異世界へ転生(3)
面白い作品が書けるようにがんばります
何か悩みごとがあったらいつも行く場所である。そこで俺は、丘から眺める雲より下の景色をみて自分の悩みはちっぽけなものだと思うことによって、気持ちを落ち着かせている。
そろそろ帰ろうかなと思ったら、森の方からドカーンという大きな音が聞こえた。気になったので寄り道をして見に行ってみることにした。
音が聞こえた場所に着くと、そこには、一人の男の人が倒れていた。この世界に来て出会った二人目の人である。恐る恐るその人に近づいてみると、男は血まみれであった。俺は普段から母さんに持たされている、回復ポーションをかけた。それから数分してその人は目が覚め、不思議そうに、
「君は、、、誰だ?俺を助けてくれたのか?」
そう言われたので、
「はい。俺の名前はエンゼ。大丈夫ですか?」
「ああ、もうなんともない。感謝するよ。」
「どうして血だらけでこんなところにいたのですか?」
俺は、気になったのでいきなり質問してみた。すると、
「その前に聞かせてほしいのだが、君は亜天使なのか?」
「そうですけど、、、何か?」
まあ、隠す意味もないので、素直に言ってみた。
「まさか、"生き残り"がいたなんて、、、。」
ん?生き残り?何を言っているんだろう。
「"生き残り"ってどういう意味ですか?」
気になったので聞いてみると、
「君は今、亜天使がどういう扱いをされているのか、知っているのか?」
「純天使からは、はぐれ者として嫌われているというのを母さんから聞きました。」
「まあ、間違ってはいないが、知っておいた方がいいから、教えておこう。亜天使は今、他種族との戦争で滅亡の危機にあるんだ。」
、、、とんでもないことを聞いてしまった。母さんは、俺が傷つかないように亜天使はただ嫌われているだけだと誤魔化していたのだ。
「他種族っていうのはどんなのがいるんですか?」
そこは今後の生活に影響があるかもしれないと思い、聞いてみた。
「俺たちと対を成す存在である"悪魔"と、はぐれ者と扱ってくる"純天使"だ。」
「え、、、」
思わず声が出た。純天使が亜天使と戦争をしている事実に驚きが隠せない。母さんはこの事を知っていて、俺を育ててくれているのだろうか?気になる事が多すぎた。でもまず、
「あなたは誰なんですか?」
「ああ、質問に答え損ねていたな。俺の名前は、"アーテ"。何でここにいたかというと、、、」
少し間をあけてから、
「悪魔との戦闘中に相手幹部にここまで吹き飛ばされたんだ。はははは」
笑い事ではないが、この様子を見ると嘘ではない。でも、相手幹部の攻撃を受けて生きているのは運とかだけではないと思うが、、、。
読んでくださり、ありがとうございます。




