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13話

政治将校は完全な戦闘機械として描きますのでご容赦頂きたいです。

(結局、独裁政権なので残忍・残虐な方が政治将校向きでしょうし)

反面、捕虜になると真っ先に泣き出す感じにしたいと思いますw

2006年5月18日

五島列島沖

国防海軍の原子力戦艦長門及び同巡洋戦艦那智の2隻が合流すると主砲の照準を巡戦独島及び鬱陵に対する砲撃を開始する。

すると多数の水柱が2隻の回りに形勢され、凄まじい水飛沫でその2隻の甲板を水浸しさせ、砲弾の水中爆発による震動は照準を狂わせるが、その2隻も闘士を失わずに長門と那智へ対して反撃の砲撃を行う。

が、その砲弾は精密な計算をせずに放ったものな上に射程としては圏内とは言え、有効射程圏外なので明後日の方角へ飛んでいき盛大な"威嚇"以上に効果があるとは思えない水柱を上げるにとどまる。

独島及び鬱陵の随伴艦は殆どが長門と那智の放った時限信管付の榴弾の炸裂に巻き込まれて多くが動けなくなり、護衛を伴って離脱していた。残っていた独島及び鬱陵と2隻のKDX-2級と3隻の蔚山級フリゲートが残って砲戦を続行するも政治将校以外の乗員は既に精神的に疲労困憊状態となり、多くが士気が低下し始めていた。


無論、政治将校に逆らえば命が補償されず、生きて国に帰る為には戦うしかないのである。


そんな中、僚艦救助に向かっていたKDX-2級駆逐艦王建は…………

同艦戦闘指揮所(CIC)

金武軍の代理で非常に横暴で暴力的かつエキセントリックな政治将校(大馬鹿野郎)が極めて理不尽な命令を繰り返し乗員たちは既に発狂仕掛けており、ある乗員が政治将校に殴り掛かり、政治将校はその彼を射殺するがまた別の乗員がその政治将校に襲い掛かり、別の自動小銃を持った2人の政治将校が入ってくると、すぐに自動小銃の政治将校は群がっている乗員を皆殺しにしてから、片方が一服しようとした次の瞬間、別の乗員に丸椅子で後頭部を殴られ、倒れ込む。そしてもう1人の自動小銃の政治将校が対処しようとするが、艦長である俺、金凛鳳が「水兵はな、お前らの将棋の駒じゃねぇーんだよ!」と叫ぶとさっき倒れ込んだ政治将校の頭を踏みつけ、大人しくさせる。そしてもう1人の政治将校も束縛するように命じてから俺は無線で友軍艦艇の救助に向かうべくと国際周波数の無線で戦う意思が既に無い事を示し、応援を要請したのである。


すると日本側の駆逐艦阿武隈が口答で『了解した。これより救助協力を行う』と伝えて来たので俺は「感謝する」と片言の日本語で言うと相手も片言の韓国語で「どう致しまして」と伝えて来たのである。すると政治将校(武軍の犬)が何かわめき始めたので部下はすぐにそいつを営倉にぶち込むように命じる。


俺らは既に国では反逆者で、もし日本側に捕まれば捕虜になるが、恐らく前者なら射殺されるだろう。だが後者ならば少し問題があっても少なくとも命は補償されるだろう。故に俺は家族には名誉の戦死と伝わる可能性を考え、船を自沈させてから後者を選んだ。簡単に言えば日本軍に救出された後に船を沈めてもらうのだ。


そして日本海軍所属の佐世保基地所属の駆逐艦阿武隈が到着すると同艦臨検隊が乗り込んで来たので私は彼らを敬礼で出迎え、数名の部下と共に政治将校(バカ共)を戦犯としてつきだし、作戦概要書の入った金庫を引き渡したのである。

そして臨検隊長が最後に「君ら幹部には基地でちゃんと尋問を受けてもらうが範例に乗っ取るので何も心配は無用だ」と言い残すと阿武隈の乗員が次々に乗り込み、船を動かす様に指示を出す。そして俺は同時に他艦の救助云々を伝えると臨検隊長で阿武隈副長の原少佐が既に他の部隊が収容したと伝えてきたので、俺は一安心したのである。


それと同時に俺は統一したものの、北に近い政治体系となった祖国に限界を感じており、米国か豪州に亡命したいと原に伝えると彼はすぐに相談に乗ってくれたのである。幸いにも彼の義兄が外務省の高官らしく、何とかしてくれるらしい。

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