俺の顔目掛けて出す。
''ジョボボボボボボボボボ〜''
朝のおしっこは、香ばしい。まるでフレンチトーストのようだ。
「アバババババババババババ!!!!息が…!!息ができねぇ…!!!!!」
澪ちゃんのおしっこの勢いは止まらない。生ぬるいとは程遠いおしっこの温度、そして鼻をいつもより''ツン''と突き抜けるアンモニア臭。
「アバババババババババババババババババババババババババ」
''俺、このまま死ぬのかな''
「俺、考えろよ…よく考えろよ…」
俺は村岡の話を聞いて困惑していた。
まじ意味わからんよな。ふざけんなよあのクソガキ、話をややこしくしやがって。
「…あー、そうだ。俺泊まるとこ決めねーや」
俺はとりあえず、澪ちゃんに電話した。勘違いすんなよ?泊めて欲しいとかそーゆうのじゃないからな。
「あー、もしもし?澪ちゃんさ、明日時間ある?ちょっと聞きたいことがあるんだけど…」
''珍三郎さんお疲れ様です!分かりました、それでしたら明日の13時とかどうでしょうか?''
「おーいいね。さすが澪ちゃん、分かってるね!!」
''ところで珍三郎さん。もう宿泊するホテルとかお決まりですか?''
「いや、決めてないよ。そこら辺のネットカフェにでも泊まろーかなって」
''じゃあうちに来てください!お客さんが来た時用の布団もあるので。それに、明日どうせ会うなら今日泊まって行った方がいいでしょ?''
…え、まじ?女子大生の部屋泊まって行っていいんすか?!?!
「え?まじで( ◜ᴗ◝)それだったら泊まって行こうかな〜」
''はい!是非来てください!''
いい事考えたぜ(∩皿^∩)
「澪ちゃん、お酒いる?泊めてもらうし、飲みたいなら買っていくよ。ついでにおつまみもいる?」
''え、わざわざいいんですか?それでしたら是非お願いします。私、サワー系のやつ飲みたいです!''
「りょーかい!んじゃ、家着いたらまた連絡するわ」
俺はそう言って電話を切る。
しめしめ(∩皿^∩)これで澪ちゃんを泥酔させて、判断力を失わせたらおしっこを飲んで、あわよくば本番行為までしてやろう…(≖ᴗ≖ )
「澪ちゃんおつかれぃ!お酒とおつまみ、いっぱい買ってきたよ!!」
俺はそう言って、澪ちゃんの机にお酒とおつまみを置く。
「わぁ!こんなにたくさん!ありがとうございます。えっと…いくら払えばいいですか??」
「あ〜、ええねんええねん( ◜ᴗ◝)そんなの澪ちゃんが気にすることじゃないって」
「ありがとうございます!珍三郎さんって優しいな…私、好きになっちゃいそう」
かかったな。いいんだよ払わなくて。その代わり身体で払ってもらうからな、ギブアンドテイクってやつだ。社会に出たら常識だかんな。
「俺に惚れたら後悔するぜ?澪ちゃん( ◜ᴗ◝)ま、そんな事より飲も飲も!」
俺と澪ちゃんは好きな酒をそれぞれ手に取り、乾杯した。
''どれくらい飲んだのだろう''
俺、酒弱いんだよな。まぢ後悔。死ぬって、アル中で死ぬって。
そういえば、ひめかさんも酒強かったよな…その妹である澪ちゃんも、酒が強いに決まってる…
俺はそう思いながら''走馬灯''を見る。
