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箱入り娘、始めました。  作者: へッどほん
1/23

「僕とスケベしてください!!」

3/21 筋力→攻撃に変更

「…うわぁ…真っ白」


 俺がこの部屋?で目覚めて最初に放ったひとことである。目が痛い。

この部屋?どれくらいの広さなのかなー探検してみよっかなーなどと考えていたところで女性の声が聞こえた


「目覚めたかのぅ?」


 …おぉ…あなたが女神か…


「気分はどうじゃ?」


 自分にこれほどまでに美しい女性との出会いを与えてくれた神様に感謝します。


「…死んだのに元気そうじゃな」


 あわよくばこの女性とともに一生を…ん?いまなんて?


「だから、高坂明人…おぬしは死んだんじゃ」


 What's ?なんだってぇ?俺が死んだ?


「何度もそういうとるじゃろうが」


 …まさか本当に女神か…。ならばやることは一つ‼

瞬間、俺は女神様に向き直ると同時にひざを折り地面に両手をつける。刹那、伸ばした肘を折り曲げ、勢いよく頭を地面すれすれまで落とす。

見よ!この完璧な土下座を‼あまりの完成度にぶつけた頭も痛くない!痛くないったら痛くない‼

最後の仕上げに俺がセリフを叫び完成だ。


「女神様、僕とスケベしてください‼」


 …それでいいのか主人公…


「別に構わんぞ?」


 …それでいいのか女神…











「ふむ、初めてにしては中々良かったぞ」


 …生きてたら絶対ミイラになってるってこれ…


「き、恐縮です」


 すごかった…女神様すごかった…


「では、そろそろ転生手続きにはいるとしようかの」


「…え?」


 いまなんと?


「む?言ってなかったかの?」


「えぇ…僕と僕のクラスメイトが間接的に神に殺されたとしか…」


 そうなのだ。実は俺以外にもクラスメイト達が別の神様のせいで死んだらしい。なんでも勇者召喚中に無理に(・・・)介入して、召喚陣が暴走したのだとか。間接的にとはいえ殺したことには変わらないため、介入した神様は粛清されたもよう。

クラスメイトは半数が死亡し3割が重軽傷。無傷なのはわずか8人しかいなかったらしい。


「そうか、言ってなかったか。別のとはいえ同じ神という立場の者がおぬしたちを殺したのじゃ。お詫びをするのがすじじゃろうて」


 そういうものなのだろうか。そういうものとしておこう。


「ということで手続きするぞい」


 そういうと女神様が右手を上げ空を左から右へ切って見せた。すると『ピローン』という音とともに、なんか出てきた。


「これは…」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


【名前】

【種族】

【性別】

【適正】


【能力】▽

HP:0/0

MP:0/0

攻撃:

体力:

耐久:

魔力:

精神:

敏捷:


【スキル】▽


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 ん?ゲームかな?


「今から種族と性別、スキルを決めていくぞ。スキルは…ほれ、このカタログから3つ選べ」


 そう言ってカタログを渡されたが、ちょっと待ってほしい


「いくつか質問良いですか?」


「構わんぞ」


許可が出たのでいろいろ聞いてみた。

まず、俺が転生予定の世界は召喚されるはずだった世界で、その世界は予想してたが剣と魔法の世界らしい。次にステータス画面のようなもので触れない【名前】【能力】は生まれたときに決まるらしい。確かに生まれたどころか生まれる前の赤ん坊に名前があったり、筋力値等がカンストしてたりしたら恐怖でしかない。

その他に、種族の種類を聞いたがあまりに多くて最初のほうしか覚えてない。

先にスキル決めよ









 なんとかスキルは選び終わったが


「ふむ…種族どうしようかな…」


「時間はいくらでもあるかなのう。ゆっくり決めるがええよ。ちなみにわしのおすすめは【吸血鬼】じゃよ。でも龍種もかっこいいのう」


「やめて!余計に迷う‼」


本当にどうしようか…そうだ!


「女神様、種族ランダムってありですか?」


「…そんなこと言うやつは初めてじゃ…頭大丈夫かの?」


 失敬な!多分大丈夫だよ‼


「いや、あまりに多くてもうランダムにしたほうがすっきりすると思います」


「そうか、可能と言えば可能じゃが…本当にいいのか?」


「構いません」


 というかそうじゃないと終わらない。


「承知したのじゃ。最後に性別「美少女でお願いします!」」


 これは初見ですでに決めていた。


「…お、おうそうか。ちなみになぜ男じゃないんじゃ?」


「どうせなら前世とは違う性別にしようかと」


 いつでもおっぱい揉めるし、さっき搾り取られたし。

もう十分に堪能した。


「…お、おうそうか。…揉み足りぬのか?」


 そんなことはないが…


「まぁよい、本当におなごで良いか?」


 美少女です。


「…おのことおなご以外に5種類あるが」


 美少女で…なん…だと…!?


「5種類!?」


「5種類じゃ」


 え!?多くない!?思いつく性別なんて合計3種類しか思い浮かばないんだけど!?


「ち、ちなみに残りの性別とは…?」


「両性、男性型女性形、女性型男性形、男性型無性形、女性型無性形…じゃ」


「美少女で‼」


 無性のほうはなんとなくわかるが…なんなんだ男性型女性形って…女性型男性形って


「なんじゃつまらんのう…」


 つまらんじゃない


「ん~…よし、これで終わりじゃな」


 どれどれ


 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


【名前】

【種族】?

【性別】♀

【適正】?


【能力】▽

HP:0/?

MP:0/?

攻撃:?

体力:?

耐久:?

魔力:?

精神:?

敏捷:?


【スキル】▽

HP自動回復Lv1 MP自動回復Lv1 状態異常耐性Lv1

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


こんなもんかな


「これで良いかの?」


「はい!」


「では、転生させるぞい」


 いよいよ俺…女性になるから私のほうがいいか

いよいよ私は転生する。種族や能力が楽しみだ。


「…準備完了じゃ、達者でのう」


「はい、お世話になりました」


返事を返した直後、体が光に包まれ意識が途切れた。




ここまで読んでいただきありがとうございます。

読専の者が書いた駄文ですが、誠心誠意書いていきますのでこれからもよろしくお願いします。

駄文故アドバイスなどもらえるとありがたく思います。

まだ慣れないので次回は今週中にできたらと思います。



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