消えた謎の男
最後じゃなかったw
妊娠・・・?私・・・妊娠してるの?
私はかなりの痛みの中真紀ちゃんの肩をかりて立ち上がる
仁「この様子だとあと一ヶ月もしないうちに産まれるな」
桐生「ごめんなさい美香。気づいていなくて」
美香「いや、私も気づいてなかったw」
真紀「いやそれで気づかないってすごいねw」
そんな話をしていると
茨木「なんだ?お前は終わりか?じゃあ次は誰だ?」
何回もおされてるにも関わらず余裕を見せる茨木
私はもう戦えない。桐生は立場上戦えない
仁はめんどくさいというし真紀はまず戦える訳ないし
あれ?碧は?いなくなってるし・・・
はい。詰んだ
茨木「来ないならこっちからいくぞ!」
そういって手をかかげた瞬間
「おっとっと。ちょいと失礼するでござる」
茨木の前にいきなり出てきた男性
私たちもかなり驚いている
真紀「ほわ!あんたいつの間に!てか誰!?」
茨木「ってちょ!どこさわってんだよ!」
「いんやー眼鏡を落としてしまってのぅ確かここに・・・おぅピンクとは大雑把な格好のわりにはいい趣味してるのぉ」
茨木「し、死ねエロジジィ!」
茨木の雷が落ちるがそれをよけて私の横に立つ男性
桐生「おそかったですね。あなたなら来ると思いました」
「いんやーいきなり変な世界に放り込まれてのぅ約百京人の魔物相手するのに一年はかかったぞい。遅れてすまんかったの。わしも力をかすぞい」
いったいなんの話をしているのか分からず仕方なく私は質問する
美香「あの・・・あなたは一体?」
「なんじゃ。お主もまだまだじゃのぅ。昔は一緒に働いた仲じゃないか」
・・・・・・・・え、まさか慎太郎さん!?
湯浅慎太郎。春菊達のおじいちゃん。詳しいことは瑠樹の過去へんで出るからよろしく笑
それにしても格好容姿と共に昔と若返ってる気が・・・
慎太郎「うむ。それは変身してるからのぅ。変身したら自分の力いっさい出ないんじゃが、あの魔物を倒すのにはこれで充分かと思ってのぅ。そしたら一年もかかってしまったぞい。」
な、なるほど・・・慎太郎さんは、おそらくこの世界で一番強い。そう言い切れる
慎太郎「なんじゃ、茨木紅葉お主も力が出しきれておらんよーじゃな。その力、覚醒させてやるぞい。」
そう言うと両手を前でパンと叩く
慎太郎「解!」
すると両手両足にすいた鉄の腕輪のようなものが割れた
茨木「うお!なんだこれ!体が軽い!」
慎太郎「さあ。こちらは最終決戦といこうかのぅ」
次回は『天才の威厳』
慎太郎と茨木の本当の力はどんなやつか!?
まぁ慎太郎は力全然出てないということをお忘れなく