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番外編:中学時代②

番外編はゆるく書いてゆるくて投稿でいきたいと思います。

設定が甘くなっている部分を曖昧に書いてしまったので先ほど1エピソード削除いたしました。すいません。

中学2年に上がってすぐの頃。

隣の席に座っていたその顔になんだか興味が持てた。

そして何かが私を突き動かした。

私は立って彼の後ろから声をかけた。


「こんにちは恒星くん。確か......生徒会長目指してるんだよね。」


私が急に話しかけたからか彼は私が声をかけると体をブルっと震わせた。

そしてゆっくり振り向くと照れくさそうに笑った。


「僕のこと知ってくれてるんだ。ありがとう。」


可愛かった。

この人なら恋できるなって思ってしまった。

私はその笑顔に釘付けにされて、見惚れてしまったのを今でも覚えている。

そして視線を動かさない私に彼がまた照れくさそうに笑ったのも。


そしてそんな彼に今、告白しようとしている。


準備はできていた。

私の直感は正しかった。


誰かを好きになりたい、そう強く願っていたから......これは神様がくれる最後のプレゼントなんだろうって思う。


心臓がバクバクと脈打つ。ついに私の思いを彼に伝えるんだ。


「恒星くん。好きです、付き合ってください!」


この時の私はどんな顔をしていたんだろうか、喜びなのか、不安なのか、緊張なのか。

私が思うに多分、安心と罪悪感が胸中に溢れ、なんともつまらなそうな顔をしていたんだと思う。

脈打つ心臓は多分私の罪を。その罪への自覚を私に告げていた。


「うん。いいよ。」


その彼の言葉を聞いても気分がわかなかったのだからそれは正しいんだって思う。この時の私が、自分の安心のため他の人を好きになれたことへの喜びに満ちていたことは正しいのだと思う。


この時から二人の悪人のつまらない恋愛が、中3までの半年間、続くことになるのだ......。

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