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第41話 国立エクロン魔法学院part1


 ベルがアナを助けた次の日、イラーフ王の計らいで半強制的に国立エクロン魔法学院の編入学試験を受ける事が決まってしまったベルは、アナとフェルに連れられて学院の門をくぐる。




「国立エクロン魔法学院へようこそ! どうだい?ベル!ここの校舎はなかなかの物だと思わないかい?」


「ここはね、王宮の次に等級の高い建造物なんだよ!」


「私は、先生を呼びに行ってくるから、アナに校舎を案内してもらうといいよ!」






 フェルは編入学試験を担当する教師を呼びに行くと言って2人のもとから離れていってしまう。


 王族であるフェルに使いっぱしりの様な事などさせられないと、ベルはフェルを引き留めようと手を伸ばすが、その手をアナが握り取ってしまい幼いながらも妖艶な顔つきで、困惑しているベルを見つめる。






「なによ? わたしが案内役じゃ不満なわけ? ん? 殺すわよ?」





「ま、まさか…不満なんてあるわけないじゃないですか…!? アナトリア王女殿下、御自ら案内頂けるなど、身に余る光栄に存じます」





 そう言いながらベルは片膝を着き、握り合っているアナの手の甲に優しく口づけをし、折檻を避けるため精一杯の作り笑顔をアナに向けた。





「・・・・・・・・・・・・・・・・・」





「!!?」






 物凄い轟音と共に、アナの蹴りが、膝をついて素晴らしい笑顔をしているベルの顔にめり込む!何故かその蹴りには魔気が乗せられていた…





「はぁ、はぁ… な、なによ… 勝手に口づけなんて… そんな事許してないんだからね! こ、殺すわよ…?」


「あれ? ベル?」





 既にアナの魔気が籠った一撃を受け、彼方に吹き飛ばされ星になったベルはいなくなっていた…





「もう! ベルったらどこ行っちゃったのよ! わたしと一緒に学院を回れるからってそんなに恥ずかしがらなくてもいいのに…」


「うん?なんだろ? またこの感覚だ… なんとなくあっちにベルがいる気がするかも!」


 




 ニヤニヤしながらアナは、ベルを探しに学院の中へと楽しそうに消えていくのだった。














 エクロン魔法学院の小演習場。


 ここは主に、低学年の生徒達が授業で使用する運動場なのだが、まだ授業も始まっていない朝の時間帯に、何かがぶつかり合う甲高い音が響く。


 朝稽古でもしているのであろうか、そこには2人の人物が見受けられた。


 1人は精悍な顔つきをした燃える様な赤髪を後ろで束ねている10代半ばくらいの少年で、木で作られた両手剣を構えている。


 もう1人はこの学院に入学したてであろうか…

 少年とは違い武器は何ももたず、始めの合図とともに、可愛く挨拶をしているまだ背の小さい女の子であった。


 その少女は、なんとベルの元の髪の色と同じく銀髪なのだが、特筆すべきはそれではなく、銀髪の頭の上にちょこんと耳がついているのだ!

 そして、何処かの民族衣装だろうか、何かの動物の革を利用した茶色い布地と、独特な刺繍から織り成すその服のお尻の辺りからは、尻尾が伸びているではないか!


 獣人…

 

 それはこのティルス大陸に少なくない数が存在しており、小さな国家も築いている。


 しかし人間に迫害された歴史を繰り返し、未だに奴隷として扱っている国も多くあるのが現状なのだ…

 その中で、獣人王国チャタルとフィリスティア王国は、長年強固な同盟関係を築き上げており、イラーフ王と獣人王国チャタルの獣王とは、冒険者をしていた若かりし頃、一緒にパーティーを組んでいた程に仲が良い事が知られていた。


 その様な国と国との関係上、フィリスティア王国には閉鎖的な獣人達が様々な形で暮らしているのだが、国立エクロン魔法学院に留学してこれる者は珍しい。


 フィリスティア王国随一の学院でその学力、魔法実技能力共にティルス大陸でもかなり高い水準なのだ。


 平均的な獣人は人族より身体能力は優れているが、知能がやや劣っている。

 

 そう思われ、人族に迫害をされてきたのだが…






 銀髪猫耳少女が姿勢を低くして、赤髪の少年に向かって軽やかに突進していく!


 木剣を構える少年の剣の間合いに入ると思われた瞬間に急加速する!


 少年の顔面に少女の左の拳が迫るが、少年はそれをあわやの所で躱し、手に持つ両手剣型の木剣を少女の腹に向かって振り放つ。


 少女は右肘でなんとか防いだのだが、足りない背で少年の顔面を狙っていたせいか、身体が宙に浮いており踏ん張りが利いておらず、そのまま吹き飛ばされてしまった。


 だが、地面にぶつかる直前に猫の様な俊敏な動きでくるっと体勢を整え着地する!





