霜月
霜月です。
今年も残すところ二カ月となりましたが、いよいよ晩秋から初冬へ突入です。
世間一般にはほとんど知られていませんが、十一月一日は「自衛隊記念日」です。
自衛隊の発足は昭和二十九年七月一日ですが、記念日の制定は昭和四十一年になります。
日夜、我々国民の生命財産を守る為に厳しい訓練を実施している自衛官の皆々様には、感謝してもしきれないぐらいです。
今年は武漢肺炎の影響で式典などは軒並み中止ですが、地元住民との交流行事は継続して頂きたく存じます。
我が国には国防の大切さが理解できない凡愚と、自衛隊を悪し様に罵る鬼畜が存在しますが、大多数の国民は自衛官に感謝する良識ある市民と思います。
自衛隊の能力の高さは世界的にも認められており、世界の軍事力ランキング上位を誇ります。
我が国より上の国々は核兵器保有国です。
今年のランキングは上から順に
アメリカ合衆国 核兵器保有国
ロシア 核兵器保有国
中華人民共和国 核兵器保有国
インド 核兵器保有国
フランス 核兵器保有国
日本
大韓民国
イギリス 核兵器保有国
トルコ
ドイツ
イタリア
エジプト
ブラジル
イラン
パキスタン 核兵器保有国
インドネシア
イスラエル
朝鮮民主主義人民共和国
オーストラリア
スペイン
カナダ
台湾
ベトナム
ポーランド
サウジアラビア
となっています。
核兵器を持たない国では最上位ですが、周辺諸国が二位のロシア、三位の中国、七位の韓国、十八位の北朝鮮と二十二位の台湾、二十三位のベトナムなど、軒並み高い軍事力を持っておりますので、突出して高くはありません。
むしろ周辺諸国が高い軍事力を持っているので、我が国も軍事力を高める必要に迫られているのが実情です。
そのような苛酷な国際情勢の中で、我々国民が安心して生活できているのは、ひとえに自衛隊の存在が大きいです。
国際関係で、外交政策を支えているのは経済力と軍事力ですから、自衛隊がなければ我が国は存続できません。
その自衛隊の能力を語る逸話を、今月は幾つか紹介して行きましょう。