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 # stxxx 赫 サン 嫌われ

こちらの作品は 「 苺王子 」 サマ の 二次創作小説となっております。

苦手な方 , また 「 純粋 」 の意味が分からない方 はブラウザバックを推奨致します。

こちらを読んだ上での  体調不良 や 苦情 は一切の責任を取らない他、受け入れておりません。

最後にこちらの内容は 「 フィクション 」 となっていることをご理解下さいませ。

いつもと同じ朝だった。 いつもと同じ土曜日だった。

いつもと同じ時間に起きて、いつもと同じご飯を食べて、

いつもと同じ時間に家を出て、いつもと同じ電車に乗り、

いつもと同じ時間にオフィスについた。


そしてまた、いつもと同じように時間が進んでいく


  ” はず()()() ”


いつもなら俺は社長の 紫 くんの次について、

会議の資料を確認して、一緒にいちごみるくを飲みながら

「みんなまだかなー」 って話している時間。

       そのはずなのに、

なぜか会議室には俺以外のメンバーが全員揃っていた。

扉を開けた瞬間に重っ苦しい程の黒い淀んだ空気が

俺の目を覆った。 昔から仲良くしていた桃色髪の最年長が

社長の横に立って、緑色の目を今までにないくらいに

暗く染めながら俺を睨みつけていた。 対して社長は呆れたような

なのに悲しそうな、そんな表情を浮かべていた。

 「 失望 」 … その言葉が1番最適だと思える程に。


真っ先に口を開いたのは、水色髪の 蒼 ちゃん。


 … ねぇ、 これ本当?


そう震えた声で訪ねる蒼ちゃんの手には

俺と同じ髪型、犬耳の人と、顔が塗りつぶされた恐らく男性が

腕を組んでホテルにはいる姿が捉えられている写真だった。 


 なにこれ、 俺知らない っ !!!


咄嗟に写真を奪い取り叫んでしまった。 

肩を大きく震わせ目に涙を溜める蒼ちゃんの背中を社長の相方の

橙 がそっと撫でる。 


 赫、 それは動揺してるってことでええやんな?

 この写真ネットにももうばらまかれてんねん。


と淡々と語る橙に続き


 今のさえなければ信じられたかもだけどな。

 さすがに擁護できねーよ。


と社長の横から桃くんが冷たく言い放つ。


 俺じゃないのに。 そう言ってもきっと届かない。

 なんで叫んだのかも、奪い取ったのかも分からない。

 ほんとうに、咄嗟だった。


頬を涙が伝う。 慌ててコートの袖で涙を拭う。


 ごめんね。 赫くん。 

 もう決めてたんだけど、調査が終わるまでは

 

   活動休止 


  でもいいかな。


先程までずっと黙っていた紫くんが手をあげながらそっと呟く。

きっとこれに拒否権はない。 ふと何も喋らない相方の

黈 ちゃんを見る。 

… 下を向いたままじっと黙っていた。

ふと髪の向こうから目線がこちらに向く。


 黈 ちゃ、 …


そう言いかけたところで相方が口を開く。


 ごめんなさい。僕にはどうしようも出来ませんでした。

 赫じゃないことなんて、 分かっているのに。


膝に置いた手にぽとりぽとりと涙を落としながら

すぐに消えてしまいそうなか細い声で呟いていた。


 … わかった 、 … うん、 おれ、まつよ ッ ! 


涙でぐしゃぐしゃな目をごしごしと擦って最大の笑顔をつくる。

みんなの反応なんて見るまもなく、俺は会議室を飛び出した。




 __ これからどしようかな 。


オフィスビルの前でひとり呟く。

どうせ戻るのに半年はかかるだろうし、嘘だとわかっても

信頼してくれる人は少ないだろう。 


  脱退も視野に入れるか。


そんなことを考えながら重い足取りで駅へ歩いて行く。

駅のホーム 。 休日の昼間だからだろう。

中高生くらいの子のグループがいくつか目に入る。

軽く会話に耳を傾けていると 「 赫くん 」 という言葉が

耳の中を反響するように流れ込んできた。


 ねぇ、赫くんのこれ見た?


_みたみた、ほんとかな?


 ホントだったら私担降りするわー、


_もうあたしはここで降りようかなー



ずきん、と胸に何かが刺さるような感覚に襲われる。

こんな簡単に崩れるなんて、俺の9年はなんだったんだ。

どくりどくり、となる心臓をそっと撫でながら電車に乗る。

電車の窓を流れる風景をみている間も、ずっとさっきの子達の

会話が頭に響いて離れなかった。


家についてパソコンから X を開く。

大量の通知。いつも通りの通知の量なのに、中身は全然違う。


信用してたのに

降ります

結局男となの?

障害も嘘?

