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異世界へ転生(1)

高校3年生です。初めて小説を書きました。暖かい目で見ていただけたら幸いです。タイトルはまだちゃんとしたものは決まっておりません。

 変わることのない景色を今日も見る。"雲"のはるか下に広がっている大きな大陸と海。


 まずは自己紹介をしよう。俺の名前は「エンゼ」。種族は"亜天使"らしい。らしいと言うのは、俺はもともとこの"世界"の人間ではない。(もはや人間でもないが)俺はどうやら"転生"したみたいだ。では、この世界に来るきっかけとなった出来事を説明しよう。

 前の世界「地球」で俺は「二十歳の集い」に行く日に家の階段で転げ落ちて死んだ。あっけない死に方である。タバコを吸いたかったし、お酒も飲んでみたかった。他にも…などと色んなやり切れなかった事を考えていると誰かの声が聞こえて目が覚めた。

 なんだ死んでなかったのかと思って覗き込んでくる人を見ると知らない人がいた。とても美人で整った顔であり外国の人かな思う顔立ちの女性である。すると、その女性が何かを言っていたが、何もわからなかった。彼女は俺を抱き抱えた。違和感を覚えた。"抱き抱えた"、、、俺の身体はどうなっているんだ?早く鏡を見たかったが、ここがどこかわからないし、顔は動いても身動きが取れなかった。運良く彼女は窓ガラスに近づいてくれた。その時に気づいた。女性に抱き抱えられているのは俺の知らない赤ん坊であった。そんなありがちなことがあるわけないと思ったが、そう思うしかあるまい。

「"転生"してる。」

ということに。それから俺はその事実をあっさり受け止めることができた。そういうのに少し憧れていたというのもあったおかげである。


 そして、こっちの世界に来て5年の月日が経った。言語の習得にそれほど苦労はしなかった。それよりもこの世界と地球との根本的な違いがあった。それは"未知の力"があるということ。赤ん坊の頃はその力に気づくことはなかったが、徐々にこの世界に慣れてきて"何か"が見えるようになってきた。自分や母さんの身体が何かを纏っているように見える。

 ちなみに"母さん"とはこっちの世界で俺を育ててくれている人である。名前は"テン"。種族は"純天使"。純天使とは背中に、輝いていて美しい純白の羽が生えている。ちなみに俺は、とある遺跡で捨てられていたらしい。それを母さんが見つけて、俺の母になってくれたということだ。最初俺を見つけた時、母さんは俺の種族は人間だと思っていたと聞いた。ではなぜ俺が"亜天使"とわかるのかというと、背中に目に見える羽は生えていないが、空を飛ぶことが出来るからである。亜天使は羽がないから、純天使のはぐれ者であるということで迫害を受ける対象であるらしい。個人的には羽がないのに飛べるほうがカッコいい気がするし、気にしていない。そもそも俺はまだ母さん以外の人とあったことがないからというのもある。

投稿する頻度はバラバラです。

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