''あぁ、父さんと母さん。こんな子供でごめんなさい。俺はまともな職にも就かず、ずっとアルバイトで…そういや、じーちゃんは元気かな?俺、じーちゃんに何も恩返し出来てないや…まぢごめん。は〜あ、こんな事で死にそうになるくらいなら、もっと女のおしっこ飲んどけば良かったなぁ…そうすれば、辛い思いをせずに今日の宅飲みだって楽しめたんじゃないかな…?澪ちゃんごめん。俺、酒雑魚だからさ…てかさ、今死んだら俺の秘蔵AVや昔撮った彼女のハメ撮り動画とかどうなるんだろう?AVはともかく、ハメ撮り動画なんて見つかったら俺、逮捕されちゃうかも…あ、俺死ぬんだった(笑)だから捕まらなくて済むのか。良かった…こんな俺でも、人生で一度も前科がつかなかった事を、誇りに思おう。…なんだよ、なんで小学校時代の奴らの顔が出てくるんだよ。まぁ、走馬灯だからな〜そりゃあ懐かしいメンツも出てくるってわけか…懐かしいな、日織ちゃんに佳奈ちゃんに真姫ちゃん…そーいや俺、この3人の事好きだったな。今何してるんだろう?結婚して子供産んで、幸せな生活でも送っているんかな…?そう考えたら俺、ちょー悲しいじゃん。昔、俺はこの3人のうちの誰かがお漏らしでもしねぇ〜かなって思って、6年2組の保健委員になったよな。なったのはいいんだけど、小6で漏らすやつなんてそうそういねぇ〜しな。だけどな、1度だけ奇跡が起きたんだ。佳奈ちゃんが体調不良で倒れた時あってさ。俺、保健委員だから佳奈ちゃんを保健室まで運んだことあったのよ。その時の佳奈ちゃん、いい匂いだったなぁ〜。そのままキスとか出来んのかな〜とか。そんなくだらない事ばっかり考えてたな…懐かしいぜ。それがきっかけで俺はイけると思ったんだろうな。日織ちゃんと佳奈ちゃん、そして真姫ちゃんのロッカーにラブレター仕込んだんだっけ?そんでそれがクラス中にバレて俺、バカにされたよなぁ…悔しいぜオイ!!悔しかったから放課後、3人のリコーダーをチュウチュウ吸いながら泣いたもんな。そして日織ちゃんのリコーダーは持ち帰った。あれは今でも俺の宝物だぜ…あぁ、意識が遠のく。俺、死ぬんだ。みんな、ありがとう。この物語はこれで終わりだ…''
終わった。俺はそう確信して、眠りについた。
「うぅ、頭が痛い…」
俺は頭を抑えながら起き上がろうとする。
「澪…ちゃん…?」
あとは冒頭の通りだ。俺は現在進行形で死にかけている。
「アバババババババババババババババババババババババババババババ」
澪ちゃんのおしっこの勢いは止まることを知らない。アカン。ほんとに死ぬ。まじで死ぬ、助けて、まじで!!!
''チョロロロ…ツー…''
ようやく、澪ちゃんのおしっこは止まった。おしっこが器官に詰まって、息ができない。起き上がろうにも、二日酔いで身体が重い。
「…っ!!仕留め損ねたか。珍三郎さん、あなたには悪いですけど、死んでもらいます!!」
そう言って澪ちゃんは、俺の顔に肛門を向ける。そして、澪ちゃんの肛門はヒクヒクと動き出す。
…まさか?!こいつ、糞をして俺を仕留めようってのか…?!?!
やめろ!!!俺はおしっこは好きだが、うんこはほんとに無理なんだ!やめてくれ!!!
「…っっんんっ!」
澪ちゃんは気張って、実を捻り出そうとする。
やばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばい
俺はとっさに、口の中に残った澪ちゃんのおしっこを、澪ちゃんの肛門目掛けて吹きかける。
「きゃあ!!」
よし、離れたな!
俺はそのまま頭突きのような形で、澪ちゃんのケツにフルアタックする。脳が''ぐらん''と揺れる感覚がしたが、関係ない。
俺はそのまま、布団から脱出する。
「ッフーッフー…危ねー、まじで、ハァハァ…死ぬとこだった、ぜ…!」
「…いてて、、」
澪ちゃんはお尻を抑えながら起き上がろうとする。
「ってめぇ!何のつもりだ!!死ぬとこだったんだぞ!!」
俺は痛む頭を抑えながら、澪ちゃんに問いかける。
「珍三郎さん、村岡くんから話を聞いたんでしょ?!昨日彼から連絡があったのよ!!だからあなたは生かしておけない!!」
まっっっったく持って意味が分かりません。なに?こいつら繋がってたの?どうゆう事?
