一話 プロローグ的なもの。 昼休み
なんかもう色々とやばいけど、更新、頑張ります。
「ん、あーん」
学院の中庭にある木陰のベンチで、自分は目の前にいる中等部の制服を着た、艶やかな黒髪をした美少女、というより美幼女から丁寧に詰め込まれた弁当箱の中身を「あーん」されていた。
いまだに慣れないいこの習慣に、俺は言われるがまま口を動かしながら、現実逃避しはじめたのだった。
――――さて、唐突だが自己紹介をしよう。俺の名前は八詰雫。この日本響堂館学院高等部の一年生だ。
日本響堂館学院とは、東京の外れにあり、小等部から大学院まであるという、かなり規模のでかい学校である。
特に中等部と高等部のある区域は、中等部、高等部が院則により寮生活が義務づけられているため、ショッピングモールや、ゲームセンター、メイド喫茶、果てはAniメイドなるアニメグッズショップまで、様々な店がある上、商業区、娯楽街、等とわけられ、小さな都市のようになっている。
この学院はいわゆる、何々家、何々グループの御曹司とか御令嬢、異国の国家元首の御子息など、身分が高い、金持ち、名家、の子が集うエリート学校みたいなものである。
現に目の前にいる美幼女も世界に名高いとか言われてるグループの御令嬢だし、もちろん俺自身も、とある筋ではそこそこ有名な家の出だったりする。
まあ、そんな学校だから、当然のごとく親がサラリーマンのいわゆる「一般庶民」は一人もいない。
が、弱冠十二歳にして何々理論を実証した天才美少女、などの例外もたまにはいるそうだ、というかうちのクラスにいる。
まあソレ以外にも、我が家のようなその筋の家だったり、日本一の極のつく道の家の子だったり、と案外、例外というものはいるものである。
だが、それにしたって―――――
「味、どうだった?」
彼女の声によって現実に引き戻される。
いつの間にか食べ終わっていたようだ。
「あ、いつも通り美味しかったです。はい。」
特に冷めていてもジューシーさを失っていない唐揚げが美味しかったです。
「そう、良かった。」
と、言いながらにへらっと笑うところが可愛い。
と、そこでタイミング良く中等部の予鈴がなる。
「また、放課後。」
と、少し寂しそうに言って、中等部の校舎へむかう彼女に、
「じゃ、放課後に。」
と声をかけ、俺は、そういえばどうしてこうなったんだっけ、と考えながら高等部の校舎にむかうのだった。
主人公
名前
八詰 雫 (やつめ しずく)
属性
男の娘 リアルチート 人たらし いわゆるオタク ロリコン
見た目
灰色の髪 闇色のレイプ目 美少女にしか見えない顔 痩せ形 身長165cmないくらい
一人称
俺 たまに変わる
好きなもの
ロリ 二次元 ゲーム ビーフジャーキー ソロモンいんふぃにてぃ(栄養ドリンク) カップ麺 アニメ ヒロイン ヤンデレ
嫌いなもの
鈍感系主人公 酸っぱいもの 停電 仕事 使えない部下 口だけ上司 偉ぶっているボンボン ヒス女 名状し難い系統の怪異 エロ本とかAV
見た目は薄幸の美少女(レイプ目)だが、性格は普通に悪い。
絡まれたら、監視カメラのない場所まで誘導、その後壁にめりこませる。突っかかってくるボンボンとかヒス女には容赦しないタイプ。
前は三度の飯をカップ麺で過ごしていたが、家事能力はそこそこ高い。
面倒な事はなるべく避けるタイプ。