陸上自衛隊の実力
陸上自衛隊の実力を紹介しましょう。
全ての自衛官が同じとは言えませんが、突出して能力の高い部隊が存在するのも事実です。
実弾射撃演習のためにアメリカへ派遣された陸自砲兵部隊。
悉く命中させるその実力の高さに米軍は混乱寸前。
米軍高官は自衛隊に助言しました。
「超エリートを集めた特殊部隊を作っても意味がない」
陸自の通常編成ですけどね。
別の訓練では、砲撃開始時間の三十分前から米軍は陣地に入って準備開始。自衛隊は来ません。
何かトラブルでもあったのかと米軍が心配していると、開始五分前に自衛隊は陣地に到着。
あっと言う間に自走砲を据えて、時間通りに砲撃開始した手腕に、米軍は拍手喝采。
訓練終了後にもう一度、自走砲の展開を実演したとか。
これは日米の戦略が違う為の差異で、米軍は制空権を握った上で陸上部隊を展開させるのに対して、陸上自衛隊は基地や駐屯地から前線へ急行して配置する必要があると言った、運用方法の違いが展開の早さに現れただけです。
テロリストの制圧訓練。
米軍特殊部隊は、カウボーイよろしく大声をあげながらドアを蹴り破り、テーブルをひっくり返しとかだったらしいです。
一方自衛隊はというと、無言のまま隊長のハンドサインに従って音もたてずに侵入し、静かに制圧。
その様子を見た米軍関係者からは「ニンジャ」と呼ばれたとか。
戦車の訓練。
アメリカ・ヤキマ演習場では三キロメートルという遠距離走行間射撃を初弾で命中。
悉く命中するので演習最終日にペンタゴンから関係者が詰め掛けデータ収集しますが、あまりの命中率の高さに「(逆の意味で)データ収集にならない」と注文を突き付けられました。
雪中行軍訓練。
日米合同訓練で、冬のロッキー山脈を越えて目的地に向かうのに、それぞれが別ルートを行軍する訓練でした。
しかし折悪く、ロッキー山脈では数十年に一度の大寒波が到来、米軍では死亡者まで出る始末。
命からがら目的地に到着した米軍は、そこで雪合戦して遊ぶ自衛隊の姿を見ました。
これも自衛隊が旧軍の八甲田雪中行軍遭難事件の教訓から装備を充実させていたのが、米軍との差になりました。
冬季戦闘のスペシャリスト集団、冬季戦技教育隊(通称:冬戦教)は三十五キログラムの装備を背負って、北海道のニセコ山中を三日間行動する等の命がけの訓練を行います。
冷戦時代、対ソ連の最前線でしたので必然的に雪中戦闘術の向上が図られました。
そんなこんなで今では雪中戦ではアメリカ軍を凌ぐ実力があるのは内緒です。