「…珍三郎さんには真実を伝えておきましょう…この''一連の事件''の真相を!!」
あの〜めっちゃカッコつけてますけど、あなた下半身丸出しですよ。それに''一連の事件''って言ったってまだ事件は起きてもないじゃないか。こいつ意外と馬鹿なんだな。
俺は澪ちゃんから''真実''を聞いた。
そもそもでこの事件…いや、澪ちゃんがストーカー被害を受けているっていうのは''嘘''なのだそうだ。この時点で意味がわからないよな。俺も全然意味が分からなかった。そして話を戻すが、何故澪ちゃんは''ストーカーされている''と嘘を付いたのか。結論から言うと、原因はひめかさんにあるらしい。
それは村岡がひめかさんに''一目惚れ''したからだそうだ。上京してひとり暮らしを始めた澪ちゃんを心配したひめかさんは、一度澪ちゃんの様子を見ようと、東京に来たらしい。
その時、澪ちゃんのアルバイト先へ寄ったそうなのだが、そこでひめかさんを見た村岡が一目惚れ。そして、澪ちゃんに紹介するように迫ってきたらしい。
しかし、ひめかさんは郊外に住んでいるため、東京にいる村岡と会う機会などそうそう無い。それで村岡にひめかさんの事を諦めさせようと、村岡を説得したらしい。それでも村岡は諦めず''ある計画''を思い付いたと言う。
それは澪ちゃんが''ストーカー被害を受けている''という嘘を付き、ひめかさんの気を引いて、村岡と引き合せるというなんとも''アホらしい計画''だった。
そしてこの計画で予想外の出来事が起きた。それが、俺という存在らしい。本来、東京に来るのはひめかさんであって、俺ではなかった。そして澪ちゃんと村岡は口裏を合わせる事もせず、それぞれ''別の証言''をしてしまった。そのせいで澪ちゃんが''ストーカー被害を受けている''という事が嘘だとバレてしまう。
焦った澪ちゃんは俺を殺害しようと、強行手段に出たらしい…
長々と語る事となったが、要はバカ2人が1人の女性の気を引こうと''ストーカー被害を受けている''という嘘を付いたのだ。
…ほんっとにバカだな。マジでこいつらに''周りの事を考える''という脳は無いのか。これだからZ世代は嫌なんだよ。
「んー…まぁ、色々とツッコミたくはなるんだけど、、とりあえず分かった。とりあえずひめかさんにはこの事を伝えて、ストーカー被害の心配は無いという事を伝えておくよ。そして、澪ちゃん。君はもうちょっと周りの人の事を考えなさい。そんなんじゃ社会に出てやって行けないぞ」
「…はい、すみません、、」
澪ちゃんはそう言いながら号泣していた。なんだよこの茶番。下半身丸出しで泣いてんじゃねぇよ、俺やべぇやつみたいになってんじゃん。
俺はひめかさんに''真相''を伝えた。ひめかさんは安堵と同時に、澪ちゃんと村岡に対して激怒していた。まぁ、そりゃあ無理もないだろう。
「…ねぇ、ひめかさん」
俺は電話を切ろうか迷ったが、どうしても気になることがあったので、そのまま電話を続ける。
''どしたの?''
「あのさ、村岡の事どう思ってる?」
''ん〜村岡くんね。私は好きだよ。あ、もちろんLOVEじゃなくてLIKEの方でね''
「そっか。もし、さ。もしもの話ね?もし村岡と付き合うってなったら付き合える?」
''ん〜、その質問には答えられないかな。お互いの事、まだよく知らないし。話しているうちに好きになるかもしれないし、なんとなく付き合ってみたら、いつの間にか本気になっているかもしれないし、、それは村岡くんと私の相性次第だよね''
「そう、なんだ。よく分かんねぇけど、今後の行い次第では村岡と付き合う可能性は充分にあるって事?」
''まぁ、そう言うこと。でも村岡くんと会う機会なんてないと思うよ。私は東京になんて滅多に行かないから''
「なるほどね、分かった。俺いい事思い付いたからさ、楽しみにしててよ」
''なに?怖いんだけど…珍三郎くん、犯罪だけはやめてね''
俺はひめかさんの言葉に反応すること無く、電話を切った。
村岡よ…お前の事は嫌いだ。でもそのバカさ、俺は嫌いじゃない…
''もし、お前が本当にひめかさんを想っているのなら、少しくらいの代償を支払っても構わないよな?''
