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俺だけじゃなかった!

すみません・・・

引っ越しなどがあってしばらくばたばたしていました・・・!

さて、教室まで無事に来れた

今の俺は獣耳を隠すために帽子をかぶっている

幸い今は寒い時期だからなにも不自然ではないだろうが・・・

とりあえず注意しておかなければ


「おっ、遅刻常習犯。まだ朝会前だというのに珍しいな」


席に着くや否や話しかけてきたのは幼馴染である、結城光輝だ


「あぁ、おはよう。ちょっと朝に一悶着あってな。それよりお前、今朝は体の調子はどうだ?」

「急になんだよ、男に体気遣われてもうれしくないぞ?」

「別に何もないならいいんだけどよ・・・」


うーん、態度を見ているとどうも嘘はついていないようだし、もしかしたら奇妙な変化が起きてるのは俺だけなのか・・・?


「そういや俺昨日変な夢見てさ」

「変な夢?」

「あぁ、隕石堕ちて死ぬ夢だったんだけど」

「ん?光輝、それって・・」


ガラッ

「おら、お前ら席につけー」


「ん、康太、また後でな」

「あっ、おい!」


俺の静止むなしく光輝は自分の席に戻て行ってしまった。

しかし、最後にあいつがいっていた夢って・・・

同時に同じやつが同じ夢を見ることなんてありえるのか・・・?


「んじゃ、今から朝会を始めるんだがその前に・・・、お前ら『ステータス』って言ってみろ」


『・・・・』


「え~なにそれ~、いきなりどしたん先生~」

「変なマンガでも見たのかー!?」


先生の不意の一言で一瞬の沈黙の後、クラス中の生徒が笑いだす

この先生は言葉は砕けているが、いつもはこんなふざけたことは言わない真面目な教師だ

それ故にいつもとのギャップでクラスの笑いはなかなか収まらなかった


「まぁまぁ、いっぺんだまされたと思ってやってみ?人生変わるかもしれねーぞ。ほれ、さんはい!」


『ステータス!』


うちのクラスもノリがいい

しばらくはこれがうちのクラスの流行語だな

なんて呑気なことを考えながら俺もつぶやく


「ステータス」


そういった俺の目の前に


名前・佐藤康太

年齢・18

種族・獣人(人)

魔法・*****


・・・なんじゃこりゃ!!

個人情報がいろいろ書かれているゲームのウインドウのようなものが現れた

意味が分からない

獣人って・・・。まぁ明らかに獣っぽい感じにはなってるけれど・・。


「うーし、今変なものが浮かんでるやつ、ちょっと俺と一緒にこっちに来てくれ」


変なものって多分これのことだよな・・・?

おそるおそる立ち上がると、他にも同じように立ち上がっているものが3人いた

1人は光輝だ

もう1人オタクの・・名前なんだったかな?あまり覚えていない

最後の1人は俺が昨日振られた、村上雪菜だった


先生が俺たちがたったのを確認して教室を出ていく

俺たちもその後を追って急いで教室を出る


「おー?なんだ、演劇か?先生に付き合って大変だな、頑張れよー!」


クラスの人たちが笑いながら俺たちに声をかけてくる

もちろんいっぱいいっぱいで返事をする余裕はどこにもない


先生に連れられた場所は体育館だった


「ここでちょっと待機な!」


先生はそう言い残して戻ってしまった


「・・な、なぁ、君らもゲームのウィンドウみたいなもの見えるのか?」


そう話しかけてきたのは生徒会長だ

みんな名前を呼ばずに会長としか呼ばないから名前は認知されていないことで有名だ


「は、はい、俺にも見えます」

「あぁ俺も見える、変なことしか書いてないがな」

「ぼ、僕も見えるよ・・!」

「私も見えるよ!いったいどうしちゃったんだろう・・・」


「君ら2年生では4人も見える人がいたんだね。僕の3年では僕1人だったから気がおかしくなるところだったよ・・・。一か所に固まったほうが安全だろう。あっちに1年生もいるからこっちに来てくれないか?」


視線を遠くに向けると確かに2人、人がいる。


「そうだな、そうさせてもらうよ」


と、向かおうとした瞬間


「レディースエーンドジェントルメーン!!元気してるかい!?僕だよ!奇跡の魔導士TAKUROだよ!!」


この場に似つかわしくないテンションで登場したのは、俺が定期購入をしている雑誌の執筆者、TAKUROであった。


・・・えっ、ここでこいつなの?

文章力が・・・

物語って難しい

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