「ニャー! ギビルはズルいニャ…」


「背も高いし、力も強いし、魔法も使えるニャ…」

 




「それは… 仕方があるまい…」


「俺の方が年上なのだし、今は魔法なしの試合ではないか」


「だが、オマエの動きはなかなかの物だぞ? ただ少し直線的すぎるかな?」





 ギビルと言われた赤髪の少年は、どこか上から目線なのに優しさのある大人な対応を取っているのだが…





「オマエじゃないニャ! あたしには、ちゃんとバステトって名前があるニャー!」


「もう怒ったニャ!! これでもくらうニャーーー!!!」





 バステトと名のった銀髪猫耳少女は、最初からトップスピードで直情的に飛び出す。





「まったく… 感情のコントロールも習練の内だというのに…」





 やれやれといった感じに、赤髪の少年ギビルは剣を構え、真っ直ぐに向かって飛び掛かってくるバステトに振り被る…


 バステトの右拳と、ギビルと呼ばれた少年の持つ両手剣型の木剣がぶつかり合うと思われたその瞬間に、物凄い勢いで何か黒い物体が降ってきて拳と剣の間に挟まれた!





「ぶへっ!?」




 カエルが潰れたみたいに、顔を拳と剣に挟まれ潰れているベルがいた…





「「えっっ!?」」





 ギビルとバステト2人は、ベルを剣と拳で挟みながら数舜の間固まり、慌ててベルから引いていく。





「な、な、なんなのニャーーーー!!! 男の子が降ってきたニャーーー!!!」


「ニャーー!? ピクピクしてるニャーー 気持ち悪いニャ… 死んでるのかニャ…?」


「異世界怖いニャ・・・・」





「お、落ち着け! 先ずは怪我の具合を見てみるぞ…」





 多少の動揺を隠せないギビルはバステトの最後の言葉は耳に入ってきてはいなかった… 


 ギビルはベルの潰れた顔面を見て、腰のベルトに付けていた小さな袋からパテカトル・ナボポラッサル王宮筆頭薬師特製の治癒ポーションを取り出し、ベルの顔に向かって降り掛ける。


 見る見るうちに元の綺麗な顔に戻っていくベルの顔を見たギビルは…





「あっ… 確かこ奴は…」





「ニャ? 知ってる人ニャ? 黒髪… 懐かしいニャ…」





 そう言ってバステトは、ベルの髪を無意識に撫でていた… 


 頭に感じる柔らかな感触にベルは覚醒していく。


 そこで見たものは、自分の頭を愛おしそうに優しく撫でている猫?





「えっと… 猫…?」





「猫じゃないニャ! どこから見ても立派な雌ライオンニャー!」





「えっ!? 猫じゃないんですか? だって今、ニャーって言ったじゃないですか!」





「ライオンニャーーー」





「ほら、またニャーって…」





「ライオンニャ!」





「やっぱり猫ですね…」





 寝起きで猫かライオンで言い争いを繰り広げているベルに対して、ギビルは呆れた感じで口を開く。





「オマエという奴は… 確かベルと言ったな? 身体はもう何ともないか?」


「それにしても、何故こんなところに降ってきたのだ?」





 猫に夢中になっていたベルは、いきなり話しかけられた少年に気づき、顔を向け驚いた。

 

 そこには昨晩、王族達と食事をした時にいた、この国の第3王子で、ベルとは腹違いのもう1人の兄、ギビル・フィリスティアだったのだ…




「これは!? ギビル様ではないですか!?」




フィリスティアの姓を名乗る事をできないベルは実の兄に向かって丁寧に挨拶をする。


できれば王族達とは関わり合いたくはないが、既にアナやフェルと繋がりを持って貴族にもなってしまう予定なのだ。


これも慣れるしかないと…




「そういえば… 僕はアナと一緒にいたはずなのですが… どうしてこんな所にいるのでしょう?」




「ニャッ!? アナニャンも一緒だったかニャ? あの子は可愛いくて好きニャー ギビルはいじめるから嫌いニャ…」


「そこの黒髪の日本人みたいニャの、アナニャンの所まで案内するニャー」




自分の兄は、こんな子猫みたいな女の子をいじめる趣味があるのかと、訝しんだ目でギビルを見る。


やれやれと苦笑いをしながらギビルはバステトに優しく微笑む。




「ニャー! 助けるニャ! 日本人みたいニャ黒髪の人〜!」




 そう言ってバステトは、ベルの背後に回り後ろから頭に抱きついてきた。



 

