調子に乗ると、こうなる。
ごめんなさい
昨日の木曜日に投稿する予定だったんですが、昨日を水曜と勘違いしてしまい、投稿できません出来ませんでした。
ごめんなさい
余計なことをしまくったせいで少し長め。
ヒャッハー!レベリングじゃあぁぁ!!
私はいまゾンビと戦っている。いやそもそもこれは『戦い』なのだろうか?一方的にプチプチしてるだけな気がする…。
まず、ゾンビの背中に体当たりをする。今のところ、これで全員前のめりに倒れてる。
次に、ゾンビの頭部に身体を乗せる。もちろん起き上がろうとするが、その前に最後の工程へ。
最後に、念動力でゾンビの頭部を地面と身体でプレスする。そうするとすぐにグシャッとつぶれる。
この間、わずか5秒。戦後はMPの回復に勤しむ。
これは果たして戦闘と言えるのだろうか…いや、戦闘だ。自分にもダメージは入ってるしね。ちなみにゾンビはすでに三体目であり、Lvも3に上がってる。
≪グールを倒しました。経験値が入ります。≫
≪Lv4になりました。≫
≪[念動力]がLv3になりました。≫
≪[MP自動回復]がLv3になりました。≫
…訂正。ゾンビ二体にグール一体、Lvが4に上がった。やったぜ。
さて確認確認。ステータスオープン
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【名前】
【種族】ものたべボックスLv4
【性別】♀
【適正】地
【能力】▽
HP:43/54
MP:15/37
攻撃:44
体力:39
耐久:86
魔力:37
精神:56
敏捷:10
【種族スキル】▽
収納パック
【スキル】▽
HP自動回復Lv2 MP自動回復Lv3 状態異常耐性Lv2 気配察知Lv4
魔力感知Lv2 魔力操作Lv2 念動力Lv3 特攻
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
耐久の成長速度が速い!耐久以外で最も高い精神より30も高い!嬉しい限りだけど硬すぎぃ!
MP自動回復と念動力も多用してるから、他より心なしか成長しやすい。やったぜ。
さて魔石っぽいの回収してどんどん行くぞー。え?肉はどうするかって?ははは…あれは食えんわ…。
そして…
ヤバい…非常にまずい…
私はいま…グールの群れに追われています。どうやら仲間を倒しすぎたせいで、ヘイトがたまりまくってるようです。どうやらグールはゾンビとは違い、ある程度知性があるようだ。先ほどまでの戦闘(という名のプチプチ作業)で前のめりに倒れる際、何体か地面に手をついていた。もちろんプチプチしたのは変わらないが、この行為は知性あるいは痛覚がある証拠じゃなかろうか。
そんな奴を何体も調子に乗ってプチプチしたらヘイトがたまるのも当然だろう。仲間意識があるかはわからないが。いい加減自重しろと言いたい。
どうしようどうしようどうしよう
追われながら高速で思考をめぐらす。
≪[思考加速]を習得しました。≫
うるさいいまそんなところじゃない
だがこのスキル…いいタイミングで来たかもしれない。私は箱なため後ろを見ることは出来ないが、先ほど念動力を利用し後ろを見た。その時は数を数えられなかったが、この[思考加速]のスキルがあればある程度把握できるかもしれない。幸い先ほど見たときはそこまで数がいないようだったし。
もし、十体くらいまでしかいなかったら追い払おう…きっと大丈夫。念動力!
念動力を利用し体を回転させる。もちろん自分を前方に飛ばし、速度の維持も忘れない。
空中でグールのほうを向き、加速された思考で数を数える。1…2…3……。
念動力で身体を一周回転させ着地する。瞬間先ほどよりも明らかに速い速度で跳ねる。まだこんなスピードを出せるのかと考える暇もなく、速度を上げる。見なきゃよかった…。
無理無理無理!三十体以上とか無理だって!!
そう、いつの間にか数が三十体ほどまで増えていたのだ。耐久がどれほどあろうとあの数はたまらない。圧死する。こんなにいるのなら、念動力を加速に使えばよかった…。
ちなみに今のステータスはこちらである
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【名前】
【種族】ものたべボックスLv6
【性別】♀
【適正】地
【能力】▽
HP:54/65
MP:21/44
攻撃:52
体力:46
耐久:99
魔力:45
精神:65
敏捷:10
【種族スキル】▽
収納パック
【スキル】▽
HP自動回復Lv3 MP自動回復Lv4 状態異常耐性Lv2 気配察知Lv4
魔力感知Lv3 魔力操作Lv3 念動力Lv3 特攻 思考加速Lv1
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Lv4になってすぐに魔力感知とHP自動回復、そして魔力操作が上がり、大体ゾンビとグール含めて、八体くらい倒してLvがふたつ上がった。さらに、二、三体目くらいでMP自動回復がLv4になった。転生者特典だろうか…やたら上がりやすい気がする。いや、今はそんなことを考えてる暇はない。今は何とかしてこの状況を打開しなければならない。じゃないと死ぬ、死んじゃう。さっきから少しずつ追いついて攻撃されてるし、どうせ死ぬにしても、一回くらい美少女形態を見てみたい切実に。
ここがダンジョンなら、トラップのひとつでもないのかよおおおぉぉぉぉぉぉ!!!
