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エピソード1 東京

 時を止めて、インは東京行きの飛行機に乗ってすぐに寝た。

彼女の名前はアイミ・イン。茶髪のロングヘアが特徴であるアメリカの小さなアイドル。だけど、今夜はポニーテール。インは親戚の仕事の都合で引越しをしなければならなかった。でも、インの親戚はすでに東京にいる。彼女は両親を早めに亡くしており、生まれつき難病があり、体が弱かった。今でも体が弱い。インは医者から余命宣告をされていた。インの親戚は音楽に関する職業であり、彼女の人生を変えた唯一の人である。インの歌は世界中の人々を癒す歌唱力がある。インはある男とその仲間から監視されていた。男の名前は前田みのる、八年間いつも一緒で、インの幼馴染であり、彼氏でもある。そんな彼は中学校を卒業したら上京するつもりになっている。インは不安な気持ちになった。だからインは最後の準備をしてから東京行きの飛行機に乗った。もちろんみのるたちはインが生まれつき体の弱いことは知らない。箱の中にいる白い小狐は京。京は女の子の狐であり、いつもインを癒してくれるペットである。そんな彼女の能力はひとつある。京は時を超えることができる。彼女との出会いはインの従姉妹からもらったペットである。

 上空してから六時間後、インと京は東京に着いた。でも、京は寝ていた。インは荷物を受け取ってから為替相場を行い、東京駅で乗り換えをしてから西荻窪にしおぎくぼ駅に行った。インはスマホ(Googlepixel)を出してLINEを起動した。

イン[電車に乗ったよ。]

のいぢ[了解した。]

のいぢ[駅に着いたらアクシルコート西荻窪にしおぎくぼの506号室の幾田に来て。]

イン[分かりました。]

インはのいぢというおばとLINE会話をした。

 アクシルコートに着いたインは506と入力してインターホンを押した。

「すいません、幾田さんとこのアイミ・インです。」

「インちゃん、入っておいで。」

おばは元気にインを招いた。

506号室は6Fにあり、インはエレベーターに乗って506号室の幾田に行った。

「ピンポーン!」

「ハァーイ!」

「ガチャッ」とおばは玄関を開けた。

「インちゃん、ここだよ、さぁ、入っておいで。」

「お邪魔します。」

インはおばに挨拶をしてから506号室に入った。

インは荷物と部屋の整理をしている間に京は起きた。

「おはようございます♡イン、のいぢさん。」

「京おはよう。」

「おはよう、京ちゃん。」

京は二人に挨拶をした時に「ピンポーン!」とインターホンがなめらかに聴こえた。おじが帰ってきてインは笑顔になった。インは出かける準備をした時には、おじが506号室に帰ってきた。

「インちゃん、いらっしゃい、じゃあ、渋谷に行こうか。」

インは京を連れて幾田と一緒に車で渋谷に行った。

 渋谷に着いた時、インはスクランブル交差点の店で長いソフトクリームを舐めながら忠犬ハチ公像に行った。

「うん、ソフトクリーム甘いなぁ。」

「そうか、甘いか、花嫁。」

知らない男性の声がした。

「誰なの、あなたは?」

「俺か、俺の名前は時野叶影ときのきょうえい、君の花婿さ。」

インの目の前に現れたのは黒い服を着たかっこいい男性だった。インは思わず叶影きょうえいの顔を見つめてしました。すると、ソフトクリームが今にでもこぼれそうになった。こぼれそうになった所を叶影きょうえいがソフトクリームを少し舐めた。

「甘いな、君の唇。」

「あ、はい。」

インは顔を赤く染めた。

「イン?」

京の声がした。

「どうしたの?」

「イン?今、誰と喋っていたの?」

「あ、えーっとね、今ね、叶影きょうえいという男性と喋っていたの。私の理想の花婿。その1。」

叶影きょうえい?どの婿なの?」

インはすぐに前を向いた。

「え?さっきいたはずなのに。」

インは悲しそうな顔をした。

 インはソフトクリームを舐め終わってから東京タワーに行った。

「ねぇ、今からみんなで東京タワーを撮ろうよ。」

「そうね、じゃあ、記念撮影しようか。」

イン達は東京タワーの前で記念撮影をしてからエレベーターに乗った。インがエレベーターを降りた瞬間、白狐のロボットがいた。

「お待ちしていましたよ、アイミ・イン、僕を信じて魔術師になってよ。」

「え?魔術師?」

その話に京が叫んだ。

「ダメよ!そのロボットの話を聴いたら。」

「なんでなの?」

「イン!後ろ!」

インは後ろを向いた。後ろを向くとクラリネットを持った白目状態のゾンビのような男子中学生だった。

「キャーー!」

インは思わず叫びながら逃げた。すると男子中学生はクラリネットを滑らかに吹きながらインを追いかけた。

叶影きょうえいくん、助けて!」

インは涙を流しながら助けを求めた瞬間、足がつまづいて転んで泣いてしまった。すると、黒い服の男性がマジシャンのようにインの目の前に降りてきた。

「大丈夫かい?イン。」

「あっ、はい。」

叶影きょうえいのかっこいい声にインは顔を赤く染めて目を閉じた。

「よし、じゃあ行こうか、紅の無限、赤薔薇!」

叶影きょうえいは右手の人差し指と中指を立てながら赤い光弾を超音速で放ち、男子中学生は避けられないまま死んでしまい、クラリネットも名称部分が壊れてしまった。

「これで終わったけど、東京タワーにテイルージューか、契約ロボなら始末するしかないな。」

「そこまでだな、叶影きょうえい。」

「もしかして、巴アキか、仕方が無い、撤収しよう。」

叶影きょうえいは巴アキという金髪の男性の前でマジシャンのように撤収した。

 一方その頃インはまだ寝ていた。数分後にインは目を覚ました。目が覚めた時には、すっかり夜になっていた。インはすぐに立ち上がって東京タワーのと特別展望台に昇った。

「綺麗な夜景だなぁ。」

インは東京タワーから見た夜景に感動した。

 叶影きょうえいとの出会いから四週間後、インは東京都立時空丘学園高等部の芸術科に入学した。

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