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不死の子供たち・設定集  作者: パウロ・ハタナカ
第一部・廃墟の街
1/72

01 第一部・登場人物


◆レイラ〈Leira〉

・本作の主人公。

・〈廃墟の街〉で目覚めた記憶喪失の青年。

・現在は〈スカベンジャー〉として生計を立てている。

・女の名前なのに、なんだ男か。

・ちなみにレイラは、ヘブライ語で〝夜〟を意味するそうです。


◇カグヤ

・静止軌道上の軍事衛星に搭載されている〈自律式対話型支援コンピュータ〉

・自称人間だが、その存在は謎に包まれている。

・レイラの相棒。

・竹取物語との関係は不明。


◇ミスズ

・略奪者たちに捕まっていた謎の女性。

・海底に沈む東京からやってきたと言うが……

・軍事訓練を受けているため、戦闘能力は高い。


◇ウミ〈Ver.家政婦ドロイド〉

・海岸に流れ着いた軍艦の残骸を探索中に発見した人工知能のコアに備わる人格。

・レイラとカグヤの拠点で、ふたりの活動をサポートしている。

・感情豊かで、人工知能とは思えないほど自然な振る舞いを見せる。


■ヤン

・〈ジャンクタウン〉の警備責任者。

・練度の高い兵士だが、冷静さに欠ける一面もある。

・レイラの友人。

・いい飲み仲間だ!


■リー

・〈ジャンクタウン〉の警備隊に所属。

・ヤンの部下で、レイラの友人。

・冷静沈着で、ヤンの右腕のような存在。

・ヤンとは幼馴染で、苦楽を共にしてきた間柄。


□クレア

・〈ジャンクタウン〉で医療に従事する心優しい女性。

・赤茶色の長髪に青色の瞳を持ち、そばかすが素敵な印象を与えている。

・〈ジャンクタウン〉にあるレイラの拠点〈コンテナ〉の所有者でもある。

・医療組合に所属しているため、薄水色のドクターコートを身に着けている。

・ヤンの恋人?


■モーガン

・〈ジャンクタウン〉にある〈スカベンジャー組合〉の支部を管理している。

・イボだらけで太った不健康なカエルのような顔をしている。

・若いころに〈汚染地帯〉の近くで廃品回収の仕事をしていたときに謎の病にかかり、それ以来、容姿が変化してしまったらしい。

・責任感があり、頼りになる組合長としても知られていた。


◆イーサン

・〈ジャンクタウン〉で活動する傭兵団の隊長。

・狼のように鋭い眼光に無精髭、透き通るような金色の瞳が印象的。

・普段はただの酔っ払いで、よれよれの背広を着ているが、情報屋としても活動していて、それなりに信頼されている。

・レイラの友人であり、彼に信頼されている数少ない人間でもある。

・イングランドに所縁があるようだが……


◇エレノア

・イーサンの傭兵部隊に所属する女性。

・副官のような立ち回りでイーサンをサポートしている。

・官能的なスタイルに金色の髪、それに薄紫に近い菫色の瞳の美しい女性。

・兵士としての実力も備わっているが、部隊を指揮する能力を評価されている。

・イーサンとは恋人以上の関係であり、ふたりの絆は稚拙な愛情表現では語れない。


■ヨシダ

・かつて〈スカベンジャー〉として活躍していたが、現在は引退し〈ジャンクタウン〉でジャンク屋を経営。

・〈廃墟の街〉では珍しい優れたエンジニアでもある。

・細かい作業を可能にする特殊な義手を装備している。

・レイラの友人。

・スカベンジャー時代に稼いだクレジットで、廃品置き場にある土地の使用権を購入していたが、ドブネズミに悩まされている。


◆◇人擬き

・廃墟の街で彷徨さまよう不死の化け物。

・旧文明期以前の人間が作り出した不死の薬〈仙丹〉によって、この世界に誕生した生物。

・驚異的な生命力と再生能力によって、基本的に殺すことはできない。

・〈人擬き〉との戦闘で傷を負ってしまった場合、その人間は高確率で〈人擬きウィルス〉に感染してしまい、数日中に〈人擬き〉に変異してしまう。

・いわゆるゾンビ。


◆◇略奪者〈レイダー〉

・荒廃した都市で活動する無法者、ならず者であり盗賊であり、狂人の集団。

・ギャングを結成し、スカベンジャーや隊商を襲い物資を略奪している。

・〈廃墟の街〉には様々な組織があり、ギャング同士の抗争も絶えない。

・危険な存在で、容赦のないサイコパスの集まりでもある。

・基本的に見かけたら逃げるか、殺したほうがいい。慈悲はない。

・火器や車両を整備する者もいるが、ほとんどが文字も読めず、言葉を理解できない者もいる。

・廃墟を拠点にしているが、大規模な組織になると〈鳥籠〉を管理することもある。


◆◇機械人形

・旧文明期に製造されたロボット、あるいはドロイド。

・様々な種類があり警備ロボットから軍用ロボット、それに介護ロボットまで存在していて、あらゆるニーズに応える機械人形が製造されていた。

・各国で製造されていたが、日本、台湾、中国、アメリカ、イスラエルなどで製造されていた機械人形が主流で世界中に普及していた。

・作業用ドロイドやドローンは、現在でも旧文明期の自動工場で製造されているので、それほど珍しい存在ではない。

・軍用ロボットの部品は高値で取引されるので〈スカベンジャー〉に好まれる。

・しかし軍用機械人形は危険なため、部品を回収できる者は限られている。


◆◇守護者〈機械人形(仮)〉

・人に似た骨格を持つ機械人形。

・金属製の骸骨を連想するが、その骨格は旧文明の鋼材を含んでいるため、羽根のように軽く、それでいて鋼鉄よりも強度があるため侮れない。

・実際のところ、軍用の機械人形〈アサルトロイド〉を凌駕する戦闘能力を持ち、手練れの傭兵団すら単独で壊滅させるだけの身体能力を有している。

・人類とは敵対していないが、味方とも言い切れない。

・謎に満ちた存在であり、共同体の多くは守護者とは関わらないようにしている。

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