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【200字詩集】来顧露  作者: 意九等
4/6

穿つ

目を向けるだけのことを

行動というのだろうか

耳を傾けるだけのことを

心配というのだろうか


見て見ぬふり

聞き流すだけ

意味を宿さない脳の応えを

心を穿つと表していいのだろうか


歩くだけのことを

人生というのだろうか

言葉にするというだけのことを

対話というのだろうか


走る訳でもなく

真剣に取り組む訳でもなく

客観的に見て「フリ」ということを

芯を穿つと表していいのだろうか


下らない煩悩に

悩んでいることも

今を穿つと言えないだろう

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