「もう…この猫は邪魔ですね… ギビル殿下はいじめたりなんてしませんよ?」


「しませんよね…? 殿下…?」


 


 2人にジト目で見られているギビルは困った様相を呈する。




「こ、この俺が、いじめなどするわけがなかろうが!」


「そんなことよりベルよ! オマエの頭に被さっている者が誰だか知っているのか?」




「誰だか知っているかと聞かれましても… 猫ですよね?」




「ライオンニャー!」




 バステトは自分はライオンだと言い放ち、ベルのあたまをパコパコ叩き出す。


 しかしベルは負けずに何処からか、猫じゃらしに似た植物を取り出し、バステトの顔の前で、右に左にゆっくりと揺らしていく。


 


「ニャニャニャ? なんなのニャ? 体が勝手に動くニャ!」




 そしてベルは薄笑いを浮かべながら、最終兵器を取り出した!


 それは…


 マ・タ・タ・ビ!!


 しかも、このマタタビはダンジョンで採取した物を、ベルの工房魔法内で栽培した特別製!


その効果は猫科動物には無双!




「この匂いたまらニャいニャー! 欲しいニャ! それ欲しいニャ!」




「そうでしょうとも… このマタタビは、僕が栽培した特別製でしてね… 他にはない貴重な逸品なのですよ!」


「自分が猫ちゃんだと認めるなら… これを差し上げてもいいんですけどね・・・ あれ?」




 そこには…


 マタタビの熱弁を振るっているベルの手から掠め取ったマタタビを、たった一舐めしかしていないのに、バステトが顔を真っ赤にさせ気持ちよさそうに仰向けに寝転がっている姿があった。




「いつの間に… 流石は猫ちゃんですね… ほらほら、こんな所で寝てしまったらお腹を冷やしてしまって、風邪をひいてしまいますよ?」




 そう言いながら、ベルはバステトのお腹を優しく撫でるのであった…


 この行為が国際問題になるとは露程も思わず、猫を可愛がるように撫で回す!いや、掻き撫でる!




「な、なにを…」




 ギビルが顔を引きつらせながら、何かを言おうとした時に、よく通る少女の声が響く。




「な、な、な、何をしてんのよ!! このアホベル〜〜! 殺す! いや、死になさい!」




 全身をワナワナ震わしながら、アナが物凄い形相で近づいてきた。


 一瞬アナの身体がブレると、風を纏い物凄い速さでベルに切迫し、見事な蹴りがベルの顔面に迫る。


 本日、3度目となる顔面崩壊をむかえる直前にそれはおきた!


 ベルの眼前で、アナの蹴り足を片手で受け止めている老人が何処からか現れたのだ…


  


「王女殿下や… 淑女がスカートを履いたままで足を上げるもんじゃないわい… 中が丸見えじゃ… それにしても… 黒色とはのぉ… 長生きはするもんじゃわい」




 老人がアナに向かって、真当に注意をする姿を、ウンウンと頷きながらベルは何食わぬ顔でアナに語りかけた。




「アナ… このご老人の仰る通りですよ? 僕としてもスカートの中の物が覗けて眼福ですが… アナの歳で黒色はどうかと思いますよ? 今日はどうしてしまったのですか…」


「いや、あえてアナの歳で黒! そのギャップ… さては上級者なのでは?」




「・・・・・」




 少年と老人は見つめ合い、ガッチリと握手を交わすのであった…


 アナはというと…

 老人に片足を掴まれたままの態勢で、スカートの裾を抑え、怒りだろうか、羞恥心だろうか、顔赤くしてプルプルと震えている…






 それから四半刻程が経った頃…


 少演習場には延々と説教をしている声が響く。


 説教をしている者は、もちろんアナで…


 説教をされている者は、もちろんベルと、いきなり何処からか現れた老人である…




「姫さんや… そろそろ解放してやってもよいじゃろて… この坊主に試験も受けさせにゃ… 授業も始まってしまうわい…」




「学院長は黙っててくださいませんか?」




 ギロリと学院長と呼んだ老人を睨みつけるアナ。


 そう、この老人こそが国立エクロン魔法学院の長である、ピュロス・ゴロンドリナであった。


 学院長であるのだが… 威厳はない…


 何故ならベルと共に正座をさせられ、顔は判別不能なほど、アナに変形させられているのだから…




「あ、アナ… この仕打ちは流石にご老体には辛いと思うのですよ! 僕達はアナの下着の色は素晴らしいと褒め称えているだけなのに…」




 ウンウンと頷く老人と少年は、また固い握手を交わし合う!


