アルドワ10号世界
杖 魔法使い
剣 剣士
原
「ほい、単位10000ゲット」
「卒業だ、ハルア・ゾルディック」
「ほいほーい」
先生の言葉をハルアは適当に耳の上で転がす。
「そんじゃ、俺塔の天辺目指すよ」
「本当に行く気か?」
「ああ、約束なんでね」
ハルアは心配する先生に適当に手を振り、
前へと突き進む。塔の最上階を目指して。
「てか、まず塔に行かねえとなあ」
ハルアはまず塔を目指す。そこから始まるのだ。
杖と剣と原のウィストリアが。
ハルアの物語が。
「ハルア、早く来なさい。ここまで」
ハラピカ・パラディナイトは全裸でマンコをシコる。
女性器を弄る場合もシコるというのだ。多分。
つまり女性もシコシコするのだ。恐らく。
「来るかね、ハルア」
そういうのはハラリオという執事だ。
執事の割にはフランクな喋り方をする。
「来るさ、アイツもハンターだからな」
「いや、ハンターで良いのか?」
「まあ良いだろ」
まあ取り敢えずハンターで良いだろう。
魔法使いというのも剣士というのも
何か変だし。
「ほえー、これが塔かあ。改めて下から眺めるとすげえ長えなあ」
「おい、何だ貴様は」
「悪いけど」
ハルアは門番の首を
「急いでるんでね」
簡単に捥いでみせた。
「いや、実はそんなに急いでないけど、なるべく早く済ませたいからね。こういうのは」
ハルアは塔の門を潜り、塔の内部へ侵入する。
「うへえ、百階くらいはありそうだけど、エレベーターとかねえのか?」
と言いハルアは周囲を見渡すと、何かエレベーターっぽいものを見付け、
「お、あるじゃん。これに乗れば早くね?」
ハルアはそれに乗り、最上階のボタンを押すと、一気に最上階へと運ばれていくのが感覚的に理解できた。
「ビンゴ! これなら一気に行けるぜ!」
そして扉が開くと、
「うへえ、何だよこれえ」
デカ尻だった。ハラピカの。
ではなくハラリオの。
でもなく知らないおっさんの。
知らないおっさんがAVを観ながらオナっていた。
「お、客人か」
知らないおっさんは勃ち上がる。フル勃起我慢汁おちんちんがフルバーストしそうだ。
「俺はトパン。まあここの門番みたいなもんだな。お前には二つの選択肢がある」
「お前を殺すか殺さないか、か?」
「いや、全然違う。まず知らない人を殺そうとするな。物騒な餓鬼だな、おい」
「つまり、短くて簡単な道か長く困難な道、みたいな意味だろ?」
「ああ、急に理解が早いな。そう、まさにそれ。ただ、短くて簡単な道には俺が付いて来る」
「ああ、桃太郎電鉄の」
「そう、貧乏神だ。誰が貧乏神だ」
「そうだな。じゃあ、短くて簡単な道で頼むよ」
「ああ、左手のエレベーターだ。よろしくな、客人」
「ハルアで良いよ」
「俺はトパンだ」
「さっき聞いたよ、おっさん」
エレベーターの扉が閉じると、
トパンはハルアのズボンを下ろす。
「成る程、こういうことか」
「はあ、はあ」
「良いぜ、しゃぶれよ猫野郎」
「俺に猫の要素あるの? まあいいや」
トパンはハルアのチンコをしゃぶる。
しかし、ハルアのチンコはどんどん肥大化し、
トンパの口内を圧迫する。
「うう」
「しゃぶれよ、犬野郎」
「猫じゃなかったか⁉」
そしてトパンは口内から爆ぜ
頭部が爆散する。
「やっぱアンタみてえのが良い。すげえ」
殺りやすいから。
怖いか、まだ人を殺すことが。
憎いか、人殺しちゃった自分が。
と例のあの曲がハルアの脳内を気持ち良く刺激する。
「あっはっは‼ お、着いた」
そこの扉が開くと、
「おいおい、何だよこれ‼」
杖 魔法使い
剣 剣士
原 ハンター
「お、ハルア。やあ」
「ハラピカ」
ハラピカはハラリオとセックスの最中だった。
「いや、最上階に着いたと思ったら、お前」
「ふふ、淑女の嗜みさ。しかし、よくここまで来られたな」
「ああ。まあ割と簡単だったよ」
「さすがだな」
ここに来る少し前。
「おいおい、何だよこれ‼」
ハルアがトパンを撃破し辿り着いた階層には、
ラーメンがあった。
どうやらこの階はラーメン屋のようだ。
しかし、ただのラーメンではない。
ラーメンに店長の親指が
否
「チンコが入ってるんですけどおおおおおおおおおおおおおおおおおお⁉」
ハルアは驚くが、店長は何も気にしない様子で
「何ですか?」
と聞き返す。
「いや、ラーメンにチンコが」
「じゃあ確かめて下さいよ‼」
店長はチンコをハルアに突き出す。
つまりこれを舐めてラーメンの味がすれば
「美味あああああああああああああああああああああああああああああ‼」
「ここで働かせて下さい‼」
こうしてハルアのラーメン屋生活が始まる。
「いやあ、チンコラーメンが思ったより繁盛してさ」
「エロ同人の話か?」
得意げに語るハルアにハラピカは辟易する。
ハラリオも肩を竦める。腹の立つリアクションだ。