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Only One  作者: シアン
第3話「新年度開始のあれこれ」
30/63

06

薫の女子高生生活も3日目です。今回は短いです。

 9日火曜日。昨日は帰宅してから図書館で借りた本を一気に読んだため、結構寝るのが予定ギリギリになってしまった。ちょっと辛かったけど昨日と同じ時刻に起きて準備を済ませ、今日帰りに図書館に寄って新しい本を借りてこようかな?と考えつつ沙織の家には同じ時間に向かう。本日は……沙織は無事に起きていましたが、まだ朝食中でした。昨日よりちょっと遅くなってるなぁ……出発出来たのは7時45分でした。

 教室の前で沙織と分かれて席に着く。図書館で借りていたもう1冊の方を読もうかと思っていると、どうやら先に来ていたらしい美咲が話しかけてきた。

「薫ちゃん、おはよ~」

「あ、美咲さん。お早う」

「結構早く来てるんだね」

「あ~、それはね……」

 沙織の寝坊対策で早めに寄ってから来ていると話すと、美咲は少し笑っていたがあっさり納得した。

「もしかして沙織さんってそんなに酷いの?」

「まぁ遅刻は無かったと思うけど、結構ギリギリの時が多かったかな?」

「そうなんだ?今はまだ行った時には起きてるけど……」

「その内薫ちゃんが起こす事になるかもね?由香里さんも1度は声を掛けるけど、その後は自己責任みたいだし。確か中学の時も保々毎日迎えにきた子に起こして貰ってたみたいよ?」

 ……かなり重傷らしい。これは気をつけないと。

沙織のどうしようもないエピソードが次々と明らかに。次回は7月5日更新です。

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