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王都警備隊…お前らそれでいいのか?

すぐに出られると思ったけど、そうは問屋が卸さなかった。王都には王都の城壁を守護する警備隊がいる。


勿論、王族であろうと止められる。それも馬車に乗っていないなら尚更。


「アルベルト様!?どうして、お一人で?」


ただ、こんなときの対処法は事前に考案済みだ。


「死の森でスタンピードが目撃されたと報告があった。私が向かい、近隣の村々に警鐘を鳴らした上で、鎮めてくる。ほれ、ここに国王からの指示書もある。」


「これは…確認いたしました。お気をつけて行ってらっしゃいませ。」


俺の指示書を確認すると警備隊達は道を空けて俺を通した。


お前ら…それでいいのか?


まぁ、指示書は偽造したわけではないので、不審に思うこともない。そもそも、ここ最近の国王からの指示書はすべて俺が書いている。


特に武力行使が必要な場合においては、俺の指示書が国王の指示を示している。これまでにも死の森への調査もこの手法で行っていた。


父上も父上だ。俺に権力与えすぎだろ?

だって俺、近衛騎士団長&近衛魔法士団長&防衛大臣&王太子を掛け持ちしてたんだぞ?


クーデター起こしたら一発だったろうに。

こんな国いらねぇけど。


まぁ、そう言っても死の森なんか行かねぇけど。

あそこだと最悪見つかるしな。


だから俺が行くのは、「皆殺しの樹海」だ。

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