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朱鴉のツバサ

作者:織姫ナナ
 世界には不可思議でだけど絶対に存在する奇跡がある。人々はそれを、魔法と呼んでいた。だが時代と共にそれは姿を消していき、人々の記憶からも消えていく。
 そんな世界を揺るがす事件が起きた。一九八九年七月七日の夜、一人の女性が何かをしたのだ。だがその何かは何なのか、誰もわからなかった。
 変革の日と呼ばれるようになったその日を境に、魔法使いは真実を探究し始める。だが、どんなに調べても真実に辿りつくことはできなかった。

 時が経ち、現代となった日本。そこで一人の不良少年が怪奇的な事件に巻き込まれる。その事件で死にかけた不良少年は、ある出会いを果たすのだった。

 これは、周囲に溶け込めない不良少年と存在しないはずの存在である少女の物語。世界の理自体を変える魔法を巡る絆の物語である。
第一章 朱鴉の産声
プロローグ
2014/06/18 11:39
変革の日(1)
2014/06/20 22:39
変革の日(2)
2014/06/22 09:44
変革の日(3)
2014/06/22 14:38
変革の日(4)
2014/06/22 20:50
変革の日(5)
2014/06/23 11:54
存在しない存在(1)
2014/06/23 21:22
存在しない存在(2)
2014/06/25 07:48
存在しない存在(3)
2014/06/25 22:19
エピローグ
2014/06/29 10:48
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