聖也に相談
俺は武蔵小杉の家に帰ってから、マリアに返信を送った。
『いいですよ』
さて、どうしよう。
店選びは男が決めた方が良いよな...?
俺が知ってる店なんて、ラーメン屋しかない。
こういう時は、経験豊富な聖也に相談しよう。
『マリアに食事誘われた』
『オススメの店教えて』
短い文章を連続で送る。
その間にマリアから返事が返ってきた。
『わーい! やったあ(*^▽^*)
どこ行きましょうか? 武蔵小杉でもいいし、都内の方に行ってもいいですよ』
お互い家が近いから近場でもいいが...家の近くってエロくないか?
マリアを持ち帰れるかもしれない。
いや、初デートでそんなこと考えちゃいけないよな...。
でも、俺達大人なんだぞ?
高校生じゃあるまいし、何があってもおかしくないよな?
いやいやいや、さすがに初回はない。
逆にそれでいけたら、俺が普段苦手としているビッチじゃないか。
そうなったら俺は冷めそうだ。
マリアに求められたら断らないけども。
タイプの子と出来るなら全然アリ。
だが、俺の中のマリアの株が下がる。
そういう子じゃありませんように。
まあ、その時は流れに身を任せよう。
しかし問題は、俺が「オシャレな箱」を持っていないことだ。
何があってもいいように買っておくべき?
俺はマリアへの返信を保留して、聖也のトーク画面を開く。
まだ既読はついていないが、追加で文章を送った。
『初デートにコンドームは必要?』




