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出会いの季節②(ちょっと続き

前回②途中で書ききれなかったので続きをくっつけますm(._.)m

笑顔で話しかけてきた美紅。だったはずだが、その後僕の隣を見て......ぎょっとして。すぐ不機嫌そうな顔になった。


「わお。松山君の彼女さん?あらま、松山君も良いご身分になったもんだね。」


「え......あ、うん。」


反射的に頷いてしまった。

......いや、うんじゃねえよ。

何頷いてんだよ。誤解とけよ。

だが、認知してもらっていたことへの喜びと、ずっと待ち望んでいたことに急に遭遇したことへの焦りが混じり、頭は冷静に動いている......訳がなかった。


「いや......違くて。」

「何が違うの??......ふーん。そんな、違うとか嘘つかなくて良いよ?そんなんだと彼女さん冷めちゃうよ?まあせっかくの再会だったのに......なんては思うけど。ごめんね?邪魔しちゃっただけだったね。」


申し訳なさそうに彼女は謝った......のだが、一方で彼女の瞳には確かな恐ろしい炎が見えた。

せっかくの再会なのに確かに邪魔されちゃった感じはあるけど......日和らないで挨拶行けば良かった、ホント。


「今日はちょっと忙しいから......さ。また今度、ちゃんと話そ。」


少々の沈黙の中僕が導き出した回答は逃げだった。

ただその重苦しい空気から逃げ出したくて頭がそれしか考えていなかったのだ。


そして、涼河の手を取って、歩き出した。


「え......あ......。」


呆然とする美紅なんて、知らない顔で。

そして、涼河は恒星の横で、1人。顔を赤くしていた。


「ほんとによかったの?あれで。」

涼河がすごく気まずそうに話しかけてきたのは学校を出て20分ほど経った頃だった。


「互いに冷静じゃなかったんだから......あの状態で久しぶりだね!なんて、そんな話できる訳ないでしょ。」

僕は全く気にしていなかった......と言えば嘘になるが、別に涼河のせいだなんて一切思っていなかった。


「わ、私のせいだよね。ごめんね?一緒に帰ろなんて誘ったから、挨拶に行けなくて。それで......。」

「良いって。後で話せば昔みたいに戻れるよ、また。」


多分......だって、俺と美紅の仲なんだから、そんなんで切れる糸な訳がない。

また話せば、高校でも仲良くできるさ。

なんでそう思っていたんだけど......


「おい、美紅!」

「何?彼女いるやつが他の女に話しかけて良いの?それも別に用もないのに。」

「用ならあるんだよ!ちょっと話を聞いてくれ。」

「今忙しいから、また後でね。」


新生活が始まったワクワクムードとは裏腹に、僕はすんごくむしゃくしゃしていた。


なんなんだよ。

最近は美紅に無視を貫かれ、それが頭から離れないせいで勉強になかなか身が入らなかった。

入る部活もちゃんと考えなきゃなのに......。


「恒星。大丈夫?」


僕が机に突っ伏していると涼河が話しかけてきた。

コイツ......そんな責任感じなくても良いのにさ。





最近気が乗らないので一回プロット等に力を入れようと思います。次は番外編で...

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