「ただいま〜!!みんな見ないうちに逞しくなったなぁ!オイ!」
澪ちゃんの事件は一応解決したということで、俺は故郷のハプニングバーに帰ってきた。
「ヨォ!おっさん!なんだよシケたツラしやがってよぉ!ただでさえブサイクなのに、そんな面構えしてたらマッポにパクられちまうだろうがよォ!!」
「…うっさいな珍三郎くん。マジで殺すよ?そんで、話って何?わざわざひめかさんまで呼んじゃってさ。彼女、今日のために有給使ってるんだからね?」
「知らねぇよ(笑)そんなことより、新しいお仲間の紹介だ!!」
俺はそう言って事務所のドアに目をやる。
「カモン!!!」
俺が合図を送ると、事務所のドアが開く。
「うーっす村岡でーす」
「「え?」」
村岡の登場に佐藤とひめかさんが困惑している。
「ちょ、ちょっと珍三郎くん!これどういうこと?それに村岡くんも!大学はどうしたの?!」
「大学?辞めてきましたよ。俺、ひめかさん一途なんで。今日から俺も''エロ探偵''として頑張りたいと思います」
「…いや、え?いきなり言われても…」
ひめかさんはかなり動揺している。
「おっさん、いいだろ?こいつうちで雇わせてやろうぜ。中々見込みがあると思うんだ」
「いや…うん。別にいいんだけどさ、、なんで珍三郎くんがそこまでするの?メリットある?」
「メリット?大切な後輩の為を想うことに、メリットもデメリットもありますかね?」
まぁ、本当はいびれる後輩が欲しかっただけなんだけどな。この先、俺がずっと一番下なのも嫌だし。それに、面倒な依頼は全部こいつに押し付ければ良いし。
「珍三郎さん…まじあざっす!俺の事そんなに想ってくれるなんて…!まじリスペクト送ります!まじあざす!!名前を馬鹿にしてすんませんでした!!!!」
「気にすんなよ(笑)それよりほら!自己紹介しろって(笑)」
「…っ!は、はい!村岡天五、21歳!趣味はオナホール集めで、右手が恋人です!俺のモットーは''オナホールの、オナホールによる、オナホールのための右手''です!尊敬している偉人はエイブラハム・リンカーンです!」
馬鹿だなぁ…こいつ。俺がふざけて考えたセリフマジで言ってやんの(笑)こんな事言ったらひめかさんも冷めるだろうなぁ…まじざまぁwwww
「へぇ、村岡くんって歴史詳しいんだ。私、歴史詳しい人好きなの、、村岡くんのこと、もっと知りたいな?」
「ひ、ひめかさんっ…!!俺も!俺もひめかさんの事もっと知りたいっす!だから…」
「村岡くんったら慌てすぎ(笑)連絡先交換しよっか。本当はハプニングバーのルール上ダメだけど、真剣恋愛なら良いんだよね?しょーちゃん♡」
え、なになに?なんでいい感じになっちゃってんの?バカじゃないの?
「うん、いいと思うよ。ひめかさんと村岡さんのこれからの関係に、乾杯!」
「いや、まだ午前中だろうが!飲むんじゃねぇよ!」
「それもそうだね(笑)」
思い通りに行かずにイライラしている俺に、村岡が近づいてきて、俺の耳元で囁く。
「珍三郎さん!まじすげぇっす!これから兄貴って呼ばせて貰ってもいいっすか?!」
クソガキ、調子乗るなよ。俺は初めて会った時からお前の事が嫌いなんだよ。マジでコキ使ってやるからな。
こうして常連さんからのご依頼は新しい仲間を迎えたと共に、見事解決…?的なノリで幕を閉じた。
ちなみに俺はひめかさんのおしっこを飲む事を躊躇った。俺を殺そうとした時の澪ちゃんのおしっこが、脳裏によぎるからだ。
俺はこの姉妹に勝てる気がしない…




