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異界バイト  作者: 香住丘の異端児
5/8

本格的なクエスト

お久しぶりです。


「おい、俺のクリームパン食べただろ」

「知らなーい」

「嘘つけ、口元にクリーム付いてるぞ。ありきたりなやつをするな」

と、今から死ぬかもしれない場所に行くとは思えないほど陽気なテンションで向かっていた。


「そういえばもうすぐ体力テストあるねー」

「あぁ、ちゃんと手加減しないとやばい事になるからな」


多分このセリフをるしあじゃないやつが聞いていたとしたら、100%イキっているように聞こえるだろう。だが、本当に怪しまれることをわかっているるしあからは何も言われない。

と言うか、今この瞬間も陸上でオリンピックに出て金メダルを取って帰ってくるには速いスピードを出している。

もしもみんなの目の前でこんなスピードを見せたらどうしてそんなに速いのかと疑問に思うだろうからな。


「まぁ、わたしならぎりぎりごまかせるかもだけどね」

と言い、俺の方をチラチラと見てくる。

「ヒョロいとでもいいたいのか?」

「べっつにー?そんなこと言ってないですけどぉ〜?」

「…………」

「ん?どうした……あ痛っ!?」

とりあえず叩くことを覚えた。

(ちょっとは気にしてるんだよぉ)

と思いながら俺はヒョロい自分の体を叩いた。


二人で雑談しながら走っているとすぐにギルドについた。

ちなみに外観は毎回変わっている。

「たのもー!!」

「道場破りのテンションで受付に向かうな、みんなびっくりしてる……してなかったわ」

どうやらこの程度なら日常茶飯事らしい。

「昨日ぶりですね、カエデ様」

「あぁ、今日はるしあも一緒だ」

「やっほーこよりさん」

「??」

るしあが誰に話しかけているのか分からなかったので聞き返そうとしたところ、

「お久しぶりですね」

と、こよりさんが返したので、

「……もしかしてお姉さんって……」

「はい、こよりですよ」

知らなかったんだが……てか、るしあはいつ聞いたんだ?

「話を戻しますね」

すみませんでした。

「今日はどうするおつもりで?」

あくまでなんとなくだが、空気が引き締まった気がした。

「報酬のいいやつで」

と、予め決めていた事をるしあが即答した。

明日は何も予定がないので夜遅くになりそうなやつでも行けるなと判断したからだ。

「分かりました」

こよりさんはそう言ってクエストの内容を説明してくれた。

簡単に言うとボスを倒せとのこと。

説明を終えてこよりさんが重々しくこう言った。

「このクエストはクリア者がまだおらず挑戦者は38名です。

そのすべての方が亡くなりました」

と。


正直国語が得意ではないのでアドバイスしてくださるとありがたいです!

今回のだとコメディからシリアスに急転換!だったのでアドバイス求めます……

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