 顔をボコられ、正座をしていなければ素晴らしい光景だったのかもしれない…

 

 そこにフェルが息を切らしてやって来た。





「学院長… やっと追いつきましたよ? って… どうしたんですかー!? そのお顔はー?」





 少年と老人は救世主を見るかの様な眼差しでフェルに助けを求める…





「まったく… また夫婦喧嘩かい? アナ… もう少しお淑やかにしないとベルに赤ちゃん作ってもらえないよ?」





「赤ちゃん… 赤ちゃん…」





 顔を真っ赤にし、くねくねとしながらベルを殴り始めるアナを余所に、ギビルが近づいてきたのだが、その腕にはバステトが抱きかかえられていた。





「それにしても、お前達はいつもこの調子なのか? 仲が良さそうで何よりだが… この娘をどうにかしてやってくれ…」





 ギビルが腕に抱く少女を見てフェルは驚き、どうしてこの様な事になっているのか推察した。


 バステトは獣人王国チャタルの姫君… 獣王はいつまで経っても魔法の使えないバステトを修練の一環としてフィリスティア王国に留学させたと聞いている。


 イラーフ王はその姫君バステトの面倒をみる者として、ギビルを指名したのだ。


 フェルとアナもその指名された時に、バステトとの顔合わせとしてその場に居合わせた。


 アナは面倒をみるのが自分でなく不満だったようで、ちょくちょく一緒に遊んでいたようだが、フェルは関わりを持っていた訳ではなく、今の状況に困惑してしまうのである…




「なるほど… これは… 痴情のもつれ… ですね?」

 



「「違うわ!」」




 一斉にフェルの推察を否定する各々であった。




「で… ベルよ! オマエはこの娘に何を食べさせたのだ? この様子を見るに毒類ではあるまいな?」




 ギビルの言葉に、皆の視線がベルに集まり気づく… アナにボコられ昇天しているベルのことを…




「・・・・・」




「フェルよ… 何時から俺達の妹はこんなにも強くなったのだ…? 俺も勝てるかわからんぞ…」




 確かに自分では既にアナには勝てない、三男であるギビルと同等かそれ以上かもしれないと苦笑いを浮かべながら、もしアナが男ならば、王である父の後を継ぐ王太子の有力候補になれたのにと…

 

 口惜しさと悔しさが入り混じる。


 だが、今は悩んでいる場合ではないと、くねくねしながらベルを殴っているアナを宥め、ベルを起こす。





「ベル? 大丈夫かい? で、この子… バステト姫がどうしてこんな事になっているのか教えてくれるかい?」





 ベルはまだボンヤリとする頭で考えていた…






「えーとですね… このマタタビと言われる木の実を食した猫ちゃんは、人で言う所のお酒で酔っている状態と似た感じになってしまうのですが… ご存知ないのですか?・・・・ って!? 姫?」






 皆の反応を確かめるベルは乾いた笑いを繰り返し… 崩れ落ちる…






「あっ! そういえば! このアホベルはテトのお腹を撫でまわしていたのよ!!」






 アナは正気に戻り、何てことをしてくれるのかとベルに詰め寄り、ギビルはそうだったと頭を抱える…





「ま、まってください! 確かに他国の姫君のお腹を撫でたのは、少し僕がやり過ぎだとは思いますが… 人は本来、猫を見るとお腹を撫でて可愛がる習性があるではないですか! そこまで問題視する程ではないと思うのですよ?」





「ベル… 人にはそんな習性はないと思うよ? それに知らないのかい? 獣人達の習性でね… 男性が女性の腹を撫でる行為はね… 結婚とか婚約の誓いの儀式みたいな物らしいんだよ…?」





 フェルが優しくベルのしでかした意味を諭す… その時… 項垂れているベルの後頭部にアナの鋭い蹴りが決まる!


 物凄い爆音と共に、ベルの頭が地面にめり込んで…





「うん! 忘れましょう! これでベルも死ぬか、忘れると思うし… 兄さま達も忘れてくれますよね? それとも… わたしがお手伝いしましょうか?」





 フェルとギビルは震えながら…





「フェルよ… 俺達は何でこんな小演習場にいるのだ? 忘れてしまったな!?」





「ギビル兄さん… 奇遇ですね… 私も何でこんな所にいるのか思い出せないのですよ?」





 アナは大いに頷き、フェルとギビルは震えながら兄弟で固い握手を交わす。





「うん? この坊主の試験はどうするんだわい?」





「・・・・・」





「「忘れてた!」」




 

 学院長の一言で、ベルの蘇生を図る各々であった…


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