番外編:中学時代③
「お待たせ〜!まった?」
「......いや全然。そんなことないよ。」
デートの待ち合わせ場所に、待ち合わせの時間十五分前、彼はスマホをいじりながら立っていた。
急足で来た私が息を整えているところをどんな気分か静かにみた後
「行くか。」
と一言だけ私に声をかけた。
初デートなのに...。冷たい。
そうは思ったけれど思ったよりは悲しくなかった。
私の希望で制服デート、遊園地を回ることにした。
「結構並んでるね〜。」
「......そうだな。」
最初に乗ろうと思ったジェットコースター。その待ち時間の20分は普段スマホを見ている20分の数十倍長く感じた。話したいけどうまく話をふれない私と一切私には興味なさそうにぼうっとしている彼。
誰もが羨むはずのカップルの休日デートとは思えない二人に道ゆく人も興味なさそうにすれ違っていく。
唯一、後ろの家族のお姉ちゃんだけは私たちを観察しながら不思議そうに首を傾げていた。
失敗したかな......。制服で、仲良さそうに肩近づけて、遊園地で。何やってんだろ私。
この気まずさは初デートの緊張から来てるのか。それとも、やっぱこの人とは合わないからなのか。
愛があればな。なんて思ってしまう。本当私何してんだろ。
本当に愛している人はもう諦めて、でも実際彼以外は愛せなくてただ、今恒星と傷を舐め合うように遊園地デートをしているだなんて。
ホントだっさ!我ながら笑えてくるわ。こんなこと遊園地きたばっかなのに考えてるなんてそれもまたクズ女だよね。
「退屈でしょ?私。」
彼が答えを返さないなら別に独り言でいい。
彼の方をみず、俯いていた顔をあげて、そんなことを呟くと、横から声が聞こえた。
聞き取りづらいぼそっとした声。
「それがいいとこなんじゃない。秋穂のさ。」
私はそれがムカついて、でもバカらしくて、恒星らしいなって思って恒星の顔を見た。こいつ、励ましてくれたのかな〜。
恒星に顔を向けると、急に見られてびっくりしたのか恒星は顔を背けた。それが可愛くて右頬をツンツンする。
こいつ女子慣れしてないからか知らんけどグイグイ行くと弱いんだよな〜。
ツンツン、ツンツン。
後ろのお姉ちゃんは少し顔を赤くして。
すれ違う人々は興味深そうに彼らを見て。
恒星は顔を赤くして。
秋穂はそれを面白がって。
いいデートになりそうな。そんな気がした。
読み直して。ん?ブレすぎてねこの話って思いました。
本当すいません。
ただ違和感を感じるところがあったかもしれないですが私の想像の通りに書いていますのでここまでの展開は正しいです。
まだまだ未熟者ですが応援よろしくお願いします!
投稿遅れてすみませんでしたっっっっっっ!




