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第2話 僕の青春高校二年生編 前編

僕たちは2年生になった


クラス替えがないためメンバーは変わらなかった



4月下旬


進路相談に入る


廊下に僕とひかりさんが待機


名簿順の関係で必然的にこうなる


ひかり「僕君進路決まってる?」


僕「とりあえず進学かな。ひかりさんは?」



ひかり「私も進学かな?」


廊下で話せるこの少しの時間でさえ幸せに感じた


5月遠足があった


山の中にある公園だった


親睦を深めるためらしいがクラス替えのないウチのクラスにはあまり関係なかった


男子たちは自然にテンションがあがりハイテンションで冒険していた


滝もあり気分的にも盛り上がった


しばらくアスレチックを楽しんだが、遠足の後は部活が待っているので


身体を休めることに集中しすべり台の上で○TUBEで○○イレブンを見ていた


周りの男子に

「一緒に見る?」

って誘ったが


周りの男子は

「高校生にもなってそんなの見るなよ」

って言ってどこかに行ってしまった


動画に集中していると



トントンって背中をたたかれる


ひかりさんだった


ひかり「何見てるの?」


僕「○○イレブン」

少し恥ずかしかったが答えた


ひかり「面白いの?私も見てみようかな?」



僕「いやいやひかりさんが見るようなやつじゃないと思うよ?」


ひかり「ちょっと見てみるね、イヤホン片方貸して」


僕「うん」

片方イヤホン差し出した



ひかり「ありがとう」

そう言うとイヤホンを耳につける


ひかりさんとの距離が近くなりドキドキが止まらなかった


ひかり「ねぇこれサッカーだよね?何で炎とか翼が生えたりしてるの?」


もっとな疑問をぶつけてくる


僕「○次元サッカーだから」

苦笑して答えた


この思い出補正プラス好きな回だったのでこの話は何度も見た


6月初旬


ウチの学校は中国と韓国に10日間の交換留学がある


学年トップのひかりさんはもちろん中国留学に選ばれていた


ひかり「ねぇ僕君」


僕「何?」


ひかり「私今度の交換留学に選ばれちゃった」


僕「さすがひかりさんだね。頑張って」



ひかり「それなんだけどすごく不安で」


僕「確かに海外って不安になるよね」



ひかり「そうなの。それで相談なんだけど枠がまだ余ってるみたいで僕君良かったら一緒に行かない」


僕「え、僕?」



ひかり「僕君がいてくれたら安心なんだけど」


僕「相談してみる」


ひかりさんと留学はすごく楽しそう

期待を胸に体育教官室に向かう



僕「監督失礼します。中国への交換留学を考えてるのですが」


僕はバスケ部の監督に許可をもらおうとした


監督「僕、もうすぐ何がある」



僕「インターハイ予選があります」



監督「3年にとっては最後の大会だ。その時に雑用のエースであるお前がいなくなるとどうなる?」



僕「はい、すみませんでした。断ってきます」


淡い期待は儚く散った


僕は自他共に認める雑用のエースだった


というのも

僕がバスケを始めたのは高校に入ってからだった


周りとの技術の差は明らかだった


勿論練習は一生懸命やった


先ずは雑用を頑張りアピールしていくしかなかったのだ


それに日頃の雑用は必ず結ばれるそう信じていたからだ


ひかりさんにそのことを伝えると

「そっか~。それじゃあしょうがないよね」


少し無理していたが笑っていた


そこから留学までは不安がるひかりさんを頑張って励まし、勇気づけた


留学を終え

「いい経験ができたよ~」

って笑顔で帰ってきてホッとした


そこから特に何もなく夏休みに入る


夏休みの中盤バスケ部の後輩が声をかけてきた


後輩「僕先輩、ひかり先輩って知ってます?」


僕「知ってるよ同じクラスだよ」


後輩「かわいいですよね」


僕「そうだね」



後輩「僕先輩と付き合ってるんですか?」

突然聞いてきた


僕「付き合ってないよ」


後輩「そうなんですか?僕バイト一緒なんですけどすごくいい感じで先輩のこと言ってましたよ」


僕「ジュース奢るからその話詳しく」



後輩「僕がひかり先輩に、僕先輩って知ってますかって聞いたらめっちゃ仲良よ~って言ってましたよ。てっきり先輩と付き合ってるかと思いました」


僕はひかりさんが僕のことをそう言ってくれてることが分かりニヤニヤが止まらなかった


「何の話してるんだ?」

ウチのバスケ部のモテ男が話かけてきた


後輩「モテ男先輩実はですね」

後輩が説明する



モテ男「僕そんな子がいたんだな。良かった~僕だけ彼女がいないから心配してたんだぜ」



僕「そんな仲じゃないよ」


モテ男「その子のメアド持ってる?」



僕「うん」



モテ男「携帯貸してくれ。オレがメールするから」



僕「嫌だよ」



モテ男「任しとけって悪いようにはしないからさ」


モテ男がメールを送る


ひかりさんから返信がきたがいつもよりそっけない


モテ男「中々難しいなこの子」


何通かやりとりしてモテ男が白旗をあげた


家に帰るとすぐさまメールを送った


「ごめん、さっきのは友達が送ってて僕じゃないんだ」


怒ってるかな?と少々不安になったがすぐ返信がきた


ひかり「気づいてたよ。だって絵文字の使い方や文章が全然僕君のじゃなかったもん」



僕「だよね。ごめん」


ひかり「私だから良かったけど嫌な子もいると思うからしない方がいいよ」


僕「もうしないよ」



何とか平和的に解決した


次の日モテ男にバレてたぞと言うと


モテ男「え?何で?」


僕「絵文字の使い方や文章が全然違うってさ」



モテ男「お前それ、脈ありじゃん!!」

普通、人の絵文字の使い方とか文章なんて気にしないだろ」


モテ男が明るく言ってきたが

僕はそうは思えなかった


夏休み終盤


ひかりさんが体調を崩した夢を見た


たかが夢だと思ったが一応メールしてみると本当に体調を崩しているようだった


ひかりさんにメールで「どうして分かったの?」って聞かれたから


「夢で見た」

って答えると


「予知夢?すごい」

って返信がきた


褒められて?少し恥ずかしかったが次の話題に入る


「この前wi○買ったよ。もちろん○リオも」


ひかりさんがwi○の○リオに興味津々なことをこの前言っていたので


貯めていたお小遣いでwi○と○リオを買ったのだ


「え?えぇー!!本当に!!すごいね」

メールの文字だけでもすごく興奮しているのが伝わってきた


「今度僕君の家に遊びに行ってやらせてもらってもいい?」

と聞いてきたので


「もちろん」

即返信した


ひかり「もうすぐ夏休み終わって2学期が始まるね。また2学期に会おうね」


僕「また2学期にね」

僕もそう返してメールを終えた


ひかりさんとゲームが出来る

早く2学期にならないかな

ひかりさんに会っていっぱい話したい


この時の僕は浮かれていた


しかし、2学期からひかりさんと大きくすれ違うことになることを当時の僕は知らなかった


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