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ジェヒョンも動き出す

〈王城・秘密の通路〉


 同じ頃――。


 ジェヒョンの私室に、黒装束の刺客が膝をついていた。


「ジェヒョン様、女官たちの間で妙な噂が立っております」


「妙な噂?」


「はい。ここ数日、トリカブト王国の兵数が増えていると。城下でも武器商人の出入りが増え、軍馬の数も……」


 ジェヒョンは目を見開いた。


「それは……誠か?」


「確証はありません。ですが、婚姻が“時間稼ぎ”でしかない可能性が高いかと」


 ジェヒョンはしばし沈黙し、拳を強く握った。


「……やはり。やはり、そうだったか。

 ――素早く、陛下に報告を。だが慎重に動け。王に気づかれれば、ヘヨン様のお命が危うくなる。安全を、最優先に考えるのだ」


「はっ、かしこまりました」


 刺客が静かに去ったあと、ジェヒョンは誰もいない部屋で、ひとり呟いた。


「ヘヨン様……今こそ、あなたを守るために、私が動くときです」


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