表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/6

00 始まる世界

多分全部作中で再び出てくる話なのでざっと流して大丈夫です。

 西暦2039年、ロシア東南部からインド南部にかけたアジア広域で民族蜂起が発生。何故か其れと同時に多発した世界同時テロによって主要国軍事施設が甚大な被害を受ける。これにより第3次世界大戦が勃発。


 西暦2045年、大戦が終息。国連が民族自決を主張するある民族国家を追認してしまうことで、アジア及びアフリカを中心として小規模な民族国家が乱立した。


 西暦2046年、これまで技術発展への資金援助や、技術者派遣という形でのみ世界と関わっていた「経済技術結社ピース・クリエイター(Economic technology association piece creators:通称ETAPCまたはEC)」が世界各地のPMC(民間軍事会社)を複数買収する。之を各地の緊張状態や紛争への牽制、そして復興支援への戦力として投入した。


 西暦2078年、ETAPCが宇宙コロニー1号機を完成させる。国連の内部組織と交渉したうえで、妨害を防ぐため以前より秘密裏に建造を行っていたとのこと。


 西暦2085年、急速に軍事用AI技術が発展したことで倫理の取捨選択(モラルジレンマ)をはじめとする各種問題が半ば解決する。之により主要国の戦闘要員削減が進み、ほぼ全ての艦船が2人前後の極少人数運用が可能となり、戦車や自走砲等は完全に無人化する。


 西暦2095年、世界各地のスタンドアローン軍事AIが暴走。米露等の人工衛星が電源をオーバーロードさせつつ、AI制御の砲台による支援で段階的にフレームを破砕することで、中枢ブロックを成層圏以下へ突入させる。これが世界各地の友人軍事施設及び、ほぼ全国家の年に直撃したことが最大のきっかけとなって第4次世界大戦が勃発。正規軍対AI対非正規軍という泥沼の戦争となった。


 西暦2100年、ETAPCが軍事AIの多くに共通する弱点を突くことに成功し、ここから3年かけて彼ら保有の戦力によってAI軍が壊滅に追い込まれる。


 西暦2106年、AI軍崩壊及びETAPCによる再びの紛争介入により第4次世界大戦が終息に向かうも休戦状態の地域が散乱した。


 西暦2110年、ETAPCが搭乗型人型ロボット「ヴァリアブル・アーマー(以後VA)」の開発とそれを用いた闘技大会の開催を発表。当面の開催地は彼らが公海上に建設した人工島になる。


 西暦2121年、大規模スポーツとしてVAを用いた闘技大会が人工島で開催された。以後各国は技術競争という形で鎬を削りあっていく。


 ――そして西暦2150年、第30回VA世界大会開催数日前から物語は始まる。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