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エクハン


〜これは西暦が終わり新界歴となった地球での話し〜


『ハァッハァッハァッ』

喉が痛い。腕も奴から逃げ始めほとんど感覚がない

『なんでっ…なんでこうなったんだよ!!』

怒りが抑えられず昨日成人したばかりの青年

ぐびぐび丸は暗闇の洞窟を走りながら壁を殴打する


『奴らさえこなければ…父ちゃんも母ちゃんも

 ブヒーミアも!』


ここは無慈悲な砂漠の世界。数百年前人類はある理由を

きっかけに核戦争をはじめ地図を書き換え、人口を10分の1まで減らした。それ以来生き残った人類は地下の洞窟で

生活をするようになり、彼らのような生き残ったわずかな人類のことを『やきにく定食』と呼ぶ。


彼ぐびぐび丸もこのような真実をつゆも知らず地下の洞窟で平凡に生きていた。だが日常はそう長くは続かなかった。


人類は核戦争で激減し、地形を変えただけでなくさらに禁忌を犯した。この厳しい環境を生き残るため人類を進化させる

生体実験である。一部のやきにく定食たちは核戦争がおきて10年後にこの実験を完成させ…そして…





失敗した。




激減した人類の中で残った5000万この内4000万人が

実験の失敗により天ぷらになった。30m以上の天ぷらである

これは通称『カベヤマの悲劇』と呼ばれている。

逃れた人々はどうにか荒れ果てた大地と天ぷらから逃れるため地下に逃げたがそれから数百年ついに時がきてしまった


天ぷらによる地下侵攻である。


これは数奇な運命に囚われたやきにく定食最後の希望

ぐびぐび丸による生き残りをかけた救世の物語。


プロローグ完

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