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出逢い
俺は、普通に過ごしたい。
そうー。普通がいいんだ。
俺は、昨日まで普通に
過ごしてたはずだ。
朝、目を覚ましたら
男が俺の布団で一緒に寝てた。
大事だからもう一回言おう。
『俺の布団だ。』
俺の驚き様と言ったら
凄いだろう。
軽く宇宙に届くぐらいの
悲鳴だっただろう。
あの時の俺は
のど自慢にでてたらダントツ優勝
間違いない。
話がそれた。
元に戻そう。
俺の布団の中にいる
コイツ...。
綺麗な美少女だったら
俺だって嬉しい。
むしろ鼻血ものだ。
だが、コイツはどこからどう見ても
男。
そうー。
俺と同じモノがついた
男だ。
男なんだ!!!