軍事政権
軍事政権と言うと表情を曇らせる方もいらっしゃるでしょうが、人類史上では軍事政権を経験していない国や地域は極めて稀でしょう。
ほとんどの国が独立戦争を戦っております。
また国境線を守るには軍隊が必要ですので、軍事予算の増強も必要です。
軍事政権は悪ではありません。
例えば戦後日本を統治していたGHQも軍事政権と言えます。
連合国軍最高司令官総司令部General Headquarters, the Supreme Commander for the Allied Powersの略語であるGHQは、戦後日本で違法な憲法改定や、検閲を行って我々国民を統治しましたが、概して平和的でした。
教科書に墨塗されたり、GHQや司令官の都合の悪い事実は報道できないなどの不具合が戦時中同等で実施されましたけれど。
朝日新聞は当初、連合国軍に批判的な姿勢で臨んでいたのですが、社の存続を認められないと脅されて「一億総懺悔」などと姿勢を転換するぐらいにGHQは権力を振り翳して報道の自由を侵害していました。
これがダグラス・マッカーサーの辞任まで続いたことで、アメリカ大統領選挙に出馬していたマッカーサーが予備選挙で負けた時も、真実が報道されてなかった為に日本国民には驚きを以て迎えられました。
この時の反省に立てば、マスメディアは公平な報道を行って当然なのですが、どうやらマスメディアは反省していないようです。
国民に反省や懺悔を声高に求めるマスメディアは、自らが失敗した過去を反省して、公平公正な報道を行って頂きたく存じます。
まずは我が国の軍事政権が、平和主義であった事実から公言して頂きましょう。