そう心の中で叫びながら、念動力で自分の身体を一気に加速させる。その際道中にいたと思われる、ゾンビとグールを撥ねながらも、追ってくるグールの群れから距離を開けた。距離にかなり余裕ができ、少し気を抜いた瞬間。
≪Lv7になりました。≫
≪[念動力]がLv4になりました。≫
≪[恐怖耐性]を習得しました。≫
≪【ユニークスキル】[装甲車]を習得しました。≫
≪【ユニークスキル】が解放されました。ステータスから確認が可能です。≫
身体に違和感が走り着地時にバランスが取りずらくなり、盛大に吹き飛んだ。その際またもゾンビ、グールを撥ねたが気にしない。身体中に痛みが走るが、それも気にしちゃいられない。
なぜなら、なにかとんでもないものを習得した気がするからだ。
…す、ステータス…オープン…
気にしないといったが、痛いものは痛い。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【名前】
【種族】ものたべボックスLv7
【性別】♀
【適正】地
【能力】▽
HP:25/95
MP:11/50
攻撃:60
体力:49
耐久:126
魔力:48
精神:71
敏捷:100
【種族スキル】▽
収納パック
【スキル】▽
HP自動回復Lv3 MP自動回復Lv4 状態異常耐性Lv2 気配察知Lv4
魔力感知Lv3 魔力操作Lv3 念動力Lv4 特攻
思考加速Lv1 恐怖耐性Lv1
【ユニークスキル】▽
装甲車
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
なんかエグイことになってるぅ!?
ちょっと待ってほしい!耐久と敏捷がおかしい!
大至急[装甲車]について詳しく!あと確認し忘れていた[収納パック]もおねがい!
≪装甲車:
立ちはだかる障害をすべて撥ねのけるゴーレム系の魔物が習得できるユニークスキル。耐久力を20%上昇させ、敏捷力を100にする。さらに動きやすくなる。≫
≪収納パック:
1㎏までの物をMPの最大値と同じ数収納できる。≫
衝撃の事実!ミミックはゴーレムだった!?って違う今はそこじゃない!
恐怖耐性のおかげか、ボケる余裕が出てきたようだ。
あっやばい、グールたちが追いついてきた…もう確認は後だ今は逃げろ!
しかし、逃げようと思ってもうまく跳ねることが出来ない。やたら滑る…なぜだ。別に地面が濡れてるわけでも、ましてや凍ってるわけでもない。なのになぜか滑る。やばいもうグールたちが目と鼻の先である。私はここで死ぬのだろうか…。
いーやーだー!死にたくないー!!
割と軽い命乞いをしていると、唐突に身体が滑り出す。後ろ向きに。
えっ!?なになに!?こんな時にやーめーてー!とーまーれー!!
なんとか身体が滑るのを止めようとしていると、あっさりと止まる。そのとき気づいた。身体の違和感について
あれ?とまった?ん?ひょっとして…?
先ほどから感じている違和感…。感覚が増えている。
一つ心当たりがある。先ほど習得したスキルだ。
ひょっとして…装甲…車?
装甲車である…つまり『タイヤ』である。さっきから滑っていた理由も『タイヤ』である。
よっしゃ!さっそく検証…
刹那、石のようなものが身体にあたる。何者かが投げたようだが、いまの耐久ならあまり痛くない。しかし、いまの一撃で今がどのような状況かを思い出した。
…逃げろー!!
身体はグールの方向を向いていた。よってバックで逃げることになる。だが、新しく生えてきたタイヤのおかげで、簡単にグールの群れを引き離すことが出来た。
はーっはっは!この速度には追いつけまい!!
デジャブ。ここぞとばかりに調子に乗る……あっ(察し)。
バック走行で逃げていたため、前方が確認ができない。それにより、危険を感知できなかった。
突然訪れる浮遊感。何者かに飛ばされたわけでも、自分が飛んだわけでもない。しかし、この感覚はつい先ほどにも味わった。もう味わいたくないと思っていたそれを、不注意によりまたも味わうことになってしまった。
いぃぃぃぃやあぁぁぁぁぁぁ!!!!!
ガンッ ゴンッ ギンッ
※車を運転する際、よそ見をせずしっかり前を向き、安全運転を心がけましょう。
本来予定してないことを書きすぎてしまった…。
反省している。けど楽しかったです。
皆さんも車の運転には注意しましょう。