詩 俺を信じるお前はバカだ
俺を信じるお前はバカだ
なにも考えてないに違いない
これまでに一体
何人を裏切って生きてきたと思ってるんだ
一人や二人じゃないんだぞ
俺を信じたお前はバカだ
今頃 敵に囲まれてるはず
ついてくやつを間違えたな
見る目のなさを恨んでくれ
俺は笑って
お前は泣くぞ
良心なんて痛むわけがない
だから 脳裏に浮かんでくるな
過去のセリフとか 再生するな
「お前を信じる」「信じているよ」
「わかっているさ」「こいつはいいやつだから」
俺を信じるお前は馬鹿だ
類い稀なる馬鹿に違いない
「ストーリー」
でも そんなお前に絆される俺はもっと馬鹿だ