番外編:中学時代①
500字程、一話のあと番外編ってなに?って感じですが今週は用事があったので......。短いし読みやすいと思います!
「おーい涼河、今日なんか予定ある?」
松山恒星。彼は私の親友でありこの学校の生徒会長だ。
先生からも生徒からも絶大な信頼を得ていて、頭が良くて、運動神経が良くて......
要は私の自慢の男友達というわけだ。
「いや、ないけど。何かやりたいことでもあんの?」
素っ気ない返事をしながら私の心臓は昂っていた。
......も、もしかして放課後デートのお誘いだったり!?んっ、んー......。どうしよ!?わ、私今日制服しかないよ?......いやいや、なに言ってんの?そんなの放課後デートなんだなら制服に決まってるじゃん!
......い、いやいやいや、なに考えてんの私!恒星君話してるじゃない!
「......んーと。聞いてたか?涼河。」
「え、え......えーと。あー、ごめん。ちょっと考え事してて〜。」
「ふーん。そっか、困ったことあったらちゃんと相談するんだぞ?」
やっぱ優し〜!本当これだから好きになっちゃうんだよっ!無自覚女たらしっ!
「そ、それで何かな?何か私に聞きたいことがあった......とか?」
「あ、あー。聞いてなかったのか。その、これから執行部の雑務があってちょっと手伝ってほしくてな。」
背負いかけていた鞄が私の背中からするりと滑り落ちる。
私は無心になって窓の外を見つめた。
あー、この気持ちか。これが予定聞かれてデート期待して「暇」って答えたら「バイトのシフト変わって!」なんて頼まれた時の気持ちか。
何て世の中は残酷なんだ。
鈴川秋穂。
初体験の夏でした。
やる気起きなくてつらい( ; ; )。絶賛ガキのくどさんいちです!最近xを始めて一旦フォロワーを集めるところからやってます!是非フォローお願いします!
あとこれまでの話完結まで書けてなくて後悔はあるんですけど、この作品は意地でも毎週書いていけるようにと思います。500字位とか、あんま書けないかもしれないんですけど話を進めたり、番外編を書いたり、暇があったら3000位はかけるようにしたいです。毎週土曜日12時更新いけると思うので!毎週チェックお願いします!




