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エピソード3 新しい花のリーダーズ

 七夕の下校中、インとネオは外で仲良く会話をしていた。

「ねぇ、今日七夕だからさ。なんかお願いした?」

「あ、ううん、まだなの、今、考えているとこかな。」

「そうか、インちゃんもまだか、私もまだなの。」

ふたりが会話をしている間に連翔が後ろから来た。

「ねぇ、ふたりとも、願い事まだだよね。」

「まだだよ。」

「私もまだなの。」

「そうか、じゃあ、今日、巴アキの家に行かない?アキのLINEから[笹の木があるから一緒に短冊書かない]って来てるけど、お前らも来る?」

連翔の誘いにインとネオは巴アキの家に行った。

 巴アキの住所は練馬区であり、家の特徴は練馬区の田舎に類似した所にある。ふたりは連翔について行った。

「ここだよ。」

連翔が右手にポケットを入れて左親指を差した。差した場所はアニメ映画に出てくるような家だった。

「ここが巴さんの家なの?マジ金持ちじゃん!」

「おじゃましよか。」

インとネオは連翔について行った。

〈ピンポーン〉

「あ、はーい。」〈ガチャッ!〉

三人の目の前に巴アキが出迎えて来れた。アキ家のルールは独自であり、土足出入りOK、靴は脱いでも脱がなくてもいい家である。

三人は土足で家に入った。アキは三人をリビングまで案内した。

「ここがリビングよ、みんなソファにくつろいで。」

リビングに入ると、爽やかな匂いを嗅いでいると、テーブルの上には、テイルのスリープモードや甘くて白いケーキが置かれていた。

「みんなケーキ用のナイフ持って来るから少し待っていろ。」

アキはケーキ用のナイフを持って来るため台所に行ってすぐにゆっくり歩きながらテーブルに置き、ケーキを四等分に切った。

「さぁ、みんな食おう。」

みんなはケーキをひと口食べた。

「おいしい。」

「甘いわ!」

「うんま、マジうんま!」

みんながケーキを楽しく食べていると、窓硝子(ガラス)が割れる音がした。

「何、え、マジで怖い、怖い。」

「何、誰なの、もしかして、楽器を持った中学生?」

「楽器でどうやって窓硝子(ガラス)が割れるの!マジで怖い。」

「中学生ってもしかしたら死神?みんなここにいて。」

アキが窓のそばに行こうとすると、紺色のネクタイに赤い腕章に『シャドウ』と書かれているセーラー服を着た四人の女性がアキの目の前にいた。アキは殺気がしたので左ポケットから黄色い光の玉を出した。

「それって宝石魂!もしかして、あのセーラー服の4人組集団を倒しすのか!」

三人が黄色い宝石魂を見た瞬間、アキは上半身裸に黒いボクサーパンツに黒いブーツに黄色いボクシンググローブを着用したプロボクサーになった。

「アキ!いいつも通りぶっ殺せ!クーやっぱりチャンピオンは憧れるぜ!」

「あれがチャンピオン」

「私初めて見たわ宝石魂のチャンピオン!」

三人が興奮して見ていると、4人の女性が整列し始めた。

「初めまして、個性や」

「魔術で」

「はみ出していく」

パパンパン

「はみ出していく」

「新しい花のリーダーズデーシュ!」

4人の女性は大きな声で自己紹介をした。

アキが右ストレートを出した瞬間、4人の女性は急に踊りだした。

「アイム、カスタネット、アイムミリコーダー、アイム、ハハ、アイム、フルート、ザ・死神、 チューバー!」

4人の女性は大きな声で窓を割った瞬間、チューバを持った化け物が出てきた。化け物がチューバを吹いた瞬間、アキの首は超音速でマミり、激しい血を出して殺した。

アキを見ていた三人は絶望感を持った。

「グロい、助けて、叶影くん、助けて。」

インが叶影に助けを求めた瞬間、紫色の弾が急に光った。光は一瞬にして消えた。すると、アキの家は火災が終わったかのように崩壊していた。

三人は何もかも失ったかのように絶望しながら泣いた。

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