金返せよ


見なければよかった。そう思った時には既に息が詰まる程の

涙が出ていた。 グループの公式アカウントには


 「 大事なお知らせ 」


と書かれたポストがされていて、画像にはおれの活動休止に

ついてがつらつらと綺麗な言葉で並べられていた。

それと裏腹に、返信欄は汚い言葉が飛び交っていた。



きがつけばおれは右手に薬の箱を、左手に麦茶をもっていた。

いつとったのかも覚えていない。無意識だった。


 もう何も考えたくない。 


そのまま残っていた薬を全部飲んで、自分の部屋に戻った。


 いつぶりだろう。 、


そう考えながら、タンスの奥底に眠らせていたカッターを取り、

自分の手首に当てる。


 どうせ見せることもない。

 誰も興味無い。


そうやって自分に言い聞かせながら1本1本の思いを

手首に刻んでいった。


ぷつ、 ッ すー、 ッ ぐり 、


少しずつ血が垂れてきたり、ぷつっと一気に血が出たり。

そんな血の流れを見ながら


あぁ、おれこれでもいきてるんだもんね


なんてことを考える。 気がつけば両手とも肘まで

血だらけになっていて、やっちゃった、と後悔に襲われる。


もう、いいんじゃない、?


1番信頼してた人に信用してもらえなくて、

居場所からも追い出されて、 俺の存在価値は何?

左手に激痛が走る。カッターの刃が真ん中の方まで刺さった。


ふ 、 ッ ” く”ぅ ッ 


傷口に涙と汗が垂れてまた痛みが増す。痺れるような、

そんな痛みに襲われる。途中から薬もきいてきたのか

意識がふわふわしだして痛みも感じなくなってきた。


このまま死ぬのかな。


遠い意識の彼方で携帯のバイブレーションがなった音がした。






~ 黈 ~


 金曜日、リーダーからLINEが来た。

 

「 ごめん、明日1時間早く来て 」

「 大事な話がある 」


 「 わかりました 。 」


珍しく絵文字も顔文字もスタンプもないLINE。

何があったのだろうかと心配になりながら返事をした。


土曜日、言われた通りに1時間早くオフィスについた。

僕以外はみんな着いていて、すごい重い空気だった。


なぁ、黈、今日Xみたか?


と橙くんに聞かれる。


いや、急いできたので見てないです。


とそのままの事実を答えた。


そっか。 … これ、


悲しそうな表情をしたリーダーが写真をそっと机に置く。


これは… 赫 、?


少し困惑しながら写真を観察する。

なにか違和感がある。 … 顔が隠されているのはもちろんだけど

何かが違う。  なんだろう、

なんて考えていると 蒼ちゃんが口を開いた。


これ、赫くんだよね、

昨日会社に送られて来たらしくて、今日はXにも、…


思い詰めた表情の桃くんの背中を擦りながら蒼ちゃんが話す。

なんで分からないんだ?この違和感に。


、赫じゃないですよ。

そもそも顔もうつってな … 


わかってる。わかってる、

でも、赫じゃない証拠もねぇんだよ、

リスナーはほんとんどこれを信じてる、


と桃くんがイライラとした口調でぶっきらぼうに呟いた。


ーー


赫が来たあとも僕は何も言えなかった。

味方をできなかった。赫じゃないと分かっているのに。


その後メンバーや警察などに相談して画像の発信主や

事実確認を行って頂くようにお願いした。

ひと段落したあとに、しっかり謝ろうと赫に電話をかけた。


… 繋がらない。 何か危険な気がして、赫の家の合鍵を持って、

メンバーに電話をかけながら赫の家に向かった。


ーー


がちゃりとインターホンも鳴らさずにドアを開ける。

人がいないような静けさに怯えながら、

「 俺も今行く 」 「 僕も 」 というメンバーのメッセージを

眺め、赫の個人の部屋がある2階へ向かう。


赫 !! 赫  !!


そう呼び掛けながら歩くが返事はない。

赫の部屋の前につくと ツン と鼻をつくような鉄臭い匂いが

僕を襲った。慌ててドアをあける。 


赫 っっっ !!!!!!!!!!!


あの時に僕が味方をしていれば違かったのか。

あの時に僕が意見を言えてれば違かったのか。


そう救急車の中で後悔の嵐に襲われながら、血だらけの赫の

左手首を握っていた。


ーー

















… が居なくなって1年だね 。

……… はあの後解散したよ 。

… みんな精神病んじゃったみたい 。

… 自業自得なのかな、笑

リスナーさんたちも心配してたよ、…


なんて、、 … 

もう届かない君に伝えても意味ないね。



 ¦ < 1502 ♡5万 RP 2.5万 


これって 苺王子 じゃない?もしかして

これ 黈 くん?

赫くんのこと?

 赫くんは生きてるから違う!!

 でも赫くんみたいな子いないし、

 最後まで赫くんいなかったじゃん















   信じて







  忘

   れ

    な

     い

      で

       ほ

        し

          い














ザザザザザザッ



   本日男性の不審死が5件、同時に発生しました。

   みな髪が赤色に染まり、顔には犬の歯型のようなものが 


ザッ ザザッ 




    ピーーーーーーーーーーッ






# ばっとえんど 不審死

好評だったら別のエンドつくります!

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