笑談~ぐっどもうにんぐ編~
※腐向けです。
てか、冗談として見て下さい。
遅い。
俺、エージェは待っていた。
先生が遅刻するなんてありえない!
「先生はいつも遅刻するから、一時間目は自習だよ。」
隣で白雪さんが教えてくれる。
いや、この人たちは、20回ぐらい人生をやって、
高校レベルの授業なんか簡単かもしれないけど、俺は違う。
高校を卒業したら職業について、幸せな家庭を築きたい。
だから、勉強をするんだ!!
「僕、先生を呼んできます。」
そう言って、教室を出る。
俺はクラスでは優等生をたもっている。
だから、みんなのまでは自分の事を「僕」と言っている。
ひとまず、自分の部屋に戻る。
そして、引き出しの奥のほうを探す。
「あった!」
先生の部屋の鍵だ。
帽子型のキーホルダーが付いた鍵で、
先生に無理やり持たされた。
この鍵は、先生が寝ていたときの手段として持っておく。
そして、俺は先生の部屋に着くと、ノックをした。
・・・寝てるのか?
仕方が無いので、鍵を開けて中に入る。
「先生・・・・・!?」
俺は固まってしまった。
ベッドにはハッター先生とマーチ先生が一緒に寝ていた。
いや、それならまだいい。
問題は、
二人が裸で一緒に寝ているのだ。
「おや・・・おはようございます。」
ハッター先生が起きた。
「ふぁ~、あれれぇ?エージェ君がいるよぉ~」
マーチ先生も起きた。
俺は考える。二人とも男だよな・・・。
「あの・・・なんで、マーチ先生が一緒に寝てるんですか?」
気になったので、訊いてみた。
「兎族って、寒いのが苦手なんだよぉ~。だから、一緒に寝たんだぁ~」
じゃあ、服を着てください。
「でもねぇ~、ハッターが全然寝かしてくれないんだよぉ~」
「マーチ君が可愛かったので寝かせたくなかったんですよ。」
せめて言い訳をしてください。
「ボクは嫌だって言ったんだよぉ~」
「でも、すごい良い声で喘いでましたよね。」
・・・・。
「そ、それはぁ~ハッターがぁ・・・」
「言い訳は良くないですよ。あんなに感じてたのに。」
・・・・。
「ち、ちがうよぉ~・・・」
「じゃあ、体にききます?」
・・・・。
「ちょ!や、やめ・・」
「おや、体は正直ですね。」
大人なんて・・・。
「や・・・あ・・」
「ここなんか、もうこんなになってますよ。」
大人なんて・・・。
「ら、らめぇぇ・・・」
「これでも、感じてないなんて言えますか?」
大人なんて・・・。
「大人なんて大嫌いだ!!!」
走り出す俺。
その目には涙が浮かんでいた。
その日から5日間、エージェは人間不信になったとさ。
おしまい(笑)
最後のエージェの台詞・・・
ゲ●戦記で聞いたことがあるようなフレーズだな・・・
気のせいか?
気のせいだよな。
気のせいだよね!!
見てくれた方、ありがとうございます!